« 春の岡山お花見ドライブ、その6、大山とコブシ | メイン | カタクリを見に鋸山~豊受山へ、その2、カタクリ街道 »

2014-05-02

カタクリを見に鋸山~豊受山へ、その1、鋸山へ

山歩きを復活して13年ほどになりますが、カタクリの花は毎年、どこかに見に行っています。

最初は赤星山に何年か行き、その後は学生時代の山仲間とナスビ平へ、ある年は徳島で見たこともあるし、岡山の白馬山出見たことも二度ほどありました。

で、今年ですが、前々から行ってみたかった鋸山に山友達のRさんが案内してくださることになりました。鋸山なら30分で登れると聞き、Tさんにも声をかけてみました。体調などで山から遠ざかっているTさんも30分の登りなら、何とかなるでしょう。登ってしまえば、後は彼女が今嵌っている鳥撮りをしても良いし、カタクリを眺めながらお昼寝しても良いし(^_^;

3月の赤星や4月の腰折山にもご一緒したPさんにも声をかけてみました。

その後、私がバタバタしている間に、Tさんの知人のKさんも参加されることになり、女性5人で賑やかなカタクリのお花見になりそうです。

お花見の日は天気のよさそうな4月26日と決まりました。

P4268194



当日はTさんと私の2人はいつもの場所で7時にRさんと合流です。
善通寺インターを出発したら、まずはKさんを拾い、次に豊浜SAでPさんと合流します。

車出しは今回もRさんが引き受けてくださいました。

豊浜SAからだとあっという間に三島川之江インターに着きます。

↑画像は川之江インターを下りた後に法皇山系を眺めた画像です。赤星山以東の山には登ったことがなかったので、いつもは見えている山なみの名がわかりませんでしたが、今回は登ったおかげで、きっちりとわかります。

法皇トンネルを通過したら、いつもは金砂湖横を通過しますが、この日はトンネルを出てすぐに翠波峰方面の道に左折します。

P4268195翠波峰の展望台は秋はコスモス、春には菜の花が咲くと聞いていて、観光地になっているそうですが、私は今まで来たことがありませんでした。うんと昔、子供たちがまだ小さかった頃、行ってみようとしたものの、川之江から法皇トンネルに向かう坂の始まった場所ですでに渋滞していたことがあって、それ以来、敬遠していたのです。それに以前は今みたいに広くてきれいな道ではなかったですからね。

↑かなり急坂になっている展望台への道を登りきると、素晴らしい眺めが待ち受けていました。今から登る鋸山と豊受山をまず撮影しました。

手前の尾根が自然林で良い雰囲気です。

P4268196豊受山の向こう側に二ツ岳が見えています。

P4268198いつも通っている平野橋も上から見ると一味違いますね。

P4268206そして、展望台の下には菜の花畑が広がっているのでした。

展望台に登った時、一人の男性が三脚を立てて撮影中だったのですが、私たち賑やかなオバサン5人が来たもので、下へと降りて行かれました。

ところがお話しているうちに、その方がプロの写真家の高橋毅さんだとわかったのです。

実は私が毎年、紫雲出山に桜を見に行っているのは、かれこれ10年近く前に友人に連れて行かれた喫茶店に高橋さんの写真集が何冊も置いてあったのが縁です。紫雲出山は私が育った町から近く、夏には子供たちを連れて山頂にも何度か行ったことがあるのに、これほど桜が見事だとは知らなくて、灯台下暗しとはこのことだと恥じ入ったものでした。その翌年から毎年、紫雲出山に行っているのです。そのことを高橋さんにお話したら「荘内半島辺りの瀬戸内海の美しさは世界に誇れる財産ですよ」と仰っていただきました。

P4268211ほんの少し、春霞がかかっているものの、文句なしの展望です。

P4268215↑こちらの山なみは、Tさんのご主人のMさんたちが良く歩かれる山域のようです。

大土岐山、兵庫山など、私は登ったことのない山域ですが、人伝手にでも話を聞くと興味が出てきますね。

P4268219翠波峰展望台の前の林道をそのまま西へと走って行くと、鋸山の登山口だそうです。

途中で、山桜がまだ咲き誇っていました。

P4268224登山口が近くなるにつれ、路肩に駐車した車の数が半端ではありません。

これは登山口をそのままやり過ごして、七々木方面に少し走ったところで、車を駐車するよりないだろうということに・・・。

幸い、100mほどやり過ごしたところで、路肩の広い場所があったので、方向転換して車を駐車します。

登山口からの歩き始めは8時51分でした。

駐車した付近に可愛いシハイスミレなども咲いていましたが、画像失敗です(^_^;

P4268225登山口には香川では見られないタチツボスミレが早速咲いていました。

ここ鋸山は愛媛でも一番西のほうに位置するのですが、植生はやはり愛媛の植生なんですね。

P4268227ウリハダカエデの葉がもう大きく展開していました。

登りは尾根道を登り一辺倒の道です。

P4268231真っ青な空に山桜と何かの芽吹きです。

照りつける日差しに、登り始めて10分も経たないうちに汗が噴き出しました。

TさんとKさんは、この日は鋸山までなので、Rさん、Pさん、私とは別行動で、ゆっくりと登ってくる手はずになっています。

P42682374月上旬には同じ山域で10センチの積雪があって雪を乗せていたシロモジの花も、この日は眩しく輝くばかりです。4月は天候の変動がいちばん大きい月だそうですね。

P4268238この春は数えきれないほど見かけたミツバツツジですが、この日もやっぱり咲いていました

P42682439時23分、鋸山山頂に到着です。

Rさんが言った通り、登山口から山頂までは30分で着くんですね。

P4268244「鋸山は私のお庭」と豪語されるPさんは、山頂を踏んだ後、早くも岩の上で展望を楽しんでいる様子。(^_^;

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ