牛ノ背~天狗塚へ、その1、ハクウンボク
6月の第2週末は、ここのところ良くご一緒しているPさんとどこかに行きましょうとお誘いメールを入れてありました。Pさんのお休みの日は15日だろうと、勝手に推測していたら、13日に返信メールが来て14日にご主人のMさんも一緒に3人でどこかに登りましょうということです。
14日は娘一家が来ることになっていたのですが、着くのは夕方のはずなので、何か適当に夕食を作ってさえおけば、14日でも特に不都合はないはず・・・。ということで、13日夕方から山行用の行動食を少し買い込んだり、娘たちの夕食用に鶏肉と白ネギを20本ほど串に刺して冷蔵庫に入れたりしておきます。焼き鳥用のバーナーはあるので、私の帰宅が遅くなったら、娘に焼いてもらうつもりです。
行先は前夜に最終的に打ち合わせをして、久しぶりの天狗塚にしました。
↑は天狗峠から眺めた天狗塚山頂方面です。
天狗塚付近には、この時期、草丈の低いキンポウゲが咲いているので、手前に入れてみました。
14日当日は財田の道の駅で5時半Mさんご夫婦と待ち合わせをしました。
Mさん宅からも財田は20分ほどで来られるそうですが、私の方も自宅から30分ちょっとで来られ、意外と気軽に来られますね。香川県は私の住んでいる中讃がもっとも南北の距離がありますが、東のほうや西の方は南北間の距離はたいしたことないです。
いつもMさんご夫婦を待たせてばかりして申し訳なかったのですが、この日は15分ほど早く着いたので、コーヒーなど飲んでまったりします。さすがに財田まで来ると気温も低めで、ホットコーヒーを選んで飲みました。
この日の歩きは天狗塚と牛ノ背ですが、コース取りをどうするかを車中で話し合った結果、この日は堰堤からまず牛ノ背へと登ることになりました。
Pさんが途中のお豆腐屋さんでお豆腐を取り置きしてくれるよう、頼んでいくというので、私もついでに半丁を頼むことにしました。半丁と言っても普通のお豆腐の1丁より大きかったのですけどね(^_^;
途中の寄り道は大歩危のコンビニとこのお豆腐やさんの二か所でしたが、登山口の堰堤に7時20分には着いていたようです。
谷の向こう側には例によって矢筈山方面が良く見えています。
私たちが着いて5分もしないうちに、香川ナンバーの車が来られたので見ていると、Mさんが「Tさんや」と・・・。私も山仲間の掲示板などで、何度かそのお名前を訊いたことのあるTさんでした。
Tさんも堰堤から登られるそうですが、Tさんは天狗塚には180回も登られているというこの周辺のエキスパートですから、後をついていけば道は大丈夫ですね。(^_^;
そういう私も牛ノ背には4度目か5度目なのですが、最初がオコヤトコから、2度め以降は天狗塚からなので、堰堤から登るのは初めてです。逆に堰堤へと下ってきたことは1度あります。
登り口にはオオバアサガラの花が綺麗でした。
寒風山トンネル付近はアサガラが多いですが、ここはオオバアサガラが多いですね。
歩き始めは7時半を回っていました。
同じく、白い花はこの時期いちばん良く見かけるウツギです。
杉林の中を登って行くと、まず目に付くのはフタリシズカです。
↑アオテンナンショウもこの山域には多いですね。
前を登るTさんとMさんの足が写っています。
↑白い小さな花はタニギキョウです。
このタニギキョウの咲いているすぐ上辺りに、亀尻峠への道との分岐になっている岩があって、8時20分には分岐に着きました。
ここまでは意外と早く感じました。
分岐の岩を過ぎると、道はじぐざくについています。
片側は谷になっているので、転落しないよう注意しながら歩きます。
足元に白い花がたくさん落ちていて、ハクウンボクの花だとわかります。
上を見上げると、ここのハクウンボクはなんと15mほど頭上で咲いているではありませんか。
↑慌てて撮影しましたが、あまりにも上で咲きすぎていて、はっきりわかりません。
↑2013年6月23日に東赤石で撮影したハクウンボク
何年か前に東赤石でまずまずで撮影できたハクウンボクを、ここでもう一度アップします。
エゴノキの仲間です。
うつむいて咲く白い花はエゴノキの花に似てますよね。
庭仲間の方のうち2人が、庭にハクウンボクを植えられたばかりですが、花は一ケ月前に済んでしまい、実が採取出来たら、頼んであるのです。
ヒメシャラもそうですが、最近は庭に植えるのはマツやサツキではなくヒメシャラやエゴ、そしてこのハクウンボクと言った雑木が植えられるのが今の流行りみたいですね。
時にはヤマコウバシなども植えられているのを見かけます。
ツクバネソウも何とか咲き残っています。
こちらはギンランです。
ギンランは今年はすでに西赤石で見ていますけど、何度見ても嬉しいですね。
赤いウエアで統一されていてさっそうと歩かれるTさんです。
首には重さ2kgというレンズをつけた一眼カメラをぶらさげられています。
この山でもモミジの仲間が良い雰囲気でした。
オコヤトコからの登り以降、久しぶりで見る、一升瓶の道標もどき?
マイヅルソウの葉もたくさん見られましたが、花はまだのようでした。
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