ヒカゲツツジ&イシヅチザクラのお花見山行、その8、瓶ヶ森散策そして帰路のアケボノ
土小屋から瓶ヶ森林道を東へ30分足らず走ると、瓶ヶ森登山口の駐車場に着きます。
登山口と言ってもここからだと男山には30分もかからずに登ることができます。
↑瓶ヶ森に多い白骨樹です。
瓶ヶ森には学生時代の春休みの帰省時と結婚して上の子供たちがまだ小さい頃の都合二回、登っていますが、何れも西ノ川から登っていて、実をいうと瓶ヶ森林道から登るのはこれが初めてです。
登り始めで、ここでも可愛いトウカイスミレを見つけました。
ほんとに小さなスミレですね。
少し登っただけで、眼下に瓶ヶ森林道が見えて、気分爽快です。
いちばん奥には伊予富士と手前の東黒森とが見えています。
瓶ヶ森林道はこの辺りがいちばん高い場所を走っていて、標高約1600m以上の場所を通っています。走るだけでも展望が思いのままです。
林道を挟んでトイレの建物があるのですが、その東側の斜面のアケボノが見事です。
これは林道を走っているだけではわからなかったでしょうね。
シハイスミレも咲いていて、こちらも綺麗な色でした。
笹原に差し掛かったら、前をやや年配の団体さんが登られていて、前方がちょっとつかえているようです。
なぜつかえているのかと思ったら、前方にちょっとしたロープ場があって、おまけにその横にイシヅチザクラが咲いているので、皆さん、それを見物されていたようです。
ちょっと広いところで、団体さんより先に行かせてもらうことにしました。
私たちは、このときはザックは車に置き、ウエストポーチだけの軽身ですから楽なものです。
石鎚をバックにして、イシヅチザクラが咲いている場所までやってきました。
この場所はいつか画像で見たような記憶があります。
きっと撮影スポットになっているんでしょうね。
イシヅチザクラが満開なら言うことなしですが、何しろアケボノもこれだけ綺麗なんですから、文句は言えません。
岩の手前に鮮やかな黄色で咲いているのはツルキンバイのようですね。
確か去年も瓶ヶ森付近で見た記憶があります。
15時35分、男山山頂の祠に着きました。
山頂のイシヅチザクラを前に入れて西黒森方面です。
手前のイシヅチザクラにピントを合わせます。
ミネザクラも可愛くて大好きですが、このイシヅチザクラもほんとに可愛いです。
Pさんの向こうに見えているのは女山のようです。
この日は時間が足りなくなったので、女山はパスします。
下山途中ではフモトスミレも見かけました。
筒上、手箱、子持権現と素晴らしい眺めが楽しめて、16時近い時刻とは思えません。
駐車場まで戻ったら、後はドライブだけですね。
朝方も立ち寄ったもう一つの残雪の場所に車を停めました。
朝はまだ開いてなかったシコクハタザオも花を開いています。
そして残雪のほうを眺めると、青いウエアの男性が近寄って行ってます。
この方も山の返りに撮影のために車を停められたようでした。皆さん、良いスポットはご存じなんですね。
それにしても、これだけの残雪が五月下旬も近いというのに、まだ残っているなんて・・・。
そのおかげで、今年のツツジはどこも見事だったのでしょうかね。
残雪の上のほうのアケボノがまだ色鮮やかなのは雪のせいで、気温が低いためだと思われます。
すでに16時を回っているとは思えない空の青さ・・・・。
それにしても、今年は天候に恵まれ、花に恵まれ、素晴らしいアケボノを3週連続で楽しむことができました。
東光森、裏寒風、そして岩黒&瓶ヶ森林道のアケボノ。
何れが勝るとも劣らない、素晴らしいアケボノでした。
こんにちは。
気持ちの良い青空と山の姿ですね。
まだスミレやサクラが楽しめるとは・・。
東京は真夏日が続いています。
投稿: 多摩NTの住人 | 2014-06-03 07:41
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日は珍しく、一日を通して石鎚の山々は天気が良かったです。
普通は朝は晴れても夕方は曇るとか、その逆も多いですけどね。
スミレは1日に登った山でも見られましたけど、さすがにサクラは
サクランボになり始めてました。
1日はこちらの山もめちゃくちゃ暑くて、暑さでばてそうでしたよ。
投稿: keitann | 2014-06-03 22:11