日浦~西赤石~前赤石、その6、帰りはトラバース道で
山頂ではセルフタイマーにして、3人で記念撮影をしていただきました。
私のカメラ?久しくセルフタイマーで撮ってないので、設定を忘れてしまっていたのです(^_^;
↑前赤石山頂には嬉しいことにウバタケニンジンの花が咲いていました。
4日前の東赤石トラバース道でも見かけなかったのですが、稜線は日当たりが良いので、咲いていたようです。
山頂でいる間に少しガスがかかってき始めたので、下ることにしました。
時刻も14時を回っているので、下山時刻も気になるところです。
登りに利用した稜線伝いの道を下りに使うのは危ぶまれるので、とりあえず東へと進みます。
下山を始めたのは14時10分でした。
下山途中でもウバタケニンジンを見つけました。
この花も東赤石界隈には普通に咲いていますが、他の山ではほとんど見られない貴重な花です。
踏み跡らしきのが下に向かっていますので、それを辿ってみます。
途中からロープが下に向かってつけられていました。
えらく長いロープで数十メートルはあったでしょうか。
たぶんこれに沿って下れば、トラバース道に出るでしょう。
途中でタカネバラも咲いています。
思った通り、14時18分にトラバース道に出てきました。
垂直距離にして50m以上は下ったと思います。
トラバース道ではシコクギボウシの花芽が風に揺れていました。
残念ながら、今年は咲いている株が見られませんでした。
Pさんが後ろで悔しがっています。
上を見上げると、先ほど歩いた稜線が見えています。
去年はガスと雨で、稜線がさっぱり見えなかったので、どこをどう歩いているやらでしたが、視界があるというのは有難いことです。
こんな青空を見ると、まるで夏山の表情ですよね。
去年歩いたばかりなので、下りは私がトップを歩かせてもらったのですが、こんなところを歩いたんですね。
晴れているので、気持ちの良い岩歩きです。
↑Pさんの狙っている被写体は何でしょう?
シコクギボウシの蕾かな?
イヨノミツバイワガサの向こうに見えるのはたぶんコマドリ尾根ですね。
前方には優美な姿の西赤石・・・。
去年、道を間違って、稜線方面に危うく登りかけたところまでやってきました。
この辺りは晴れていても、ちょっと間違いやすい個所です。
岩の上に赤テープを巻いた杭がありました。
岩壁にイワキンバイが一輪だけ咲き始めています。
この花は、オトメシャジンの頃が見ごろなのです。
この後まもなくして、分岐まで帰ってきました。
ダブルストックは邪魔になるので、分岐に置いていこうと思いながら、結局、岩歩きの時も短くしたまま片手で持ち歩いたのでした。
分岐通過は14時38分です。
分岐からは岩歩きも終わり、普通の道になります。
↑物住頭への登り返しで、振り返って眺める前赤石です。
手前のでっぱりが岩を登った前衛峰です。
大座礼方面も入れて、2枚の画像を繋いだパノラマ画像にしてみました。
向かって左には権現山方面も見えていますね。
4日前には権現越から逆に西赤石方面を見てみたけど、ガスでさっぱりでしたが、ほんとにこの日はラッキーでした。
この頃には日も差し始め、物住頭山頂付近のシロドウダンが西日を受けて白く輝いていました。
物住頭到着は14時57分。
結局、前赤石まで行って帰ってくるのに、1時間40分ほどかかった勘定です。
写真撮ったり、景色をゆっくり眺めなければ、往復1時間半も有れば大丈夫でしょう。
↑山頂標識を眺めながら、ゆっくり休憩しますが、ここで山頂標識のデザインについて話が弾みました。
黒丸で囲んだところは一体何の図柄なのか?という話になり、これはエントツ山?とMさん。
後日、この標識を設置されたエントツ山さんの掲示板でお尋ねしたところ、やはりエントツ山の図柄だということでした。
まだエントツ山の煙突をみたことはないのですが、そのうち一度眺めに行きたいものですね。
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