山友さんとタカネバラ山行、その3、タカネバラとドウダン
休憩を終えて、いよいよタカネバラへの道を歩き始めます。
私は毎年必ず見に来ているタカネバラですが、意外だったのは、同行のPさんはタカネバラの一番きれいな時期に見てらっしゃらないとか・・・。確かに梅雨の真っ只中に咲く花なので、お仕事をされている方はこの花を週末に見るのはなかなか難しいんですよね。
↑トラバース道まであと20分ほどという場所で撮影した、この日見た中ではいちばん花つきが良いと思った株です。
休憩場所を出発したのは9時40分ぐらいでしたが、いつも書いているように、最初のタカネバラの株は10分ほど登れば見られます。
その後しばらくはタカネバラはほとんど咲いてなくて、↑のようなシモツケなどが見られますが、タカネバラの時期にはシモツケはまだ開花していません。
フジイバラも咲いていますが、やっぱり綺麗なピンクのタカネバラに目がくらんでしまい、白いフジイバラはタカネバラ画像の10分の一も撮影していません。
今年はツツジ類が当たり年だったのですが、ドウダンも例外ではなかったようで、ドウダンとタカネバラのツーショットを撮影したのは初めてのことです。
もちろん、イヨノミツバイワガサも咲いています。
下の方では終盤みたいな花が多かったですが、ある程度まで登ってくると綺麗な花が見られるようになりました。
シロドウダンとベニドウダンのツーショット。
今日検索して初めて知ったのですが、ベニドウダンの白い花をシロドウダンと呼ぶそうですね。
竜王山には色の濃いベニドウダンが咲くので、もっと色の濃いのをベニドウダンというのかとばかり思っていました。
タカネバラで有名なこのコースはドウダンの道でもあります。
いよいよタカネバラの大株が多くなってきました。
これが目的で登ってきたのですから、ここいらでザックを下ろして撮影会にします(^_^;
青空を背景にタカネバラを撮れるのも滅多にないことです。
それだけ、大株ということですね。
北アルプスで見かけるタカネバラなんかは、可哀そうに、地面に張り付くように咲いていますが、ここ東赤石では堂々とした株が多いですね。
熱心に撮影されるMさん・・・。
2輪を後ボケで撮影してみました。
例年に比べると花つきの良い株が少ないように感じました。
今年の6月は雨が少なくて、気温高めの日が続いたので、花のもちが悪いのでは?と思います。バラは気温が高いと、咲き急ぐ花です。
東光森を背景にタカネバラを撮影できたのも珍しいことでした。
何しろタカネバラの季節は梅雨時なので、展望がないことが多いですし、時には雨の中の撮影ということも良くありますから・・・。
花がぼけてしまいましたが、結構、好きな画像です。
タカネバラは葉の色も美しいですから。
低い位置で咲いていた、まだ小さな木です。
今年のタカネバラは花つきは今一つでしたが、色の鮮やかな花が多かったように思います。
横から撮影した一枚です。
ヤブウツギも何とか咲き残っています。
撮影ばかりしているものだから、なかなかトラバース道に着きません(^_^;
東赤石では良く見かけるゴヨウマツの枝です。
葉っぱを触ってみると、普通のマツより葉が短くてやわらかいです。
11時20分、やっとこさでトラバース道に合流しました。
なんと、その前の休憩場所から1時間40分もかかっています。普通のコースタイムの倍ほどの時間がかかった勘定です(^_^;
でも、この日はタカネバラのお花見が目的ですから仕方ないですね。
おはようございます。
タカネバラが素晴らしいですね。こんなに堂々とした立ち姿でこの花
を見たことはありませんんでした。尾瀬の至仏山などではハイマツ帯
に這うように咲いています。
先日、長野の八方尾根を歩きましたが、オオタカネバラを初めて見ま
したタカネバラとは花弁の形が少し違うようですが、実際はそれほど
顕著な違いは分かりませんでした。
投稿: 翼 | 2014-07-01 08:49
翼さん、こんばんは。
東赤石のタカネバラは素晴らしい大株が多いでしょう?
尾瀬の至仏山も蛇紋岩の山ですからタカネバラが咲いてるんですね。
私が今までにタカネバラを見た場所は鹿島槍付近と白馬の北に位置する
雪倉岳から朝日岳へ向かっての下りです。
どちらも小さな株で、他の植物の間で何とか咲いているという感じでした。
やはりタカネバラは東赤石で見るのがいちばんと思ったことでしたよ。
オオタカネバラ葉まだ見たことがありませんが、検索してみたら、小葉の
形がタカネバラとは違うようです。
タカネバラの小葉は先が丸っぽいですね。
投稿: keitann | 2014-07-01 21:48