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2014-08-03

黒部五郎ピストンと乗鞍、その6、夕方の眺望

太郎平小屋に着いたら、すぐに受付を済ませました。

今回もいつもと同じく、夕食とお弁当をお願いしますが、朝食は頼みません。

太郎小屋の朝食時間は5時と比較的早いのですが、それでも早出をしようと思うと、朝食にかかる時間がもったいないですね。

今回はガスコンロもポットも持参しなかったので、朝食用にアミノバイタルのゼリーを持ってきました。それだと直ぐに摂取できるので、気忙しい朝にはぴったりです。

部屋は二回の廊下の奥の方の部屋でした。

P7226851

↑は太郎平小屋周辺の様子です。

建物はバイオトイレのようです。

受付の方に案内された部屋は4人部屋のようでしたが、時間がまだ早いので、最初は私だけだったのですが、後から女性2人が入ってこられました。

この方たちの歩かれるコースをお尋ねすると、翌日が黒部五郎岳を登った後、三俣の小屋まで、そして最終日は双六に登った後、新穂高まで下られるとか。つまり、折立から新穂高までの縦走ですね。コースタイムは二日連続で10時間ほどとハードコースですが、車は新穂高にデポされていて、折立まではバスで入られたそうです。

このコース、私も長い間狙っていたコースなのですが、3泊4日の行程だとばかり思い込んでいたのと、車の回収が難しいのとで二の足を踏んでいました。

実際、車を折立に置いてあるのでなければ、お二人についていきたいほどでしたが・・・。

それまでは、薬師~立山の縦走でも良いかなと思っていたのですが、この時点で、2日目に黒部五郎ピストン、3日目に薬師ピストン&下山という案が浮かびました。

幸い、翌日は天候もまずまずのようです。

P7226848小屋でしばらく休憩した後、外に出て小屋の周辺を散策してみました。

↑周辺にはヨツバシオガマやミヤマキンポウゲが咲き乱れています。

小屋の受付の方に、黒部五郎ピストンに要する時間を尋ねたら10時間ということでした。

私の足だとそれ以上かかるし、撮影時間も必要ですが、今年は四国でも10時間以上の歩きを何度か経験しているので、まぁ、何とかなるでしょう。

P7226855

夕食は夕方5時ですが、お弁当が夕方7時に渡されるので、それまでは起きていなければいけません。夕食時にビールを1缶いただいたのは言うまでもありません。

小屋の夕食後、外の様子を見に出たら、なんと、ガスが晴れて薬師が見え始めているではないですか。

P7226857西の空には、もうすぐ沈もうとする太陽・・・。

P7226860黒部五郎のガスがちょっと取れ始めました。

P7226865その後すぐに黒部五郎の全貌が現れました。

それまでは北ノ俣岳までしか見えてなかったので、ちょっと感動ものでした。

明日はあそこのてっぺんに立てるかな??

P7226862まるで昼間の撮影みたいに、くっきりと見える薬師・・・。

18時58分撮影です。

P7226871黒部五郎の背景も、なんと青空です。

その他、双六や三連方面も見えてきて、19時の就寝前の時間がリッチな時間となりました。

予定通り19時にお弁当を受け取ったら、10分も経たない間に眠ってしまいました。(^_^;

夜中は何度か目覚めましたが、その都度、再びぐっすり寝入ってしまい、前日の睡眠不足を解消できたようです。

コメント

keitannさん、こんばんは。

宝塚IC方面の渋滞(週末は常態化)に巻き込まれたりGS探しに下道走行等で
SAでの仮眠が僅かに2時間での登山、太郎平小屋に無事到着。お疲れ様でした。
keitannさんは思いの外タフですね^^)

そう言えば当方、4-5度太郎平に立っていますが太郎平小屋に泊った事が有りません。
大概、薬師峠のテン場か薬師岳山荘ですね。
何時も混雑してるイメージが有ってか敬遠してますね、で、今回の混雑具合は如何でしたか?

>車は新穂高にデポされていて、折立まではバスで・・・
此れは富山地鉄と濃飛バスが共同運行している特急バス 神岡・平湯温泉線ですね。
この路線、比較的新しい路線で当方も使って見ようと思った事が有りますが
富山-新穂高間の直通ではなくて栃尾温泉での乗換え等々で余分に一日必要?等から実現していません。

k2さん、こんばんは。

世の中、予定通りに行かないことは良くあることですね。
山登りでもきっちりと予定を練る方も多いようですが、私は旅行でも山でも
1人の時は、どちらかと言えば臨機応変に動くほうが好きですね。
複数で行くときはそうもいかないですが、一人歩きの楽しさは気ままに動ける
というのが何より魅力です。
登るのはゆっくりですが、途中で音を上げたことは今までほとんどないと思います。
タフと言えば言えるかもしれません(友人には良く言われます)

折立を朝のまずまずの時刻に出られれば、薬師岳山荘ぐらいまで入るのが妥当でしょうね。
ただ、薬師岳山荘まで入ってしまえば、コースが立山方面に限られてしまいますが、
太郎平なら雲ノ平または黒部五郎方面というコースも組み立てられますから・・。
22日夜は太郎平小屋は特に混んではいませんでしたよ。
23日夜は22日に比べると、幾分混雑していましたが、それでも4人部屋に3人で寝たので
恵まれているほうでしょうか。
私がいつも登っている7月20日前後の時期は連休以外だと小屋もそれほど混まないようです。

折立~新穂高の縦走・・・・その通りです。
良くご存知ですね。
同じ部屋の女性二人連れの方たちもやっぱり富山で一泊されたようです。
富山で一泊するなら、山の中でもう一泊するほうが良いかな?と私としては思いました。
いちばん良いのは、グループで車2台で来ることでしょうか。

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