11月中旬の上京ついでに、大山山頂
見晴台から少し登った辺りから、それまでの緩やかな道とは打って変わって急登となってきました。ジグザグを切ってはあるのですが、それでも結構な登りで、汗がだらだらと流れてきます。
登山道のわきでムラサキシキブの実が見えていて、こういうのを見ると登りのしんどさも束の間忘れますね。
今年は高知の山でも見ているムラサキシキブですが、二度めが見られるなんて今年は運がいいです。
階段が多いので、ストックがあると楽ですが、今回は荷物になるのでストックはなし。
早くも下っている方もいらっしゃいます。
さすがに大都会の近くの山、平日だというのにこんなに登山者がいるんですね。
マツカゼソウがずいぶん多い山で、登りでも下りでもあちこちにマツカゼソウがありました。
シロモジの花芽らしいですが、早くも春の準備が出来てるんですね。
登山道のすぐ西側に土砂崩れの跡のような崩壊地が広がっていました。
下りの道からもこの崩壊地は良く見えました。
先ほどから東に延びた尾根が見えていたのですが、この分岐はその尾根を辿る道への分岐みたいです。不動尻分岐と言うそうです。
ここを11時45分に通過します。
ようやくちょっと平らなところまで出てきて、一息つけました。
ここは大山の肩だそうで、なるほど山頂直下の場所になっています。
↑この辺りでは先を歩くNさん。
登りはあまり苦にならないそうで、夏には私の後輩のYさんと一緒に鏡平から笠ヶ岳に登られてきたそうで、かなり自信がついたのではないかと思います。
大山の肩からはさしもの急登も終わって、楽に登れました。
道沿いにはブナも見えます。
見下ろすと、下の旅館街やお土産物の家並みが小さく見えます。
かなり登ってきました。
標高差にして800mぐらい?
やがて、上に建物の屋根らしきものがみえてきて、どうやら山頂のようです。
山頂のすぐ下でツルウメモドキの実を見ることができました。
↑ほぼ山頂に着いたようですね。
山頂着は12時2分でした。
丁度お昼です。
先に山頂の神社にお参りをしてから、お昼にしました。
日が翳ってきて、風が少しあるので、じっとしていると寒いです。
先ほどまで登りで大汗をかいたのが嘘のよう・・・。
この時期の山登りでは、普通はテルモスかガスコンロを持参しますが、荷物になるので今回は持参していません。Nさんも持ってきていませんでしたが、なるべく秋~春の山行ではテルモスを持って行ったほうが良いよ・・・などとアドバイスを。
汗が冷えてくるので、私も薄手のダウンを羽織りました。
下山のルートは山頂に着いた時間次第でヤビツ峠に下ることも候補に挙げていました。。
ところがヤビツ峠はバスが15時半のバスしかないので、今から下るとかなり待たないといけません。
結局、本坂を下って元の阿夫利神社下社に下ることにしました。
12時35分、下山開始です。
関東の山には山頂に茶店がある山が多いですね。
ここ大山にも山頂に茶店がありました。
お昼ごはんや飲み物を忘れても困らないということです。
そういえば、軽装の方も画像に写っています。
赤い字が大きく彫り込まれた灯篭は、信者さんが寄進したもののようです。
こちらのコースが表参道なのでしょう。
石段のついた立派な道です。
昔は立派な石段だったのが、長い年月の間に石段が崩れかけて、岩ごろごろの道になっています。
それでも若い女性や子供さんが登っていました。
12時45分、ヤビツ峠への分岐を通過しました。
ヤビツ峠から丹沢の塔ノ岳には、はるか昔に登っているような記憶があります。
あれ?もう行ったの?
“大山”で検索すると“この大山”が出てくる。
時々勘違いすることがある。
ここ“オオヤマ”って読むの?
それにしても、何処でも自然と戯れてるね。
“我が人生に後悔無し”だね(笑)。
投稿: ヨックモック | 2014-11-29 08:06
ヨックさん、こんんばんは。
育てている花の水遣りが心配で、2泊3日で大忙しで帰ってきました。
その中に山歩きも何とか入れることができました。
大山と言えば、関西では伯耆大山のことですが、関東では大山(おおやま)
が割と有名みたいです。
大山参りと言って、こちらの金比羅参りみたいなものでしょうか。
麓には温泉もあって、きっと庶民の物見遊山にもなっていたんでしょうね。
どこを訪れても、植物に関心があって山歩きが趣味だと、退屈する暇なんて
ないですよね。
投稿: keitann | 2014-11-29 22:12