晩秋の徳島ノギク&紅葉ドライブ,その1、シマカンギク
11月中旬は時間が取れた年はナカガワノギクなど見に、徳島方面にドライブしています。
今年はどうかな?と思っていたら、主人の友人が11月7日~9日にかけて九州からみえることになりました。毎年、秋と春に主人と友人の二人で、車利用ですが四国88カ所を回っているのです。山に登られる方なので、私とも話が合い、今までにも何度かお会いしていますが、今回は徳島の眉山の山上にあるかんぽの宿で、主人と二人で友人をお迎えすることになりました。
と言っても、昼間は別行動で、主人と友人は昼間は札所めぐり、私はノギクの追っかけ、別々の車で別コースを走り、夕方に眉山で落ち合うという手はずです。
夜は眉山でゆっくりと食事とお酒を楽しむという、このうえないプランですね。
主人が言い出した話なので、大きな顔をして出かけられます(^_^;
↑画像は11月8日に蒲生田岬で見てきたシオギクです。
断崖絶壁で咲いていたシオギクです。
11月7日は早めに自宅を出て、できれば軽く1山を登った後、ナカガワノギクでも見て、眉山へと思っていました。ところが、出かける前に自宅でちょっとした出来事があって、家を出るのが9時半と遅くなりました。これでは山に登るのはちと厳しいですね。
ドライブ散策に切り替えて、まずはナカガワノギクを見るために走るルートを考えます。
とりあえず塩江に出て脇町~阿波山川~神山と走ることに決めました。
神山に出るには倉羅峠を越えて走るのですが、倉羅峠は標高770mもあるそうで、これだけでも結構な山越えです。
今年は5月にシャクナゲを見に雲早山に登ったので、倉羅峠には5か月ぶり?
期待していたわけではないのですが、倉羅峠を越えて神山へと下り始めたら、道沿いに何やら黄色い花。
そう、この時期は山ではシマカンギクが咲いてるのですね。
愛媛の山ではそれほど見ませんが徳島や香川の山には多いです。
この花が咲いていると、道が明るくなります。
そんな色です。
不思議と北面では全然見かけませんが。山肌の南面には多く咲くようです。
で、この時期、シマカンギクとまったく同じ色で、花の大きさもほぼ同じで咲いているのがヤクシソウです。
↑車の乗ったままで走り過ぎると、ほとんど区別がつきません。
↑中にはシマカンギクとヤクシソウがツーショットで撮れる場所もありました。
1mしか離れておらず、上にヤクシソウ下にはシマカンギクが咲いていました。
↑上で咲いているヤクシソウのアップです。
↑下で咲いているシマカンギクです。
どちらの花も低山から標高1000mぐらいまでで同じような感じで道沿いに咲いているのです。
↑シマカンギクの群生です。
この花が咲きだすと、野草散策も終盤ですね。
神山に着いたところでお昼になってしまいました。
その後、土須峠を越えて那賀町に抜けるつもりですが、お昼ごはん調達で構い山の道の駅まで走りました。これが結構東に走ることになり、1時間ほど余分に時間を食いました。
以前は大川原高原に行くときなど、よく利用した道の駅ですが、久しぶりに立ち寄ったような?
お昼を食べたら、土須峠を目指してひたすら南へと走ります。
登っている途中で、早くも綺麗に紅葉しているカエデが見えます。
植栽の木だからか綺麗に色付くものですね。
途中、眺めの良い場所があったので、対面の山を見上げますが、稜線付近はすでに落葉している気配です。
あの稜線は方角から言うと、5月に登った雲早山方面かも・・・。
山腹はまだ色づいた木々が何とか残っているようです。
高度を上げて雲早トンネルに近い場所まで来たら、渋い黄葉が綺麗でした。
でも、樹種がよくわかりませんでした。
↑赤く染まっているのは、コハウチワカエデのようです。
この赤い実は?
先端が尖った葉のようなので、ミヤマガマズミの果実ですね。
独特の葉の形をしているので、わかりやすいウリハダカエデです。
それほど高くない山にも多いカエデです。
雲早トンネルは5月以来でした。
ここで標高990mあります。
雲早トンネル横のシロモジの黄葉が目を惹きました。
さて、雲早トンネルまでは何度も自分の運転で来ていますが、ここから先を自分で運転するのは初めてです
どんな道なのかちょっと楽しみ・・・。
ノギクの追っかけなんて、いいですね。
今秋は私もあちこちのノギクを見て歩きたい、と思っていましたが
それも叶いませんでした。黄色いノギクはとうとう見ることもでき
ず、ヨメナやユウガギク、リュウノウギクを撮影するのみでした。
ナカガワノギク、いいですね。他の方のブログで拝見しましたが、
咲いているロケーションもまたいいですね。
ダルマギクと共に、いつかは会いたいノギクのひとつになりました。
投稿: 翼 | 2014-11-14 16:35
翼さん、こんばんは。
ノギクの追っかけは四国在住であれば、簡単なものですよ。
山登りと違い、車にさえ乗れば、簡単に見ることが出来ますから。
関東の黄色いノギクと言うとアワコガネギクとかでしょうか?
この時期には関東の野山に行くことが少ないので、まったく想像が
つきません。
ナカガワノギクは今年の那賀川の氾濫にもかかわらず、綺麗に咲いて
ました。
流れを背にして咲く姿は、他のノギクとは一味も二味も違いますね。
どうぞ、いつかはナカガワノギクを見においで下さい。
咲く場所をしっていないと、シマカンギクなどと違い、どこででも
見るわけにはいかないノギクです。
都合がつけば、ご案内しますよ。
投稿: keitann | 2014-11-14 21:22
雲早(くもそう)っていう重箱読みだったんですね。最初、なんて読むのかなぁと思っていました。
地名・人名は分かりにくいものですが、道路標識にローマ字があるのでわかりましたよ。
> 毎年、秋と春に主人と友人の二人で、車利用ですが四国88カ所を回っているのです。
すんごいわ。^_^;
私は、最寄霊場までは公共交通機関を利用して回りたいと思ってます。
まだ思ってるだけですど。
一応四国巡礼の本を数冊借りて読んだら、とにかくお金がかかるってことはよーくわかりました。
宿が1泊1万円弱、その他にも交通費や納経、食事代などかかりますもんね。
年金暮らしにはキツイですが、いくらばあさんでも野宿はやったことないので私には無理かなと。
だけど今じゃないとこんな冒険もできないし。
私にとっては冒険なんですよ、keitannさんにとっては朝飯前かなぁ。(^.^)
今検索したら
> 結論から言うと、電車とバスではお遍路できない、と考えておいて下さい。
だって。
ああ~~。。。1回目はやっぱりツアーじゃないとだめか。
公共交通機関を使用して回れるところは回り、あとはタクシー?
徳島だけでもなんとか自力でやってみたいと思ってます。
最近出版されている本でもっと詳しいものはないのかと疑問に思っていたのですが
WEBに掲載されていることの方が詳しくて新しい情報みたいですね。
投稿: しらす | 2014-11-20 14:34
primroseさん、こんばんは。
雲早山って読みが難しいですよね。地名はほんと難しいです。
お遍路をしているのは主人の友人と主人の二人で、私のほうは山歩きが
出来なくなったら歩き遍路でもしようかと思っています。
そうですか、お遍路ってお金がかかるんですか?
先輩のお父さんが10年近く前の80歳代の頃から歩き遍路を始められて
東京から飛行機や電車で来られて一週間ほど歩いてはまた東京に帰られて
という歩き方をされてました。ご高齢なので子供さんの誰かが付き添われて
いましたが、90歳ちょっとで全部回られました。
確かに良い宿で宿泊すると高くつきますが、お遍路さん専用の3000円ぐらいの
宿も多いみたいですよ。
私は昔、北海道で駅に寝たりして回ったことありますが、今はさすがに無理でしょうね、
確かに電車とバスだけでは遍路は無理でしょうね。
徳島の1番札所~10番札所ぐらいまでは比較的楽みたいです。(私もここだけは行きました)
ここ数年、お遍路さんがずいぶん増えたので、いろいろと便利も良くなっているようです。
まずは四国においでになって、少し回られると様子がわかると思いますよ。
投稿: keitann | 2014-11-20 22:33