初めての奥工石で紅葉狩り、その4、竜王峠へ向かう
山頂で絶景を楽しみながらお昼を食べていると、ゆるぎ岩の下の方からがやがやと言う声が聞こえてきました。
登山口に車が増えていましたが、その方たちが登ってこられたようです。
何でも阿波池田から来られた団体さんで、総勢25名ほどものグループのようです。
狭い山頂ですから、そんなに大勢の方が来られるのでは、一度には座れないので、私たちは三角点の方へと移動することにしました。
↑奥工石山頂から眺める紅葉を撮影して、移動することにします。
Gさんたちとの記念写真を団体さんのリーダーの方らしき人に撮っていただいた後、Gさんたちはそのまま下山されるようです。
私たちは山頂から尾根伝いに5分ほど北へと歩いた場所にある三角点に行くことにしました。
途中で、「北登山口」と書かれた道標の横を通ります。
↑三角点には11時48分に着きました。
ここでゆっくりとお昼の続きを食べることにします。
ところが、山頂に登ってこられたグループが今度は私たちのいる三角点のほうに移動されているようです。
折角、静かな方へとやってきたのに・・・。
三角点から山頂方面を撮影した画像です。
山頂方面は狭いので、大勢でいると窮屈そうですね。
白髪山と竜王峠に延びる尾根です。
その後、三角点方面にも団体さんがやってきたので、もう一度山頂方面へと引き返すことにしました。
静かになった山頂からは、案の定、剣山系が先ほどよりも良く見えています。
鉄塔が見えるのは梶ヶ森ですね。
石鎚方面は、さっきも今もやっぱりガスに隠れているようです。
晴れていても紅葉の色が先ほどよりも地味目に見えるのは、光線の具合のようですね。
山頂では再び国分寺のSさんご夫婦と会いました。
12時30分、竜王峠目指して下り始めました。
同じように曲がっていて双子みたいなブナ・・・。
雰囲気の良い林の中、来た道を引き返します。
同じ道でも時間帯が違うのと、天候が変わってくるのとで、雰囲気も変わります。
Pさんが持たれているのはもちろんブナです。
午後の陽射しに照らされて、ブナが黄金色に輝きました。
自然林の紅葉の中、この辺りは落ち着いた雰囲気でした。
この山にはカマツカが多いようです。
12時50分、竜王峠への分岐を通過します。
ここからは登りで歩いたのとは違う道です。
↑真っ赤な葉はコハウチワカエデみたいでした。
青空が背景だと赤が良く目立ちます。
分岐からちょっと下の辺りでは赤や黄色、緑など、紅葉の色合いが複雑です。
振り返る奥工石山・・・。
縦画像にしていますが、裾のブナが良い雰囲気ですね。
尾根道を下って行かれるPさん・・・。
尾根道はブナの木々の紅葉が真っ盛りでした。
けれども、こちらに下っているのは私たちだけのようです。
やがて、背丈ほどのササが出てきましたが、道のところは刈りはらってくれているようです。
そして、素晴らしいモミジの大木・・・。
この日見た中で、いちばん見ごたえのある株でした。
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