初めての奥工石で紅葉狩り、その1、道中の紅葉
岡山森林公園に行った翌日10月25日は山友達のPさんと奥工石山に登ることになっていました。
紅葉はすでに1500m以下に下りてきているらしいので、それに合わせた標高の山ということです。大座礼も候補に挙がっていたのですが、車道が通行止めになっているので残念ながら大座礼は諦めたのです。
↑奥工石から竜王峠への尾根歩きで見ることができたこの日一番のカエデの紅葉です。
奥工石へ登るのは私は初めてのことで、この日は高知の分県ガイドだけは持参したものの、後は運転もガイドもPさんにお任せするという何とも気楽な身分です(^_^;
当日はPさん宅に7時集合と言うゆっくりとした時間設定でした。
何でも登山口からは2時間もかからずに登れるという話です。
ですが、登山口までの林道が未舗装なので、4輪駆動の車でなければアプローチが難しいとか・・。
Pさん宅へ向かっていると、車のフロントガラスにぽつぽつと雨が降るではないですか。
え~、確かこの日は曇りのち晴れの予報のはず。雨は予想外でした。
高速高知道に乗ると、雨は止んだものの、周囲の山々はガスがかかっています。
何とか、雨に濡れることなく歩ければラッキーと言うところでしょう。
大豊インターで高知道を下りて、県道5号を川之江方面へと北上します。
途中で林道仁尾ヶ内線へと入りますが、これからがたがた道の始まりのようです。
↑車から撮影した集落の様子ですが、綺麗に石積みされた家が見えます。
この辺りは土佐北街道が近くを通っていることもあって、昔からの集落があるようです。
やがて噂に聞いていた未舗装の道が始まりました。
↑稲叢山で10月初めに見たジンジソウがここでも大群生していますが、シベの色がもう鮮やかな色ではなくなっていて、花も終盤のようです。
途中、「奥工山北登山口」という道標がありました。
ここからも登山口があるんですね。
後で、奥工石の三角点付近に北登山口へと書かれた道標がありました。
道路法面にはもう終わっているかと思っていたアサマリンドウの花がこんなにたくさん見えました。
ソフトクリーム状の花芽はいつみても可愛い・・・・。
花が閉じているのは、朝早くてまだ開いてないのか、それとも花が終盤でもう開かないのか?
花色はまだ初々しくて、陽射しされあれば開くような雰囲気ですね。
期待していた紅葉が見えてきましたよ。
前日に岡山森林公園で見たばかりのツルリンドウがここでも赤い実をつけていました。
朝日が当たってきて、錦秋に彩られた山肌が見えてきました。
朝がたの雨からは想像もできない景色が現れました。
一寸紫色になりながらも花を開いたアサマリンドウ・・・・。
四国の山ではほんとにポピュラーなリンドウです。
でも、私がいちばん好きなリンドウです。
イヌトウバナかな?
まだ咲き残っていました。
眼下に見える赤と黄色の競演です。
上を見上げると、稜線付近はすでに落葉し始めているブナが見えます。
紅葉はすでに1200m付近がいちばん見頃になっているようでした。
何とも華やかな色合いですね。
赤はカエデの色?
黄色はシロモジ?
後で考えると奥工石の山頂方面を見上げていたようです。
Pさんも私も何度も車を停めても苦にならないので、登山口に着くまでにすでに紅葉を満喫できそうですね。
ちょっとはんなりとした色合いの紅葉を過ぎると・・・・
登山口の山荘のところに着きました。
登山口着は9時27分でした。
アサマリンドウの集団、見事ですね!
全部一斉に開いてるところに遭遇したら、さらにうれしくなっちゃいそうです。
紅葉もカラフルで素晴らしいです。
投稿: 加納@新潟 | 2014-11-09 17:56
加納さん、こんばんは。
アサマリンドウは四国の山ではほんとに多いんですよ。
もう少し時期が早ければ、全部開いて見事だったでしょうね。
だけでも、登山口のアサマリンドウが全部咲いているようでは
紅葉には少し早かったと思います。
紅葉を取るか、花を取るか・・・どちらかになるんでしょうね。
四国の紅葉は今では標高800mほどまで下りて来てますね。
投稿: keitann | 2014-11-09 22:04