讃岐の里山シリーズ、鷲ノ山へ、その4、山頂へそして下山
東側の展望が開けていて、六ツ目山や伽藍山が綺麗に見えてきました。
丁度西日が当たっていて住宅街もはっきり見えますね。
六ツ目山や伽藍山と言えば、数年前の忘年山行で縦走した山で、六ツ目山の急登もしんどかったのを覚えています。
讃岐の里山はおむすび山が多いので、山頂直下はどこも急坂に喘ぐところが多いです。
↑瀬戸内海方面には小豆島もわりと近く見えました。
正面の端正な円錐形の山がこの前名前を覚えたばかりの袋山のようです。
私の住む中讃は平野部が多くて、市街地にこれほど山はないですが、高松郊外は小さな山がいっぱい点在しているのです。
先ほど登った山も、ここからがいちばん良く見えました。
15時57分、第三ピークと書かれた山頂に着きました。
けれども鷲ノ山山頂と言う山名表示が見当たりません。
祠があります。
「石船」と書かれた下山ルートの表示がありました。
東側に下るような感じですが・・・。
石船というのは古墳のこと?
あれれ、南側をもう一度良く見てみたら、もう一つ山頂が見えました。
あれが山頂みたいですね。
よく見たら、こんな道標が木につけられていましたが、「鷲」という字が消えています。
今度こそ、山頂に向かって歩きます。
16時2分、三度目の正直、今度こそ鷲ノ山山頂に間違いありません。
スマホの高度計を見ると、誤差がちょうど50mありました。
↑最初に登った南側の山で見てみた高度計です。
207m+50mで250m程度のピークだったようです。
日没までに下山したいので、すぐさま下山にかかりました。
下山開始は16時6分です。
第三ピークまで戻ってきたら、対岸の岡山も良く見えています。
オリジナルの画像には鷲羽山ハイランドの観覧車も写ってました。
風が強い日だったので、展望はまずまずです。
稜線の木々は、こんな低山でもすでに落葉して、冬木立となっています。
きっぱりとした冬の佇まいも良いものですね。
夕日に照らされた猫山方面・・・。
羽床富士=堤山も端正な姿を見せています。
登りでは気づかなかったのに、帰り道ではモチツツジがここでも季節外れの花を咲かせていました。
この後、登山口で会った夫婦連れの方とまたお会いしましたが、夕日を撮影しようと稜線上で粘られてました。でも、夕日を撮影してからの下山は下り中での下山になるので、くれぐれも気をつけてくださいね・・・。装備からお見受けするに、ベテランの方のようで心配はないと思いましたが・・・。
ロープ場付近では、最初に登った峰ヶ原が真正面に見えます。
稜線を歩いているときは風が強かったのが、分岐から下の樹林の中では嘘のように風がなくて、静かでした。
結局、鷲峰寺に下ってきたのは16時50分でした。
日没ぎりぎりでしたね。
でも、何とか鷲ノ山に登ることができて、やれやれです。
参道を駐車場の方へと歩いていると、正面にはやっぱり六ツ目山が見えます。
参道沿いにヤブツバキが咲いていたので、ちょっと引き寄せて撮影させてもらいました。
寒さでか、それともメジロがつつくのか、ここのツバキも花弁が傷んでいます。
車を置かせてもらった駐車場から少し南に寄ったら、お寺からも鷲ノ山山頂方面が見えていました。
最初にこの姿を見ていたら、分岐で南に進んでいたかもしれません。
山門の横に書いてあった鷲ノ山と言う山名の由来です。
お寺も由緒あるお寺のようですね。
途中で車を停めて、最初に登った峰ヶ原を撮影しました。
こちらは府中辺りのコンビニ駐車場から眺めた鷲ノ山です。
南側の山と北側の山の間にはっきりした鞍部が見えています。
あそこから北と南に登ったわけです。
帰宅してから最初に登ったほうの山が標高249.9mだということがわかりました。
その後、山仲間の方たちからこの山に峰ヶ原と言う三角点があること、北側の鷲山とを総称して鷲ノ山と呼ばれていることなど、教えていただきました。
最初に登山口しか確認していなかったのはミスでしたが、そのおかげでヤブ漕ぎもどきで峰ヶ原まで登れて、結果的には良かったと思います。
それにしても思い立って、午後1時を過ぎても十登ってこれるというのが讃岐の里山の良さですね。
寒い時も道路凍結の心配もなくて、私のようにノーマルタイヤ組でも安心して登れて、トレーニングにももってこいです。
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