讃岐の里山シリーズ、鷲ノ山へ、その1、テイカカズラの綿毛
年末が近くなるとあれやこれや用事が立てこんできます。
大掃除も形だけでもしておきたい方なのですが、この前から強風が吹き荒れて庭に落ち葉が溜まって掃き掃除も大変です。15日はえらく風が吹いてこの冬一番の寒さでしたが、翌16日は風もこましになりました。
昼過ぎまで庭掃除をしていて、1時過ぎにやっと家の中に入ってお昼をたべていたら、急に山に行きたくなりました。掃除続きで、ちょっと気分転換したくなったのです。
そういえば、この前から鷲ノ山に登ろうと考えていたのでした。詫間の博智山でも良いけど、博知山は実家方面にでも行くときにいつでも登れそうだし・・・。登山口を確認しようと山友達のRさんのHPで確認したら鷲峰寺となっていました。いつもは山渓から出ている分県ガイドを参考にしますが、この前から分県ガイドが行方不明なのです。その後、ネットで地図を開いて鷲峰寺の位置だけ確認したらいざ出発です。
↑2010年に猪ノ尻山から眺めた鷲ノ山です。
このとき案内していただいた山友さんに、対面に見える鷲ノ山を初めて教えていただいて、格好の良い山と思い、いつか登ろうと思っていました。
↑里山は冬場しか登らないのですが、去年は讃岐七富士を全部登ることにしたので、鷲ノ山に登ることなく過ぎましたが、11月末の忘年山行で再び鷲ノ山を見る機会がありました。
こうやってある山頂から別の山を見ると、次回はあそこへ登ろうというのが、私の山の登り方です。
この日は寒かったのですが汗をかくことを考え、一応、山用のウエアを着用していきます。手袋はあまりつけないのが私の流儀ですが、この日は薄手の手袋も持参します。
自宅を出たのは13時半ぐらいでしょうか。
↑の画像は土器川を渡る際の信号待ちで撮影した高鉢山ですが、13時45分撮影となっています。
丸亀市内から高鉢山が見えると知ったのが収穫です。これも去年高鉢山に登ったからわかることで、登る前にはあれが高鉢山だとはわからなかったと思います。
向かって右手前には大きく大高見峰が見えていますね。
途中のコンビニでお茶と行動食を調達してから、鷲峰寺に着いたのが14時17分のことでした。
国分寺は我が家からだと高松より手前なので、アクセスが近くて良いです。
お寺の山門前の駐車場に車を駐車させていただきましたが、私よりほんの1~2分早く夫婦連れの方が来られていました。下山したばかりかと思ったのですが、話しかけたら今から登られるとか・・。それならまたどこかでお会いすることでしょう。
↑の図はお寺の山門近くにあった説明図で、この図を見ると本堂裏手を右手に行くと山頂らしき柄が描かれています。これを見たので、山頂が北側にあると思い込んだのかもしれません。
山門すぐそばのモクレンがもう春の花芽を上げています。
これが結構な大きさなのですが、このまま3か月は花芽のまま待つ勘定です。
日が当たっているので、暖かそうに感じるものの、車の温度計では6℃ぐらいです。
参道を登って行くと、右手に山頂らしきのが見えます。
ここで、ますます鷲ノ山山頂はこれだと思い込んでしまいました。
寒いものの、青空が見えて、山登りには良い条件です。
14時22分、本堂までやってきました。
財布をザック(といってもナップサック)に入れてしまったので、お詣りは下山してからにしました。
本来はお詣りが先なんですが・・・すみません(^_^;
本堂を右手裏に歩いて道なりに進んだら、どなたかのお墓の横を通過した後、すぐに山道になりました。
石仏が並んでいて、どうやらミニ八十八ヶ所になっているようです。
香川の里山には、多いですね。
これも香川の里山には多いマンリョウ。
冬場は赤い実が目立ちます。
目の前に、懐かしいものが見えました。
そうです、テイカカズラの綿毛に会うのは一年ぶり?
ふわふわした綿毛が今にも飛び立つところで、良いところに出会えました。
いつもだと年が明けてから芽にすることが多いのですが、今年は何もかもが早いですね。
これが見られただけでも鷲ノ山に来た甲斐があったというもの・・・。
こんにちは。
午後に思い立って登山というのは、なんともすごい行動力ですね。
テイカカズラの綿毛に出会えて良かったですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2014-12-22 08:08
多摩NTの住人様、こんばんは。
普通車ノーマルタイヤの車で移動する私には、冬場は登山口までの車道が
凍結する標高の高い山は、なかなか難しいです。
それに引き替え、香川の里山は平野部の真ん中に標高300~500mの
山がぽこぽこと点在しているので、アプローチも問題ないし、何より半日
あれば、余裕で行ってこられるのが良いですね。
これが東京みたいに電車やバスで登山口までだと、ちょっとよいしょが要る
でしょうね。
テイカカズラの綿毛はこの時期の定番ですから、見られるとほっとします。
投稿: keitann | 2014-12-22 22:46