鞍掛山と十瓶山、その1、地図ロイドで登山口を探す
2月の第3週は娘が孫を連れて帰省していたので、孫の相手などをしていて出かけ難く、山行きは諦めていたのです。ところが18日~19日と、娘が孫も連れて、友達の家に泊まりに行ったので、これ幸いと19日の昼ごろから里山に行くことにしました。
行きたいところはあれこれありますが、半日で登れる場所と言うことで考えます。2月上旬に友人を空港まで迎えに行くときに眺めて気になっていた鞍掛山と十瓶山なら半日で2つの山に登れそうです。
登山口はスマホの地図ロイドで簡単に探せることがわかったので、今まで見たいに、登山口探しに時間を食うことはないでしょう。そうと決まれば話は早いです。ザックにお湯を詰めたポットと行動食を入れて出発です。
走っている途中でお昼時となったので、綾歌のうどん屋さんでお昼をたべたら、滝宮経由で鞍掛山方面へ。
↑この後に登った十瓶山を下山する途中で眺めた鞍掛山です。
標高こそ200m弱と大したことないですが、優美な吊尾根が目を惹き、数年前から登って見たいと思っていた山です。
実は去年の1月にも讃岐七富士の高鉢山に行く途中に、鞍掛山の横を通りがかったので、登ろうとしたのですが、登山口がどこにあるかわからず肝心の高鉢山に登る時間が無くなっても困るので諦めたという思い出があります。
滝宮付近から適当に車で鞍掛山を目指して走っていたら、池沿いにこの山を北西の方角から眺められる場所がありました。
でも、この場所からは鞍をかけたような、あの優美な姿を眺めることができませんね。
道路の反対側を見ると、こちらは後から登る十瓶山と12月に登った鷲ノ山が綺麗に見えています。
十瓶山は讃岐七富士にこそ入っていませんが、綺麗な富士山型をしている山で陶富士と呼ばれているそうです。
さて、車は県道17号沿いの鞍掛山すぐ東側の池近くに自販機があって、そのあたりが広い駐車場になっていたので、そこに駐車します。
歩き始めは12時48分です。
今回はスマホの地図ロイドがあるので、登山口探しも楽勝だと思い、歩き始めました。
県道17号から墓地の見えるほうへと歩いていきます。
山友達のRさんから、お墓のほうに登山口があると聞いたことがあったのです。
池の向こう側に、またまた十瓶山&鷲ノ山の姿が見えてきました。
この辺りはため池の多い讃岐の中でも特に池が多いようです。
白梅が一輪咲いていました。
ついこの前行った粟島では白梅も満開でしたが、この辺りは内陸部なので冷えこみがきついせいか、梅もまだ咲き始めです。
この後スマホの地図を見たら、どうやら登山口とは違う方向に歩いているようです。
登山口は県道17号から直接分岐があるようですね。
引き返して、再び県道17号を南へと歩きます。
↑ほんの20mかそこいら歩いたところに、登山道への入り口らしき道が見えました。
西へと向かう道です。
12時52分、この道を歩き始めます。
スマホの地図で確認すると、この道で間違いなさそうですね。
赤いラインは一旦墓地の方へと歩いたログです。
真正面に鞍掛山の二つの山頂と鞍部とが見えてきました。
道の横にはミツバチの巣箱?と思われる箱がたくさん置かれています。
このまま西方向に真っ直ぐ歩くのかと思ったら・・・
ミツバチの巣箱を通過してすぐに北の方に曲がります。
どうやら二つの山頂のうち、北側の方から先に登っているようです。
この辺りから山道になってきました。
12時55分、鞍掛地神社と書かれた鳥居に出てきました。
下山時に撮影した画像ですが、鳥居のところにはこんな石碑状のものも建っていて、杖が立てかけてあるところを見ると、ここが今では良く使われている登山口らしいです。
下の方にはアスファルトの車道のようなものも見えています。
やっぱり、墓地の辺りが、今現在の登山口なのかな?
鳥居から先は、しっかりした道がついていて迷うことはありません。
緩やかな尾根伝いに登っていきます。
振り返ると、県道17号が眼下に見えています。
遠くに見えるのは阿讃山脈?
13時2分、広場のようなところに出てきました。
祠もあるので、ここが北側の山頂?と一瞬思いましたが、この先まだ登りが続いていたので、ここはピークではなかったようです。
この広場は展望が良くて、ここからも十瓶山と鷲ノ山がしっかり見えています。
広場から数分登ると、今度こそ北側のピークに着いたようです。
石碑があって水分皇太神と書かれていました。
でも、ここはあまり展望がありませんでした。
本当にお山が好きなんだね~。
半日空いたらお山へ出かけるなんて…。
だから色んな花が見えて来るんだね。
チョッと聞くけど、地図ロイドって圏外の時でも軌跡を残してくれるの?
ポイント(例えば地図に無い分岐とか)を記する事もできるの?
画像を合わせる事もできるの?
それが出来ればカメラもGPSも持たないで、そのスマホ一台で用を足せるね。
投稿: ヨックモック | 2015-02-24 12:56
ヨックさん、こんばんは。
本当にお山が好きなんですよ。
一週間ぐらい登らないと、体がむずむずというか、どこか登りたいって
感じになりますよ。
あちこち登っていれば、誰に訊かなくても、どこの山にはいつごろ何が
咲くかってことがわかってきますし、私のように花も山も好きと言う人間には
一石二鳥です。
地図ロイドの圏外と言うのは携帯の電波の圏外と言うことでしょうか。
ログを残すのは山旅ロガーというアプリの方ですが、山旅ロガーも地図ロイドも
電話圏外のときは地図を読み込むことができないので、前もってSDカードなどに
地図を読み込ませておけば圏外でも大丈夫だそうです。(キャッシュするというそうです)
だけども、私もこの後登った山では途中でログが取れなくなったので、電波圏外になった
のかも知れません。キャッシュしておけばよかったみたいです。
地図ロイドで選べる地図は地形図もしくはヤフーの地図、もしくはgoogleの地図ですから
地図に載ってない分岐はもちろん表示されません。
あくまで、地形図をどこでも持ち運べるという感じです。
投稿: keitann | 2015-02-24 23:22
keitann様 こんにちは
鞍掛山という愛知県にも同じ山名があることから、この記事と山に親近感を持って読んでいます。
そしてスマホアプリについてどんなことが可能なのか興味は尽きませんから、上のコメントのお方と御身との間でなされた応答にも興味を持って読ませていただきました。
スマホ上に標示される地図の鮮明さには惚れ惚れしますね。
そして現在位置の表示も実にわかりやすいです。
これは相当な優れものではないでしょうか。
鞍掛山ですが、真上から見ると馬蹄形に見えますね。
投稿: ぶちょうほう | 2015-02-26 16:08
ぶちょうほう様、こんばんは。
こちらにもコメントをいただきまして、ありがとうございます。
鞍掛山で検索すると、仰るようにあちこちの鞍掛山がヒットしました。
岩手とか愛知とか・・・・。
たぶん、この山の形から着いた名前でしょうから、こういう姿をした山が
あちこちにあるということでしょうか。
山旅ロガーと地図ロイドは、ほんとに優れものだと、今でも思っています。
昨日の夕方から、ちょっとした用事で、急に岡山の娘宅に泊まったのですが
今日は娘の車を借りて、吉備津彦神社と言うところに行きました。
こういうときでも、スマホさえ開けば吉備津彦神社の裏山である吉備中山の
地図がさっと見られ、登山口も直ぐに探せます。
それ上の方で道がどうなっているかとか、いろいろなことが予測できますので
初めての山でも何の用意もせずにいきなり登れるのがいちばんの利点です。
今日はログが途切れずに綺麗に取れました。
また途切れても、繋ぎ合わせる機能があることもわかりました。
いろいろやってみて、楽しんでますよ。
投稿: keitann | 2015-02-27 21:25