5年ぶりに粟島の山に登る、その4、粟島にも足摺岬が!
板に書かれた略図の地図がかけられたその先で県道は行き止まりのようでしたが、目の前には素晴らしい青い海が広がりました。
↑足摺岬とは京の浜のすぐ西側にちょっとした山があって、その山のことらしいです。
もともと行ってみようと話していたのですが、絶叫パノラマとまで書いてあるのなら、これはぜひとも行ってみなければ・・・・
綺麗な砂浜に何とも綺麗な済んだ水でした。
これが京の浜なんですね。
海水浴には良さそうで、来年は孫を連れてくるかな~なんて考えてしまいました。
ほんの少し歩いたら、今度は「ブラジャー観音」の道標が見えました。
これも、皆でぜひ見に行こうと話していた観音様です。
すぐそこのようなので、足摺山に登る前に、まずブラジャー観音をお参りに行くことになりました。
道標に従って、狭い路地を歩いていきます。
海岸からほんの50mほどのところに、ブラジャー観音様が鎮座されていました。
両側はれっきとした石仏のようですが、真ん中にブラジャー観音様がまるでフラダンスを踊っているようなお姿です。
皆で、一斉に激写の時間です。
甍の向こうには青い海…水仙も咲いて、まるで春の陽気でした。
ブラジャー観音様のすぐ上に枝を広げているのはもちろん桜なんです。
春爛漫の時期には、何とものどかな眺めなんでしょうね。
すぐそばには、これは秋の名残のタンキリマメでした。
来た道を引き返して、足摺山へと向かいます。
↑廃屋のようですが、薪がいっぱい積んでありました。
お風呂にも炊事にも薪を使っていたので山積みにしていたのが、そのまま残ったんでしょうね。
とある民家の横を通っていたら、突然、民家の中から人が現れました。
私たちが賑やかに喋りながら歩いていたものだから、呼び止めて中に入りなさいと仰って下さいました。
↑中には小さな石のお人形がいっぱいです。
↑のおじさんのお父さんが石屋さんをされていたそうで、作られたものだそう。
ブラジャー観音もこのおじさんのお父さんが作ったものだそうです。
で、このおじさん・・・どこかで拝見したことがあると思い、考えていたら、TVで拝見したのでした。
粟島には踊りを踊るので有名なおじさんがいらっしゃって、その方なのでした(ご自分でも仰ってました)
芸名も伺ったのですが忘れました(^_^;
ブラジャー観音をお参りしてくれたお礼にと、一人一人に↑のようなものをいただきました。
手作りのお守りかな?
家族に乾杯で出演された時のサインや写真が座卓の上に飾られています。
私はこのときの「家族に乾杯」をたまたま見ていたので、よく覚えています。
↑屋根の鬼瓦も、特別に焼いていただいたもので、おじさんの顔を河原に焼いたものだとか・・・。
15分ほどもお話をうかがったでしょうか。
最後に足摺山への道を伺って、お別れしました。
足摺山に海岸の手前を西に進みます。
道標に従って、墓地の間を登っていきます。
墓地はこの辺りの風習である埋め墓のように見えました。
10分も経たないうちに絶叫スポットに着きました。
岩の上に登ると目の前には阿島山や佐柳島が見えています。
阿島山も細い砂洲で繋がっています。
PさんもRさんもやっぱり絶叫スポットに登りました。
岩の前にはこんな立札があります。(^_^;
でも、特に危険はありませんけどね。
足摺山も札所になっていて、石仏を見ることができます。
札所になっているからこそ、道も何とか整備されているようです。
なんと第二の絶叫スポットなるものもありましたが、こちらはいたって足場の良い平坦な場所で、こちらがあるなら、無理にさっきの岩に登る必要はなかったような?
なおも進むと、これが跪き大岩でした。
リュックを置い空身で岩の間を潜り抜けると、出口のところに可愛いお大師様?
由緒ありそうな瓦といっしょに安置されてました。
そして大岩をくぐった先に札所があったのです。
ここから先は札所ではないので、道はありません。
足摺岬付近はミツバツツジが群生していて、これが全部咲いたらどんなに見事だろうと思われました。
帰りは元来た道を引き返して下りました。
墓地の傍に植えられていた大株のヤブツバキは、ちょっと黒みがかった色合いの渋い花でした。
こんにちは。
とても面白そうなウォークですね。「家族に乾杯」のこの回は何となく記憶にあるような・・。足摺岬があるとは面白いですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2015-02-20 08:02
多摩NTの住人様、こんばんは。
島は山あり、海あり(もちろんですが)で、眺めもとても良いので
歩いていても面白いですよ。
こんなのどかな眺めは、今ではよほど田舎のほうか島でもなければ
見られないと思います。
「家族に乾杯」。。。この回は藤井フミヤさんが出ていた時です。
私も見てましたよ。(^_^;
粟島の足摺岬・・・名前も面白いですね。
投稿: keitann | 2015-02-20 23:04