3月21日の野草散策から、その1、田んぼの畔そしてオトメフウロ
3月21日はお彼岸と言うことでお墓参りを済ませた後、野草散策に出かけました。
そろそろ春の野草も咲きだしているに違いありません。
どこに行こうかと迷った末に、いつも良く行くフィールドへ。
毎年、春一番でツクシを見に行く場所を、今年はどういうわけかまだ訪れてなかったのです。
いつもは2月に行くのですが、3月も下旬になってから訪れたのは初めてでした。
↑いっぱい出てましたよ、ツクシ・・・。
↑これは我が家の庭でもいっぱい咲いているキュウリグサですが、野で咲くのは今年初めての撮影です。
マクロレンズを持参していたので、マクロでの撮影です。
こうしてみると小さいながらも整った花ですね。
ついでにこの時期花盛りのオオイヌノフグリもマクロで・・・。
早くもレンゲが咲き始めていました。
↑色の淡いハルノノゲシです。
普通のノゲシはもっと濃い黄色ですよね。
ホトケノザもいまどき休耕田などを一面紫色に染めていますが、色の淡いホトケノザを見つけました。
後ろのが普通のホトケノザです。
いつも夏から秋にかけてツリガネニンジンの花を見に来る場所では、野焼きがしてあってその後からツリガネニンジンの芽がたくさんでてきていました。
「山で美味いはオケラにトトキ」と言われるそうで、このトトキと言うのがツリガネニンジンの山菜としての呼び名らしいです。私は花や野菜の種や苗を通販で取り寄せていますが、ちゃんと山菜としてカタログに載ってますよ。
あまりにたくさんの株があったので、よほど山菜として少しいただこうかと思いましたが、夏には綺麗な花が咲くことだしと、ぐっと思いとどまりました。
キジムシロはこの場所ではまだ花数が少なかったけど、開花は始まっていました。
ため池から、私が来たのに驚いたかカワウが飛び立っていきました。
この辺りでは珍しく、フキノトウも見られました。
山菜のオンパレードですね。
タンポポは、この辺りのはまだまだ在来種のカンサイタンポポが主流です。
白花タンポポやセイヨウタンポポは見られません。
それでも、ここ数年、ずいぶん増えだした帰化植物のトゲミノキツネノボタンが少し見られました。
繁殖力が強そうなので、気がかりです。
帰化植物と言えば、これは3月14日に別の場所で見たものですが、オトメフウロを初めてみました。
最初見たとき、フウロソウの仲間であることはもちろんわかりましたが、初めて見る花で名前がわかりませんでした。
帰宅してフウロソウ科で調べまくってわかりました。
アメリカフウロとは葉っぱの様子も花の色も違います。
繁殖力が強いとのことですが、このときは1株しか見かけませんでしたが・・・・
来年もう一度行ったら、増えているかも知れませんね。
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