今度こそ二ツ岳へ、その3、ピンクのコミヤマカタバミ
相変わらずアップダウンのない平坦な道を歩いていると、道の傍らが紫色に染まっていました。
登山口付近では花が終わっていたタチツボスミレが、ここまで来るとまだ咲いていたのです。
5月になっても標高の高い山に行くと、まだスミレが見られるのが嬉しい限りですね。
↑山が重なり合ったその向こうがどうやら峨蔵越のようです。
先ほどはシコクチャルメルソウがたくさん咲いていたのに、ここではコチャルメルソウばかりが咲いていて、どうも棲み分けているようですね。
シコクチャルメルソウのほうが、コチャルメルソウよりもより湿っぽい場所に咲いているような気がします。
エンレイソウも出てきましたね。
エンレイソウは今年はあちこちで見ました。
青空に新緑の色が何とも言えません。
道の周辺の新緑の色も、より若々しくなってきました。
こんな気持ちの良い新緑の中を歩いたら、またまた寿命が5年延びそう・・・
100歳まで生きたらどうしよう?なんて冗談が飛び出します(^_^;
花の咲いているツクバネソウも思惑通り出てきました。
これは3日前に登った赤星山ではとうとう開花株が見られなかっただけに嬉しかったです。
早くも引き返してくる方に出会いました。
どうやら登山口を私たちより早く出発された単独の男の方のようです。
少しお話させていただいたのですが、アケボノツツジがお目当てだったようで、今年は花があまり咲いてないそうで、峨蔵越まで行って諦めて引き返すことにしたとか・・・。
この辺りから、咲いているミツバツツジが見られるようになりました。
そして、上を見上げたら、ほとんど散った後ですが、アケボノツツジも咲いていました。
足元には可憐な花の代表みたいなワチガイソウが咲いています。
峨蔵越え近くまで来たら、木々の芽吹きの色がずいぶん浅くなりました。
こちらを向いて咲いているミツバテンナンショウ・・・。
そして、まだまだ葯の綺麗なシロバナネコノメソウも出てきました。
↑道の様子です。
嬉しいことに、ピンクの筋が入ったコミヤマカタバミがありました。
ニリンソウも何とか咲き残っていました。
新緑の中を歩かれるお二人・・・
オオカメノキも撮影されるとか・・・
オオカメノキはいつも新緑の中で見かけます。
keitann様 こんにちは
圧倒的な緑ですね。
これなら寿命は相当延びて、・・・・死ぬまで生きていけることでしょう。
さすがにkeitann様です。時季的に少なくなっていますが、咲いた花たちをどんどん見つけて愛でていかれますね。
今回は小生的にはピンクの筋の入ったコミヤマカタバミを見て気分が和みました。
ところで目当ての花が少なかったといって峨蔵越で引き返された男性は、惜しいことをしたのではないですか。
もう少し根気良く稜線歩きをしたら、お目当ての花はきっと出てくるに違いないと思うのですが。
投稿: ぶちょうほう | 2015-05-25 11:26
ぶちょうほう様、こんばんは。
5月の山の新緑は口では言い表せないほど素晴らしいですね。
紅葉を眺めて寿命が延びるとはあまり思わないのですけど、新緑と言うのは生命力と
結びつくのか、これを眺めると力をもらえるような気がします。
標高が少しずつでも上がってくるにつれて、咲いた花がいろいろ見られるようになるのは
山歩きの醍醐味でしょうか。
ピンクの筋が入ったコミヤマカタバミは久しぶりに見たので嬉しかったです。
4月に高知の山で見たカタバミは真白ばかりだったので、ピンクが見たかったのです。
23日は剣山に登りましたが、剣山もピンクのカタバミが多かったです。
大好きな花なので、これが咲いてると登りも苦になりません。
峨蔵越で引き返された男性はほんとに惜しいことをしたと思います。
我蔵越から先に綺麗なアケボノツツジが多かったのでした。
たぶん毎年登られている方で、去年のアケボノがあまりに素晴らしかったので、それと
比べてしまったんでしょうね。
朝の10時に下山なんて、ほんとに勿体ないです。
投稿: keitann | 2015-05-25 22:53