イワウチワ満開の伯州山&岡山森林公園、その2、憧れの花次々と
山歩きの準備をして出発したのは8時27分のことでした。
Pさんは最初からスパッツ着用しますが、私とRさんは横着して必要になった時につけようという魂胆です。
心配なのはいつもより一週間早く訪れたので、いつも咲いている花が咲いているのかどうか?ということです。
駐車場から登山口までで、いつもトキワイカリソウなど見られるのですが、さて?
↑嬉しいことに、トキワイカリソウがいつもの場所で咲いていてくれました。
これも四国では見られない花なので、中国地方の山で見せていただいてます。
Pさんは初めてなのだそうで、熱心に撮影されてます。
ショウジョウバカマも初々しい花が咲いていました。
↑これはコチャルメルソウ・・・
頭上にはオオカメノキの白い花が咲いていて、早春ムードたっぷりです。
車道沿いでいつも咲いているオオタチツボスミレは田んぼの畔で何とか咲き始めていました。
豪雪地帯で見られるスミレです。
登山口の山桜がいつもだとかなり咲いているのが、ほんの数輪しか咲いていません。
一週間早いと、やっぱり違うものですね。
だけども、キクザキイチゲは前回来たときよりも花数が多いような?
まだ眠っているコが多いので、これは帰りにもう一度撮影するとしましょうか。
それでも中にはぱっちりとお目覚めしている花もありました。
登山口周辺はさすがに雪はありませんが、まだ芽吹きしてない木々の様子から春まだ浅いことがわかります。
キクザキイチゲの撮影をしている間に、夫婦連れの方が追い越して行きました。
キクザキイチゲには目もくれず歩かれています。
花の山なのですが、お目当ては歩きだけなんでしょうか?
いつもこの辺りで咲いているシロバナタチツボスミレ。
だけど、いつもは花盛りのスミレが、一週間早い訪問なのでほとんど見られません。
おや、これは見覚えがあります。
確か、ツノハシバミの花?
岡山森林公園でラベルのついた木があったおかげで、わかります。
ハシバミとはヘーゼルナッツの木のことで、食い意地の張った私はそのおかげで覚えられます。
まだほとんど芽吹きの始まってない山の中で上の方だけ緑が見えます。
最初は何の緑かわからなかったのですが、ブナの芽吹きの色だったんですね。
これもお目当ての花の一つ、イワナシの綺麗な花が現れました。
イワナシも一週間早い訪問のおかげで、綺麗な花があちこちで見られました。
7月末の北アルプスでは、咲き終わりのしょぼい花しか見られないのですが、ここでは綺麗な花が普通に咲いています。
↑ひときわ綺麗な色の花です。
ここで標高は700mかそこいらですが、北アルプスでは標高2500mぐらいで咲いてますから、いろいろな場所に適応できる花なんですね。
イワナシの花の大盤振る舞いでした。
花チエックに余念のないお二人さん。
登山道沿いにこんなに雪が残っています。
スミレもまだ咲いてないはずですね。
ところが、まだ春浅いはずなのに青々とした木が出てきました。
ブナです。
例年だと5月初めに来ていますが、その頃でもあまり芽吹いてなかったと思うのですが・・・
今年はえらく早いですね。
望遠で覗いてみると、ここでもブナに花が咲いていました。
この一週間前に高知の三辻山でブナの花を見たばかりでしたが、今年は全国的にブナの豊作なのかもしれません。
タムシバの白い花もまだ咲いていて、青空背景なので綺麗に写ります。
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