姪といっしょに寒風山へ、その1、素晴らしい青空の下
私事になりますが、今まで忙しい仕事をしていた姪の働く環境が、この春から少し変わったそうで、そのうち山にでもいっしょに登る?という話になっていました。
とはいえ、私の方の都合と姪の都合がなかなか合わず、一緒に山に行きましょうと言う話が持ち上がってから1か月以上経った5月20日は、天気もうまい具合に上々で、姪の知人の女の子も一緒に寒風山に登ってきました。
いつもは花の追っかけの山行が多い私ですが、こんな天気の良い日に山初心者の若い人を連れていくなら、何と言っても展望の良い山がいちばんですね。
そして、初心者でも時間がかからずに登れて、あまり危なくない山と言えば寒風山か伊予富士ということになりましょうか。
姪の家に6時過ぎに迎えに行ったら、同行する姪の友人も直ぐにやってきました。
伊予西条でコンビニに寄った以外は、途中で車を停めることもせず、一路寒風茶屋へと向かいました。
因みに姪は今まで登った山らしい山は富士山だけで、姪の友人が登った山は大文字山だそうです(^_^;姪の友人は鳥取出身だそうですが、鳥取だと大山には一度ぐらいは登るのかと思ってましたが、今は責任問題もあって、地元の子供の山登りってあまりしないんでしょうか。
登山口到着は8時半頃です。この日はデジカメの撮影時刻設定が出来てなくて、山旅ロガーの記録だけが頼りです(^_^;
姪は用意していた服装でOKでしたが友達のほうはリュックを持っておらず、こんなこともあろうかと持ってきていた私の古いザックを背負ってもらいました。また服装も上から着込んでいたウエアは汗をかくと通気性がなさそうだったので、これも私のウエアをいちばん上から来てもらいました。
↑登山口でポーズを取る2人。
その前にも山をバックに一枚・・・。
私たちはポーズと言えばピースサインぐらいしかできないけど、若い子は面白いポーズをするので楽しいです(^_^;
歩き始めは8時48分です。
桑瀬峠までの登りはいきなり急登から始まるので、ゆっくりゆっくり登り始めます。
岩を登ってくる若い子たち・・・
青い空にまだかろうじて新緑と言えそうな緑が素晴らしい・・・・
足元には小さなタニギキョウが咲いています。
姪たちに花の名前を教えると、素直に覚えてくれるので、嬉しいですね。
こんな小さな花だと、興味のない人は見向きもしないですが、私に気を遣ってくれてるのかも知れません。
稜線が見えるところまで登ってきましたが、ここからまだしばらく登ります。
モミジの若葉と青空・・・・
シロモジの木を教えると、葉の形を見たりして、興味津々です。
姪は自分の家の庭に何が植わっているかも知らないのですが、山で見る木や草花は「そこでしか見られないものだから、一生懸命見ます」とのこと。
赤い芽吹きはリョウブの芽吹きですね。
これはショウジョウバカマの花後の姿です。
歩くペースはそれほど早くもないけど、遅くもなく、まずまずという感じです。
山の花はちょっと端境期に入っているので、花の撮影に時間を取られることがないので丁度良いかもしれません。
桑瀬峠が近づくと冠山が見えてきます。
登山道の傍らにはタチツボスミレがちょっとした群生で咲いていました。
確か、去年歩いたときにも、ここはスミレが多い場所でした。
コヨウラクツツジの花も咲いています。
アセビの花までまだ咲いていました。
アセビの花は3月にも良く見かけますが、かなり長い間咲くみたいですね。
桑瀬峠のすぐ手前までやってきました。
この季節に、こちらから寒風山へ登るのは初めてのような気がします。
寒風山や伊予富士には秋のアサマリンドウを見に来るか、紅葉を見に来ることが多いのです。
寒風山をバックに二人の写真を撮りました。
2人にとって、ほぼ初めてと言える山が、良い天気でほんとに良かった・・・・
keitann様 こんにちは
男性から見ますと、たとえ山に花が咲かなくとも、若い女性の存在は花そのものです。
冒頭で”サングラスのお姐さん”と見えましたが、目の部分を黒く塗りつぶしたお姪(御)さんでしたね。
それにつけても最近の若い衆は、こういう場でも表現力が豊かになりましたね。
小生でしたら写真撮影のときでもVサインすら出さずに、ただ仏頂面で固まっているだけですから。
四季折々の草花・・・・と言う表現がありますが、この時期は確かに端境期を感じますね。
しかし、そんなときの最上の”お・も・て・な・し”は若葉の明るい緑ではないでしょうか。
その中に入ると実に清々しく・どれだけ心が洗われる思いに浸れることか。
緑豊かなこの山行は、若い二人にとっては、きっと一生涯の思い出に残るものとなりましょう。
投稿: ぶちょうほう | 2015-06-05 14:44
ぶちょうほう様、こんばんは。
若い人は写真慣れしてるんでしょうか。一億そうカメラマン時代ですから(^_^;
皆が携帯やスマホを持ってるということは、とりもなおさず、いつも撮ったり撮られたり
ということなんでしょうね。
私なんか山頂についても自分の写真など撮らず、ひたすら景色や花しか撮りませんけど。
それでも山に若い人の姿があるということは、なんとなく安心感がありますね。
10年ほど前の四国の山は中高年しか見られなくて、どこか不自然でした。
そうなんです。
この日ばかりは、私も花の追っかけは少し中断して、若い人と展望を楽しむことにしました。
それでも、木の説明や花の説明を姪っ子たちが素直に聞いてくれたのは、ほんと嬉しかったです。
その後、「また山に連れて行ってください」と、ラインで頼まれたので、最初の山行は
とりあえず良い印象で締めくくれたようで良かったです。
投稿: keitann | 2015-06-05 22:51