東赤石でタカネバラを楽しむ、その4、キバナノコマノツメそして山頂
やっとトラバース道に出てきてやれやれなので、お茶休憩でもということで、5分ぐらいの立ち休憩を取ります。
不思議なことに、トラバース道まで登ってくると、シライトソウがわんさか咲いているんですよね。
↑東赤石にはシライトソウがずいぶん多くて、こんなにシライトソウが多い山はほかには知りません。
見上げると、シロドウダンの花が一つだけぶら下がっていました。
今年はドウダンまで裏年なのです。
さて、水分補給が終わったら、トラバース道を西へと歩いていきます。
とりあえず、山頂には行きたいですね。
ここにもシライトソウが固まって咲いています。
タカネバラの頃はシライトソウも見頃です。
勿論、トラバース道沿いでもタカネバラは見られます。
正面に見えてきたのはコマドリ尾根?
その向こうに石鎚山系が見えるはずですが、一寸ガスってるようです。
橄欖岩の手前には大株のイヨノミツバイワガサがこれも見ごろで咲いていました。
11時22分、直登道への分岐までやってきました。
ここからは急登となります。
足元にはシラヒゲソウの株も見えていて、あと一ヶ月ぐらいしたら、シラヒゲソウも咲くことでしょうね。
だんだん天気が良くなってきて、展望にみとれるPさんとRさん。
こんな眺めがあると、足を止めずにはおれませんね。
急登を喘ぎながら登っていると、期待のキバナノコマノツメが一輪咲いてました。
以前はもっとあったはずですが、だんだん減ってますね。
岩の向こうに青空が見えるなんて珍しい・・・・
岩の手前には、おまけにツクバネウツギの黄花まで咲いていました。
直ぐ後ろを登ってこられるのは、ウリノキの花を教えてくれた単独の女性です。
私たちがトラバース道から権現越に下ると話したら、ついていきたいとお話していたのですが、やっぱり山荘方面に行かれることにしたとか・・・。
その後ろはAさんです。
花はまだみたいですが、コウスユキソウが良い雰囲気ですね。
これはウスノキだったか?・・カンサキスノキだったか?
単独の高知の女性・・続いてAさん・・・。その後ろにRさん、Pさんと登ってきています。
たぶんAさんは私たちののんんびりペースに呆れてらっしゃるんでしょうね(^_^;
稜線に出たら、単独の女性は西の方角へと歩いて行かれました。
お気をつけて・・・・
赤石越通過は11時40分です。
一か所足場が悪いところがあって、登りも下りもちょっと手間取るのですが、そこを登った途端にキバナノコマノツメが固まって咲いてて、嬉しかったです。
今までこんなところで咲いてたかな~?
スミレは、年によって、咲いている場所がよく変わりますね。
ほぼ山頂直下で咲いているタカネバラ・・・。
こんな上のほうにまで咲きあがっているということは、今年はほんとに花の咲くのが早いです。
11時52分、山頂に着きました。
約一年ぶりの東赤石山頂でした。
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