東赤石でタカネバラを楽しむ、その1、早出
東赤石にタカネバラを見に行くようになって、10年近くになると思います。
キレンゲショウマを見ない年はあっても、タカネバラを見ない年はありませんでした。
それほど私にとっては思い入れのある花です。
今年はどの花も開花が早く、東赤石のタカネバラも6月半ばにはすでに咲いているという情報があったのですが、やはり1輪2輪といわず、たくさん咲いているのを見たい・・・・そうなると6月下旬が良いですね。
去年も一緒にタカネバラを見に来たPさん、そして数年前に一緒に東赤石~西赤石を縦走したRさんも一緒に来れるようです。
この前の週に寒風山でばったりお会いしたAさん、Kさんもお別れするとき、「次は東赤石ですかね?」と仰っていたので、私たちは21日に登ることになったとお伝えしました。
↑この日、いちばん見事な花つきだったタカネバラの株です。
たぶん、この株が毎年、いちばん花が多く咲く株だと思います。
東赤石は私が登る山としては、登山口までが近いので、一人で行くときは自宅をのんびりと6時ぐらいに出発していますが、このときはPさんの早出しましょうと言う言葉で、豊浜SAで5時半の待ち合わせとなりました。なのでRさんとは5時にいつもの場所に集合し、この日はRさんに車出しをお願いしました。
天気やいろいろなことを考えると、20日のほうが良かったのでしょうが、20日は娘一家が来ることになっていたので、私の事情で21日にしてもらったのです。香川を出るときは天気もぱっとせず、三島インターを下りてお昼の調達をしていても曇ったままです。予報では午後からの天気は良さそうですが、梅雨時、ましてや東赤石はほかが晴れていてもこの山だけはガスにすっぽり覆われて雨が降ったりすることも多いのです。すこしぐらいの雨は覚悟しておいた方が良さそうですね。
とはいえ、法皇トンネルを抜けると、意外にも山が良く見えています。
瀬場に向かう途中もまずまずの空模様。
どうやら最初から雨具と言うことはなさそうです、良かった良かった・・・・。
登山口の瀬場には6時40分ぐらいの到着だったようです。
ほんとは6時半スタートの予定でしたが、途中でのお昼調達が時間を食ったようです。
すでに登山口近くには2~3台の先客の車があったので、私たちは橋を渡った路肩の広いところに駐車します。
準備をして歩き始めていると、丁度Aさんが車でやってこられました。
Aさんは歩くのが早くていらっしゃるので、すぐに追いついてこられるでしょう。
歩き始めは6時53分です。
予定よりかなり遅れましたが、私一人だと早くても7時半ぐらいのスタートなので、なんとかなるでしょう。
天気はまずまずなのですが、時間が早いので、薄暗い中を登っていきます。
筏津からの合流点通過は7時20分でした。
この頃にはすでにAさんは私たちに追いつかれていました。
↑テンナンショウの仲間です。
今までこんな場所でこんなテンナンショウは見たことがなかったけど、花期がかなり遅いのかも?
調べてみると、ツルギテンナンショウかもしれないようです。
マユミの実はまずまず実っているようですね。
秋が楽しみ~。
Aさんに教えていただいて、キヨスミウツボに気づきました。
そういえば、6年ほど前にも下りで見てましたっけ。
急坂を登ったところのヤマツツジは今回も咲いていてくれました。
今年は山の花が早く咲くようなので、どんな花が咲いているのかが読めません。
数日前にも雨が降ったばかりなので、八間の滝は水量が多くて、轟々という音が例年にも増して迫力ありました。
モミジガサはまだまだ蕾が固いですね。
ウリノキの花が生憎と咲いてないようで、諦めて通り過ぎていたら、後ろからやってこられた単独の女性の方が、斜面を少し登ったところにある株に花が咲いているのを教えてくださいました。
↑おかげさまで、今年もウリノキの花の可愛い姿を見ることができました。
私、Rさん、Pさん、Aさんと言う順番で歩いています。
この日は雨の後で、石の上や↑のような木製の橋の上に苔がついて、とても滑りやすくて、細心の注意を払いながら渡ります。
いつもの休憩地点、瀬場谷の1本橋のところのヤマアジサイが咲き始めていました。
時刻は8時5分です。
アワモリショウマも咲いてますね。
勿論、ここで休憩です。
こんにちは。今年も見に行かれたんですね。私も富士山初登頂の時に、登山路で見かけて感激したものでした。私にとっても思い入れのある花です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2015-07-03 07:53
多摩NTの住人様、こんばんは。
這い、今年も行ってきましたよ。
標高差1000mのきつい登りですが、タカネバラのためなら登れます。
富士山の登山道にも咲いているんですね。
綺麗な色ですから、目につきますよね。
投稿: keitann | 2015-07-03 22:10