赤石プチ縦走を試みるも・・、その1、朝焼け
7月の第2週末は2週間ぶりにRさんも山歩きに参加できるとのことですが、11日の土曜日はPさんが予定が入っているそうで、12日にどこかに登りましょうと言うことになりました。
この時期は、石鎚にも花がまずまず咲いているそうですが、アルプス遠征を控えているRさんやPさんにとってはトレーニングも兼ねて少しロングコースを歩いたほうが良いかもしれません。私は今年の7月はアルプス行きは見合わせることにしたので、RさんやPさんの行きたいところへお付き合いすることにしました。花もやっぱり見たいねということで、瀬場から赤石山荘方面に登り、天気が良ければ八巻~石室越~前柄赤石~西赤石~日浦と縦走しましょうと話がまとまりました。
この時期はタカネバラは終わりだけど、シコクギボウシが咲いてるはずだし、オトメシャジンも咲き始めているようです。
縦走するなら車が2台必要なので、日浦に5時集合と決め、高松からはRさんが日浦に直行、私はPさんを豊浜SAで拾ってから日浦に向かう手はずにしました。
瀬場を遅くとも5時半にはスタートするつもりです。
↑天狗の庭付近で咲いていたオトメシャジンです。
思ったよりたくさん咲いていて、咲き始めの姿はとても綺麗でした。
背景の白っぽいのは東赤石の固有種ともいえるヒメアカショウマですが、最近名前がヒメシコクショウマと変わったようです。
さて、12日はスマホのアラームを2時45分に設定、朝と言うよりもまだ夜と言ったほうが良い時間に起き出して、暗い中を準備をして出かけます。豊浜SAでは予定通りPさんを拾い、そのままノンストップで日浦に向かいました。途中でコンビニなどに寄っているとそれだけでも遅くなるので、この日は高速に乗る前にコンビニで食料調達を済ませてあります。
まだ真っ暗い中を法皇トンネルを抜けて金砂湖畔を走ります。
それでも別子付近では辺りが白んできて、周囲が少し見えてきて運転には困らなくなりました。
それは良いのですが、フロントガラスに雨粒が少しつくではないですか・・・雨?
天気が心配ですね。
2013年6月末にもRさんご夫妻と赤石縦走をしていますが、このときは日浦集合が4時半で、周囲がまだ真っ暗で日浦の駐車場がわからずにてっきり行き過ぎたものと思い、引き返したりしてうろうろした記憶があります。けれども、その時うろうろしたおかげで、今回は日浦の場所をはっきり覚えていたので、何の苦労もなく日浦に到着しました。
↑日浦到着は4時50分でした。
Rさんはすでに到着されてましたが、今回はRさんが日浦を行き過ぎて中七番まで行ってしまったとか・・。引き返して日浦に着いた後すぐに私たちが到着したそうです。
↑の青いテントは近くに福岡ナンバーの車が駐車してあったので、福岡から来た方たちが赤石縦走されるようです。自転車もすぐ近くにデポしてありました。
私の車で瀬場まで向かうことにしますが私たちが出かけるときには、このテントの方はまだ起き出してくる気配はありませんでした。
↑瀬場まで走っていると、正面に綺麗な朝焼けが見えました。
先ほど少し降っていた雨も、このときには上がり、朝焼けは幸先良さそうに見えたのですが・・・。
車を停めて、綺麗な朝焼けを撮影します。
思わず、二年前の槍ヶ岳でのモルゲンロートを思い出しました。
瀬場には5時7分に着きました。
この頃には真っ赤な朝焼けの色はもう見られなくなっていました。
準備をして歩き始めたのは5時24分のことでした。
2年前の縦走では歩き始めから雨が降っていたのですが、それに比べれば最初から雨でないだけでも、まだましです。
辺りが薄暗くて、画像がブレブレなのでアップはしませんが、筏津からの道と合流したのは5時44分でした。暗くて何も撮影できないので、歩くことしかできません。撮影に手間取らずに済み、私たちにとっては、この方が良かったかも・・・。
豊後集落を越えて、少し開けた場所に出ても、山頂方面は見えていません。
やっぱり、展望は期待できそうにないですね。
もう少しで八間の滝と言うところで、ヒメレンゲの花が咲いていました。
こんなところで見たのは初めてかもしれません。
もしかしたら、マンネングサかしらん?
↑6月半ばにタカネバラを見に登った時には、こんな倒木はなかったはずなのに・・・。
瀬場谷が近づくとヤマアジサイが咲いていますが、時間が早くて薄暗いため、ろくな画像は撮れません。
6時半、いつもの休憩場所である1本橋に着きました。
先ほどから前方を歩かれていた単独男性が入れ違いに出発されていくのが見えます。
分岐のところで、しばらく迷っておられたようですが、左コースを登っていかれたようです。
私たちはいつものように、ここで10分ほど休憩します。
休憩を終えて分岐を6時43分に通過します。
タカネバラのお花見時は分岐を右に行きますが、今日は一年ぶりで左に向かいます。
この後の道は単調で長いです。
↑こんな梯子が見えてきたら、二度目の休憩地点もそう遠くはないですね。
急坂を登っていると、ヤマツツジが咲き残っているところがありました。
八間の滝手前のヤマツツジはすでに花が終わっていましたけど、少し登ったおかげで、まだ咲いています。
この日は、歩き始めからほとんど花らしい花を見てないので、ここでようやく撮影に余念のないPさんとRさん。
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