ジャンボフェリーと電車で伊吹山弾丸登山、その2、ハグロソウ
4年前には3合目までタクシーに乗って登り、そこから歩いて登ったのですが、今回は山登りが目的ですから、当然ながら下から歩きます。
登山口から山頂までは6000mとありますね。
私たちが登るのと相前後して、若いカップルが登っていきます。
今回の伊吹山は子供たちのグループや若い男女がすごく多かったですね。
それだけ、登山が若い世代に人気が出てきたということで、これは私たち中高年にとっても嬉しいことですね。
↑登り始めて、すぐに目についたのがこの花です。
最初はうちの庭でもいっぱい咲いているキツネノマゴと思っていたのですが、よく見ると、あれ?違う。これはハグロソウではありませんか。
ハグロソウは私の住む香川の山にも咲きますが、どこにでも咲くという訳ではなくて、ここ5年以上も見てなかったのでした。
二つ揃って咲いています。
地味花ですが、しばらく見てなかったので、嬉しい出会いでした。
さすが遠くまでやってくると、普段見かけない花が見られるのが良いですね。
↑これはノブキですね。
これも香川の山にも咲きますが、8月下旬でも、もう咲いているんですね。
今年3度目のミズタマソウは伊吹山で見ることになりました。
↑ミズタマソウの果実を初めて見ました。
ウシタキソウとよく似ていますが、茎のふしが赤くなるとか・・・・。
なるほど、赤くなっていますね。
道から赤いものが見えて、お地蔵様の前掛けでした。
ひろきち地蔵と言うようです。
登山口からしばらくは石がごろごろしたような道でしたが、途中から歩きやすい道になりました。
↑アカツメグサも咲いていますが、終盤でした。
道の傍らには栗のイガも見えていて、そろそろ秋の雰囲気でしょうか。
ツユクサも平野部のツユクサより青の色が濃いような気がします。
9時48分、一合目に着きました。
30分しか歩いていませんが、暑いので、ここで一休みしました。
休憩していると、登って行く人が見えています。
伊吹山山頂方面をバックにハングライダーが飛んでいます。
9時55分、小学生のグループの後に続いて、私たちも歩き始めました。
振り返ると、琵琶湖が少しだけ見えていますが、登るにつれてもっと良く見えるはずです。
ススキの穂ももう上がってますね。
これはクララの果実でしょうか?
肝心の花がもう終わっているので、確信はないのですが・・・。
草むらの中ではコオニユリも咲いているようです。
こちらのピンクの花は、ヒルガオのようですね。
keitann様 こんにちは
この道を、もう、10年以上登っていないような気がします。
でも、懐かしい草たちがドンドン出てくるし、道端の景色も懐かしいものが有ります。
パラグライダーも相変わらず続いていたのですね。
もう25年以上前の勤労感謝の日に、ここを歩いて、草原の中にカワラナデシコの花を見たときには嬉しかったですね。
そのときは山頂で積雪15センチほど有りました。しかも吹雪いていて視界不良でした。
2、3合目辺りではナンバンギセルも出るそうですが、気をつけて歩いても未だそれを見たことがありません。
keitann様はそれを見られたでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2015-09-04 11:42
ぶちょうほう様、こんばんは。
伊吹山の登山道としては、このルートがいちばん良く知られているようですね。
それに、電車利用ですと、このルートを登るよりないですね。
ただ、バスの時間があるので、それで時間が縛られますね。
実は今日も18きっぷを使って、一人で岡山の山を縦走してきましたが、今日の
山は駅から直に歩く山なので、バスの心配をせずに済み、楽でした。
昔は南八つなども甲斐大泉の駅から直接登ったことがあったように思います。
伊吹山のこのコースはかつてはゴンドラが運行していてスキー場か何かがあったの
でしょうか。
草原のようになっているのは、昔からだったのでしょうかね。
こういう場所はパラグライダーの練習には都合が良さそうでした。
カワラナデシコは私たちが登った時にももっと上のほうでしたが、何度か見ましたよ。
山では割と良く見かける花ですよね。
ナンバンギセルは見ることができませんでしたが、その前に香川で100株ほども
見ていたので、ナンバンギセルに関してはちょっと食傷気味でした(^_^;
贅沢な悩みですね(^_^;
投稿: keitann | 2015-09-04 22:48