アサマリンドウ咲き乱れる寒風山へ、その5、ブナの幹に自然の寄せ植え
お昼を食べたら、帰り道で花散策もしたいので、早めの下山にかかりました。
↑山頂直下のところで、登ってこられる親子連れの方とすれ違いました。
最近、若いお父さんが子供さんを連れて登ってこられるのを時々見かけますが、微笑ましいものですね。
「何年生?」とお尋ねしたら、小4とのことでした。
ちゃんとトレッキッングシューズを履き、小さな背中にはザックも背負って・・・。
私自身も15年近く前には当時小学生だった末っ子を連れて石鎚や西赤石などに登っていたので、その頃のことを思い出しながら、振り返って見送りました。
オトギリソウが早くも岩の上で紅葉した葉を見せてくれています。
帰りにも、やっぱり綺麗に咲いているシコクフウロを撮影してしまいました。
岩の上で咲いているアキノキリンソウとアサマリンドウのツーショットです。
寒風山ではアサマリンドウとアキノキリンソウのツーショットを見かけることが多いです。
上から覗き込んだら、登山道ではない斜面にもアサマリンドウが群生しているのが見えます。
今年はほんとにアサマリンドウが見事ですね。
開き始めた3輪です。
毎年、登山道途中でブナの幹が横倒しになっているところがあって、その横倒しになったブナの上にいろいろな植物が着生しているのです。
今年はアキノキリンソウと何か白いキクの花が咲いていました。
ブナの幹が自然のコンテナになっているなんて、素晴らしいですね。
やがて、桑瀬峠が見える辺りまで下ってきました。
このは日はほんとに静かな寒風山で、あまり人に会うこともなく下ります。
桑瀬峠に下ってきたのは13時頃だったでしょうか。
先客の方が二人ほどいらっしゃいましたので、私たちも一息つくことにします。
心配していたお天気もなんとかもってくれました。
桑瀬峠で振り返って寒風山を見納めしたら、最後の下りにかかります。
登山道で咲いているヤマジノホトトギス。
シロモジの丸い果実も見えています。
去年は稲叢山で拾ってきたシロモジの果実をポットに埋めておいたのですが、発芽はしませんでした。ブナやハクウンボクなど発芽しやすい果実もあるのですが、シロモジは難しいのかな?
Pさんが見つけてくれたクチベニタケ・・・。
ピンボケになりました。
下山は13時50分ぐらいでした。
寒風茶屋のお店が開いているのを初めて見てびっくりしました。
ここは石鎚方面に行くときも何度となく通っているし、寒風山自体も10度は登っていると思うのですが、平日に来ることが多かったり、お店の開いている時間帯に来ることがなかったんでしょうね。いつも閉まっているとばかり思い込んでいました。
駐車場の傍で咲いていた白花のゲンノショウコが可愛いですね。
まずまず早い下山となったので、花散策も何とかなりそうです。
keitann様 こんにちは
アサマリンドウ尽くしの山旅が終わりましたね。
早い時間の下山でしたね。
ところで記事中でクチベニタケと言う菌が出て来ましたが、先日の恵那山行でこれを見ていましたが、名前が不明のままになっていました。
早速記事にも名前を入れておきます。
ありがとうございました。
投稿: ぶちょうほう | 2015-10-10 10:13
ぶちょうほう様、こんばんは。
このときの山行はほんとにアサマリンドウ堪能の山歩きでした。
アサマリンドウは秋の花の中でもいちばん好きな花なので、撮影にも力が
入ります。
花も見られて、時間もそれほどかからないので、寒風山は良い山ですね。
クチベニタケを恵那山でもご覧になりましたか?
私も木のこの名前は数種類しかわからないのですが、その数種類の中に
入っていました。
こんな形でもお役に立てたら幸いです。
投稿: keitann | 2015-10-10 22:44