山好き、花好き

↑シオガマギクは綺麗なピンクをしているのですが、如何せん、花の一つ一つが地味なので綺麗な花が咲いているな～という雰囲気でないのが残念！

考えたら、シオガマギクを初めて見たのは8月末に亡くなった山友達と初めての寒風山に登った時のことで、このときもミヤマホツツジなど初見の花がたくさん咲いていて感激したものでした。

2007年9月8日のことですね。

それ以来、寒風山には10回以上は登ったことでしょう。

ミヤマヒキオコシも咲いていますね。

これはすでに今年は剣山で見ていますが、紅葉を見に行った落合峠でも見ますから、かなり長い期間咲くようです。

因みに、この10日後に中国地方の山に登り、サンインヒキオコシを見てきましたが、ミヤマヒキオコシは草丈１ｍほどにもなるサンインヒキオコシほどは大きくなりません。

南側の展望が開けた場所があって、稲叢山が見えています。

稲叢山も秋の花を楽しめる山ですが、今年はアサマリンドウをここ寒風で堪能してしまったので、パスするかもしれませんね。

やがて、笹原の道に出てきました。

チチ山の向こうに、今日も二ッ岳が見えています。

今まではただ眺めるだけの山でしたが、今年の5月に登ったので、今はちょっと違う想いを抱きながら眺めます。

登山道に咲いている花を眺めながら微笑んでいるＰさん。

後に見えるのが伊予富士です。

途中でお会いした単独の女性にシコクフウロのことを尋ねられましたが、この日はシコクフウロが思いがけず綺麗でした。

秋には毎年のように訪れる寒風山ですが、今年は花の開花が早いので、シコクフウロはもう終わっているかとばかり思っていたのですけど・・・・

まだこんなに綺麗に咲き残ってるんですね。

これも雨が多かったせいかもしれません。

寒風山の主、Ｈさんが草刈を丁寧にしてくださるせいで、今では登山道の両側の笹が綺麗に刈られて歩きやすい道となっています。

足元に咲いているアサマリンドウ・・・・

縦画像でも撮ってみました。

ここ寒風山では登り始めて20分も経つとアサマリンドウが出てきますが、その後、ずっと山頂直下までアサマリンドウが咲いています。

ブナ林も見えてきました。

10月半ばには紅葉するかな？

これももう終わってるだろうと思っていたホツツジがまだ咲き残っていました。

雄しべが真っ直ぐなのはホツツジだそうで、長年、花散策しているくせに初めて知りました(＾＿＾；

ここでも見事な株のアサマリンドウが・・・

Ｈさんは花を良くご存じなので、笹は刈っても花はちゃんと残してくれているんですね。

もうすぐ山頂です。

Ｐさんの後ろには瓶ヶ森も見えていますが、ちょっとガスがかかりそうかな？

この日は瀬戸内海も見えていたけど、肉眼では確認できても、撮影では無理でしょうね。

11時5分、山頂に着きました。

私一人で来ると、いつもお昼過ぎの到着になるのですが、Ｐさんといっしょだと早出をするので、早く到着できました。

寒風茶屋にはたくさんの車があったにもかかわらず、山頂には2人の方がいらっしゃっただけでした。

皆さん、伊予富士に行かれたか、笹ヶ峰まで縦走に行ったのかな？

その笹ヶ峰方面が、いつの間にかガスってしまって見えないので、まだ見えている伊予富士方面を撮影します。

西稜方面は早くもうっすらと色づいてきてますね。

お昼はその西稜方面で食べることにして、すぐに山頂を後にしました。

山頂直下で咲いているアサマリンドウが可愛いですね。

Ｐさんと2人で、何枚も撮影します。

ホツツジももう一度撮影です。

西稜の岩場でお昼をいただきます。

登り始めは暑くて汗が流れましたけど、山頂周辺は風があって何か羽織らないと体が冷えそうなので、久々でウインドブレーカーを羽織ります。

標高１７００ｍはすっかり秋でした。

お昼を食べている目の前でも、アサマリンドウが岩の隙間で一輪咲いています。

ほんとに可愛いですね。

お昼を食べ終わったので、尾根の咲のほうまで行ってみると、アサマリンドウの大株がここでも見事に咲き誇っていました。

バックに伊予富士を入れて撮影してみます。