山好き、花好き

シロモジの黄葉が綺麗ですが、陽射しが欲しいかな？

今年初めての落ち葉の敷き詰めた道を登ります。

もう、そんな季節なんですね。

花の追っかけと山歩きをしていると、季節の進むのがほんとに早い・・・・。

ピンクのウエアにピンクのザックのＯさんは、今年は北アルプスに二度も行かれたそうで、それもほぼ一週間近くの歩きばかりで羨ましいことこの上ありません。

ファガスの森までの道すがら、白馬～朝日～親不知と言う、10月初めに歩かれたコースのお土産話をいろいろお聞きしてました。四国から、そんなツアーが出るようになったなんて、夢みたいです。

私が40年前に果たせなかった栂海新道歩き…秋の紅葉も素晴らしかったそうです。

振り返ると、ファガスの森の建物が木々の間から見えます。

ヒメシャラやいろいろな木々の葉の色が見えて、良い雰囲気～。

これで、日が射していればな～。

前日の24日は上天気だったそうで、私の都合で25日にしてもらったので、ずっと日が射さなかったら申し訳ないな～などと思いながら登るのですが、それは直ぐに杞憂に終わりました。

これはブナの紅葉？

あまり記憶に残ってないのですが・・・。

登りが一段落したのかと思ったら、Ｐさん曰く「まだまだ」だそうです。

そのうちにびっくりするほど巨大なブナが出てきました。

よく見ると、2本のブナがまるで1本のブナのように見えていたようです。

それでも、巨大なブナには変わりありません。

こんな道標のある場所に登ってきました。

そして、8時49分に西砥石権現に着いたようです。

山頂表示も何もありませんが、１４５７ｍのピークで、この日登った最高地点です。

登山口のファガスの森が標高１３００ですから約１５０ｍの登りでした。

西砥石権現を過ぎてからはほぼ平坦な歩きか緩い下りになっているようです。

辺りはカラマツが多いですね。

時折、陽射しが射して、その都度シャッターを切るのですが・・・・。

木々の佇まいがとても良い雰囲気ですね。

うっとりでした。

↑ここは6畳間ぐらいの広さの場所にブナ何株も生えていて、ちょっとしたブナの密集地です。

ブナの間をすり抜けるように歩きます。

この日はＰさんがトップを歩いてくれてモデルさんがいるので良いですね。

「私の肌のようにすべすべの肌をしたヒメシャラ」

なんて馬鹿なことを言い合いながら歩きます。

女性だけの歩きはのどかでのんびりして良いものですね。

カラマツの黄葉もそろそろ終盤かな～？

何しろ、この2日前の落合峠でもすでに標高１５００ｍは紅葉が終わっていましたから・・。

南側にレーダーが見えるので、あれは高城山とわかります。

高城山方面、まだ少し曇ってますね。

ブナの幹に緑の苔が生して良い雰囲気です。

もうこの季節は、あまり緑色を見ることがないですね。

横倒しになった、大きな倒木にも綺麗な苔がいっぱいです。

こんな眺めは癒されます。

株立ちの木々の間を尾根通しの道が登っていますが、もう先ほどみたいな急坂ではありません。

のんびりと登れる坂です。

この辺りの木々はすでに冬枯れ状態でした。

また少し下っているようですね。

北側の展望が開けてきました。

吉野川が流れている流域も肉眼では見えていて、その向こうに小高い丘のような阿讃山脈が見えています。

手前に見えているのは高越山かな～？

シダがいっぱい生えているのは、この辺りもシカがかなり多いということなんでしょうね。

↑この辺りも、シカに荒らされたような雰囲気がありますね。