雪なしでも山仲間と出会いを楽しんだ石鎚、その4、怖い目せずに弥山まで
うすうす予感はあったのですが、夜明峠からの石鎚の姿もこの時期とは思えない冴えない姿でした。
花も紅葉もないこの時期は、雪があることがいかに被写体として価値があるかが良くわかりました。
夜明峠には10時24分の到着でした。
↑空が青空ではないせいもありますが、何と言っても雪が少ないので締まりのない画像になってしまいます。
↑2011年はこんなに綺麗だったのにね~。
土小屋からの道が見えると言いながら眺めるRさんとKさん・・・・。
冬の石鎚に来ると、必ずと言って良いほど、誰かが途中で雪だるまを作っていますが、今回は夜明峠にミニミニ雪だるまがありました。
雪が少ないので、こんな小さな雪だるましか作れなかったんですね。
ここからは一面の雪景色だったのに、まだアイゼンなしでも歩けます。
というか、まだ石などが少し見えてるような状態です。
空の一部に青空が覗いていて、そのうちに晴れるのでは?と一縷の希望を繋ぎます。
曇っているわりには、遠望が利いて、瓶ヶ森をバックに登ってくるこの日のメンバーの方たちです。
夜明峠を越えても、まだ笹が青々としている道です。
10時45分、三ノ鎖小屋横を通過しました。
雪が少ないので、三ノ鎖も登っている人がいました。
この辺りまで来て、ようやくツララの立派なのにお目にかかりました。
途中、二ノ鎖小屋と頂上小屋が見える場所がありました。
二ノ鎖小屋のほぼ真上に山頂の小屋が見えています。
いつもは真っ白な雪越しに見える筒上手箱なのに、青々とした笹越しに筒上手箱が見えて、ちょっと変な気持ちですね。
↑冬はこんな感じでしか見たことがありませんでした。
今回ここから眺める景色には白い色はほとんどありませんでした。
山が途切れたその向こうは太平洋かな?と思ったのですが・・・。
11時1分、土小屋への分岐を通過します。
といっても、この時期は土小屋から来る人はいませんが・・・。
鳥居も今年は完全に出ています。
↑↑これは去年の1月の画像ですが去年でも積雪は1m以上はありますね。
11時3分、二ノ鎖小屋に着きました。
ここで休憩してアイゼンをつけることになりました。
お腹も空いたので、少し食べておくことにします。
去年は工事中だった道の南側の小屋も完成しているようです。
山は曇りですが、どうやら平野部は晴れている様子。
海岸沿いは日が射しています。
小屋の屋根越しに成就社がかなり下の方に見えています。
二ノ鎖小屋から山頂目指して出発したのは11時半でした。
Kさんは去年はここまでしか歩いてないそうで、ここからは未知の世界?
すぐに鉄の階段が始まりますが、雪が積もってないので、アイゼンの爪が階段の隙間にはまりそうで歩き難いです。
ここでも立派なツララが・・・。
荒々しい石鎚南壁を望みます。
いつもはこの辺りは見上げる余裕もないのです。
ここまで登ってきてもほとんど雪が積もってない階段・・・。
歩き難いものの、怖い思いをするところも皆無です。
↑2011年は手すりもほぼ雪で埋まっていて、軽アイゼンだった私は、この場所とは別の場所ですが、下りは怖い思いをしたものですが・・・。
少し雪が積もっていると、嬉しく感じるなんてね(^_^;
ほぼ弥山まで登ってきました。
山頂の小屋周辺は冬場はばりばりに凍りついているですが、気温も高めらしくてほとんど凍っていません。
でも、天気のほうは一向に良くならず、二ノ森の上がガスってきたようです。
11時55分、弥山到着です。
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