雪なしでも山仲間と出会いを楽しんだ石鎚、その5、山頂でもバッタリそして賑やかに下山
いつも出発が遅かったり、途中で撮影しすぎて時間を食ったりで、弥山の滞在時間は30分もないぐらいで、バタバタ食べてバタバタと下るのですが、この日は撮影枚数が少なかったのと雪がなくて歩きやすかったのとで、1時間ほども滞在することができました。
山頂の神社の石段に座ってこの日のお昼のカップ麺でも食べようと準備していたら、なんだか見たような顔が・・・。あれ?エントツ山さんではないですか。里山忘年歩き以来、一ヵ月ぶりです。
↑着いてしばらくは曇っていた弥山も少ししたら晴れてきました。
↑この写真を撮っているときにエントツ山さんだと気づきました。
因みに、向かって左のお二人もいろいろな掲示板で名前をお見かけしている方でした。
もう5年以上も前に、ご来光の滝でご一緒したエントツ山さんのお兄さんも来られていて、久しぶりでお話しできました。
折角なので、皆で記念写真を撮ります。
↑の7人中、5人は香川の里山忘年会でつい1か月前に一緒に歩いた仲間です(^_^;
神社の前でも記念撮影を・・・。
歩いている間は暑いぐらいだったこの日の石鎚も、さすがに山頂では手袋をつけたりダウンを着込まないと寒いほどでした。
青空も垣間見えだした中でPさんとKさん・・・。
私もエントツ山さんについて天狗岳に行きたかったのですが、あっという間に天狗に行ってしまったエントツ山さんを望遠レンズでなんとか探します。
Kさんのお仲間のKさんも天狗へと向かわれたようです。
今回は雪があまりついてないので、天狗に行くにはチャンスだったんですけどね。
時間があったので、二ノ森の向こうに堂ヶ森も探して眺めました。
見晴しが良い時は同じ方角に九州の九重も見えるらしい・・・・
それにしても雪が少なくて、まるで春山みたいな眺めですね。
少し陽射しが感じられる天狗岳です。
13時、下山を始めました。
登りは私がトップを歩いたので、下りはPさんとRさんにトップをお願いしました。
トップを歩くと、前にモデルさんがいないので、画像がちょっと締まりのない画像になりますから・・・
去年は少々緊張しながら下った道も、この日は冗談を言いながら下れます。
全然雪のない鉄の階段道です。
ストックの先端やアイゼンの爪が引っかかって歩き難いという贅沢な悩みはありますが、これほど楽に登れる冬の石鎚は滅多にないでしょうね。
下りの人は、一応、左側通行となっています。
ここも、いつもは怖い場所ですが・・・・
いつの間にか、後からエントツ山さんが追い付いてきて、トップを歩いてくれています。
笑顔のPさんとエントツ山さんのツーショット。
あらまぁ、トレランの方が登ってきました。冬の石鎚もトレランの方が登ってこられるんですね。
この寒い中、足がむき出しです。
この日は私は折角ガスコンロを持参してきたので、夜明峠(よあかし峠)でお湯でも沸かしてコーヒー飲みましょうと言おうとして、つい「湯沸し峠でお湯でも沸かして」と言ってしまい、顰蹙を買いました(^_^;
何しろ荷物になるガスコンロ、ボンベ、コッフェル一式を担ぎ上げたのですから、どこかで使わない手はありませんよね。夏の北アルプスと冬の山には、何かあった時にはガスコンロがあると安心ですね。大昔、山では死にそうなぐらい寒い目をしましたので・・・。
13時18分、ニノ鎖小屋を通過します。
ここまで下ってくれば、後はどうということはありません。
高知の工石山や雪光山らしき山容の山が見えていたので、四国重の山を歩かれているエントツ山さんに同定をお願いしたら「高知の山はわかりません、石鎚山系なら自信あります」とのこと。石鎚山系なら、私も何とかわかるのですが(^_^;
13時43分、湯沸し峠ならぬ夜明峠に下ってきましたので、ここで休憩です。
私たちの後から下ってくる団体もいて、結構賑やかです。
早速、お湯を沸かします。
冬の山では熱々コーヒーが何よりのご馳走ですね。
おやつももちろん、皆さんに配ります。
エントツ山さんと一緒にいるのは全国の山を登られている山ガールとか・・・。
最後の登り返しも、ぺちゃくちゃ喋っていたら、苦にならずに歩けました。
15時21分、成就社到着です。
無事の登山のお礼参りをします。
Pさんはおみくじを買ったそうですが、結果は?
この後、のんびりとロープウエイ駅まで下ったら、15時46分には駅に着きました。
ふだん私たちが歩くような山ではお会いしないエントツ山さんはじめ、いろいろな山仲間の方にもばったりお会いできて、雪も霧氷もない、ないない尽くめの石鎚でしたが、出会いには恵まれた歩きとなりました。たまにはこんな冬の石鎚もあっても良いかな?
keitann様 こんにちは
山中で偶然旧知の山友達に会う・・・・・こんなうれしいことはありませんよね。
小生の場合は大概一人で歩いていますから、立ち止まって会話する機会も少なくて、たとえ行き会ったとしても、顔を忘れてしまっていることでしょうね。
今回は雪の少ない石鎚山でしたが、それでも高度感や、爽快感はちゃんと伝わってきました。
寒いところで、暖かい飲み物を飲むのは、とても豊かな気持ちに浸れるひと時ですね。
小生は暑くても寒くても、嵩ばるものは持ち歩かないのですが、お付き合いの上で、、道具一式を持参して、カップラーメンを食べる時には確かに暖かいのがとてもありがたくに思えます。
寒い中でお雑煮などを、フーフーやって食べたらおいしいでしょうね。
投稿: ぶちょうほう | 2016-01-18 17:26
ぶちょうほう様、こんばんは。
このときは旧知の間柄と言うより、いつも交流のある方とばったりお会いしたという
感じでした。
四国の山仲間はHPや掲示板で繋がっていて、皆、仲が良いと言えるでしょうか。
それに山仲間の数も大都会のある本州方面とは違い、数が少ないので、どこかの山で
1,2度はお会いしている方と再会することが多いです。
そんなときは嬉しいものですね。
私も1人で行くときも結構ありますが、山頂でお会いした方と一緒に下ったりして、それが
ご縁で知り合いになることも多いです。
今年は石鎚も剣山も去年に比べると極端に雪の少ない年になっていますが、それだけに
危険度は少ないですね。
夕べからの雪で、かなり積雪量が増えたと思いますが、一昨日の高知の山から眺めた限り
では、石鎚の雪よりも愛媛西部の標高1500程度の山の方が白かったです。
熱々の紅茶は昔、秋山や冬の山で体が冷え切った時にテントでお湯を沸かして飲んだもの
でした。いざ何かあったときやビバークしなければいけない羽目になった時、熱いものを
補給できるのは心強いものです。
なので、冬場の高山では必ずガスは持参するようにしています。
お雑煮なども、ほんとに美味しいでしょうね。
投稿: keitann | 2016-01-18 23:10