馴染み深い三豊の山に登る、その3、貴峰山でナガバタチツボスミレ咲いてた
毘沙古山は展望がなかったのですが、歩き始めから1時間以上経っているし、お茶休憩でもしましょうということで、笹の生えているところをちょっとだけ避けて、座ります。
この日は歩く時間が短いし下山したらうどん屋さんに行くことになっていたので、行動食はもう要らないかな~と思いつつ、私もチョコレート菓子をほんの少し持参していました。ところが、座るや否やPさんが「おはぎでも食べましょう」と。
↑笹の中に置かれた一口おはぎ(^_^;
おはぎを食べお茶を飲みながら、しばしお喋りタイムでした。
毘沙古山にもキティさんがプレートを吊っていたようですが、ここも割れていて文字も見えなくなっていたようです。
キティさんのプレート、この山域に多いですね。
11時7分、最後のピークである貴峰山目指して歩き始めました。
↑山頂周辺はこんな笹原になっています。
↑しかし、ちょっと下ると落ち葉が積もった照葉樹林になりました。
アベマキやコナラも多いんでしょうね。
この辺りの道は明瞭です。
前方にピークが見えてきましたけど、あれが貴峰山かな?と思い、GPSで確かめたところ、コブのようでした。
コブも越して今度こそ、貴峰山との最低鞍部に下ってきました。
時刻は11時22分。
ミニ88カ所の石仏が見えているので、間違いないですね。
親切にもベンチまで置かれています。
ミニ88カ所のお参り道はぐるりと山腹を一回りしているそうで、Rさんは前回来たときにこの周回道を歩かれたとか・・・。
そういう私も前回来たときは、帰りにミニ88カ所の一部だけ歩いたのでした。
さて、これからいよいよ最後の登りにかかりますが、↑この辺りはネズミモチの木が多かったです。
↑特にこの株は果実が鈴なりでした。
貴峰山は山頂に近づくほど傾斜が急になっているのは、遠くから姿を見ただけでわかるのですが、毘沙古山から縦走してくるこのコースは特に急坂でした。
↑この辺りから急坂の始まりです。
上を見上げても、傾斜がが急なのがわかります。
しかもほぼ直登山していて、ロープもありません。
後ろでRさんが「これは六つ目山よりきついかも」と言ってます。
きついけど、勝負が早く着くかな?
最後のほうは立木に掴まりながらなんとか登るという感じでした。
登りきったところで、海が見えてきました。
中央の平たい島が志々島です。
振り返ると、先ほど歩いてきた毘沙古山そしてその向こうに竜王山が見えています。
山頂間際になってロープが出てきましたが、この辺りは傾斜はすでに緩やかになっています。
貴峰山は通常の登山道は南面に着いていて、その道は熱心に整備されている方がいて、ほぼロープがついています。その方が山頂周辺だけロープをつけてくださったようです。
ほぼ山頂に着いたと思った途端、足元にナガバノタチツボスミレが咲いているのが見えました。
今年の初見なので嬉しいですね。
こんにちは。たいへんな山道を頑張られましたね。お疲れ様でした。スミレはご褒美でしたね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-01-31 16:30
多摩NTの住人様、こんばんは。
たいへんと言えばたいへんでしたけど、急坂は距離が短かったので
助かりました。
でも急坂を登りきったところでスミレが咲いてましたから、ほんとに
ご褒美かも・・・ですね。
投稿: keitann | 2016-01-31 23:13