馴染み深い三豊の山に登る、その2、竜王山から毘沙古山へ
三角点周辺は木を切ってくれてあって、思いのほか展望が良かったです。
三角点から西側と南側に展望が開けていて、その展望をスマホでパノラマ撮影しました。
↑山には名前を入れてみましたが、どの山も実家から見える山で、毎週、実家の畑でクワをふるいながら、これらの山なみを眺めています。
↑たまたま本日、所用で実家方面に行っていたのですが、途中通りがかった、みの駅近くのコンビニ駐車場から撮影しました。西側から貴峰山方面を撮影したパノラマ画像です。
中央に見えている格好の良い山が貴峰山です。
貴峰山から向かって左側が23日に縦走した3山です。
向かって右側は黒戸山、弥谷山、天霧山などが見えています。
↑23日に縦走した山に名前を入れてみました。
三角点松崎にはキティ山岳会のプレートがかかっていました。
もう10年ほど前に初めて黒戸山や弥谷山に登った時もキティさんの山名表示版がかかっていたのを思い出します。
そして、山名表示版の後ろに何やら緑の枝が見えていると思い、よく見たらアオモジの木でした。
花芽がもう上がっていますね。
10時ちょうどに三角点を下って、保線路方面に向かいます。
保線路まではヤブ漕ぎかな?と思っていたら、↑のような綺麗な尾根道がついてました。
これなら保線路をまっすぐ登っても三角点に来られたわけです。
三角点からものの2分で鉄塔に出てきました。
これで保線路に復帰しました。
この後、しばらく保線路を辿りますが、保線路は稜線の西側を巻くようにつけられています。
これでは竜王山の山頂に行けないな~と思っていたら・・・・
途中から山頂へ向かう道がちゃんとありました。
ご丁寧に道標も立てられています。
最近の里山はどこも整備が進んでいますね。
振り返ると、ここからも志々島などの島々が見えました。
ついこの前歩いたばかりなので、感慨深そうに見入るRさん・・・。
この辺りは典型的な讃岐の里山の地質みたいで、映えている木もネズの木が多かったです。
詫間のゴルフ場とその後ろに連なる山も一望できました。
このゴルフ場は私が高校ぐらいまでは塩田だったところで、汽車に乗ると車窓から流下式塩田が見えたものです。確か、大学時代の帰省時に詫間の駅付近で車窓を見ると塩田がなくなっていてびっくりした記憶があります。検索すると、昭和48年にゴルフ場が設立されたとありますから、記憶は合ってたようです。
なお後ろに見えている山は高尾木山や博智山です。
高尾木山と七宝山とはまだ行けてないので、この冬中に登れると良いのですが・・。
10時13分、竜王山に到着です。
三角点から10分ちょっとですから、お手軽歩きですね。
気温は思ったより高く、登っていると汗が出ます。
そして、竜王山にもキティさんのプレートがありました。
割れていたので、手で持ってもらって撮影です。
竜王山山頂は通過して次の毘沙古山に向かいますが、途中、甘夏のようなみかんが落ちていたので、上を見るとこんな山の中にミカンの木が?
↑野鳥が種を運んできたのですかね。
いくらなんでもこんな山の中にミカンを植えたとは考えられません。
思わず、手を出してみかんを拾うPさん・・・。
Pさんと言えば、忘年山行の時も山麓で柿の実を拾ってくれたのでした。
さて、このミカン・・・どうなるでしょう?
稜線は緩やかな稜線になっていて、木々も適度にまばらに生えていて歩きやすい道です。
木の影がくっきりと落ちているぐらいですから、天気も上々です。
まさかこんな気持ち良い歩きが出来るとは、思ってもいませんでしたが、わからないものですね。
前方にどうやら毘沙古山らしい姿が見えてきたようです。
アベマキの木の葉が落ちていて、気を付けて下らないと滑ります。
赤テープなども特に必要ないぐらい道は明瞭ですが、ところどころに赤テープが見えます。
こちらは模様はギンガムチエックですが、赤布ですね。
「観」とあるのは観音寺の山岳会の残したものでしょうか?
昔は道しるべには赤布を使ったもので、布なら腐って自然に帰るので、木綿の赤い布を使ったものでした。あるいはナタを持参して木をナタで刻み目印にした「なた目」などが道しるべになったものです。山岳会なら、そういうことに考量して赤布を使用しているのかも・・・。
自然に返ることのないビニールのテープは避けたいものです。
まるで陽だまりハイクみたいな尾根道を歩いていきます。
毘沙古山が近くなってきたところで、少し笹が生えて、道がそれまでよりはわかり難くなりましたが、それでも稜線を真っ直ぐ歩くだけなので、道迷いの心配はありません。
↑この程度の笹が生えているだけでヤブ漕ぎとも言えません。
10時48分、毘沙古山山頂に着きました。
竜王山から30分の行程です。
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