馴染み深い三豊の山に登る、その4、下山そしてうどん
ナガバノタチツボスミレは数輪が咲いていて、春も近いことが窺われました。

↑形の整ったナガバノタチツボスミレの花も咲いていて、私にとっては思いがけない出会いでした。
山頂からは瀬戸内海や今まで歩いてきた竜王山、毘沙古山も見えています。
↑志々島方面を眺めるRさん・・・。
前回は2009年に登っているので、なんと7年ぶりの山頂です。
黒戸山や弥谷山にはしょっちゅう登っているのに、なぜかその後足が向いていませんでした、

三角点は山頂の岩場に埋め込まれていました。
岩場から眺める北側の眺めです。
7年前に登った時は、南面から登ったのですが、この岩場に出た途端海から吹き付けてくる風がとても冷たくて、山頂に1分しかいられなくて、早々に下ったのでした。

この日は風もなく穏やかでした。
山頂から今度は弥谷山方面を眺めます。

岩場から南側に下り、振り返ると青空が出てるではありませんか。
おまけに風が遮られ陽射しが降り注ぐ南面にはコバノタツナミが早くも咲いています。

果実の後もびっしり見られて、春には見事な群落になっているんでしょうね。
コバノタツナミ撮影中のお二人・・・。
バックには三豊平野が見えています。
西側には三豊平野が広がります。
陽射しが当たったコバノタツナミの群落を見ていたら、ここでコーヒー飲んでいこうかと言う気になりました。
時刻はまだ11時46分、これから直ぐに下山すると丁度お昼になるのでうどん屋さんも混んでるかも・・・・。
ならば、コーヒー飲んで、時間調整でもしましょうか。
ここでRさんからお菓子が配られて、二度目のおやつ休憩です(^_^;
私もチョコレート菓子を持参していたのですが、さすがに出しませんでした。
陽射しが暖かく、寒波襲来はどこへやら、とても気持ち良いコーヒータイムとなりました。

30分ほどお喋りした後、おもむろに立ち上がり下山にかかりました。
下山開始は12時14分です。
行く手正面には「ふれあいパークみの」が見えています。
↑火上山を始めとした善通寺五岳方面です。
火上山は私が小学5年生の時、近所の年下の子たちを連れて子供だけで登った山です。
その頃から山が好きだったんですかね?
山頂はずいぶん木などが切られて見晴しがよくなってるような?

南側についている道はよく整備されていて、お堂までほとんどロープが張られていました。

12時27分、お堂まで下ってきました。
さて、ここから車をデポした道までどう歩くんだろう?と考えていたら・・・

お堂のすぐ下が分岐になっていて、ミニ88カ所の周回道がついているので、それを辿るようです。

反時計回りに周回道を辿ります。
石仏が一定間隔で立っていて、雰囲気の良い道です。
Pさんがプリントアウトしてきた記録には74番札所に出てきたとありますから、逆に74番札所から下れば良いみたいです。

竹林の中を下り易いところを適当に下ります。
少し下ると、踏み跡のような道でこれも巻いてるような感じ・・・。
スマホのGPSを見ながら、峠池の横に下って行くように下ります。

12時43分、車道に出てきました。

↑向こうが峠池です。

どんぴしゃで車のデポ地へ下りました。

やれやれ・・。車道歩きはしなくて済みました。

帰りは「もり」でアナゴ丸一本を天ぷらにしたというぶっかけがお勧めだったので、素直にそれをいただきます。
去年暮れに、粟島に行く前に船の待ち時間が少しあったので、ここでぶっかけうどんを食べたのでした。
山に登る前とか下った後にうどん屋でご飯が調達できるのも讃岐の里山歩きの愉しみの一つですね。

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