龍馬脱藩の道から蟠蛇森へ、その3、一等三角点そして山頂へ
ついこの前まで咲いていたようなツルリンドウの咲き跡を見たと思ったら、登山道沿いに今度はツルリンドウの果実が現れました。
↑このツルリンドウの果実だって、まだ綺麗な赤い色をしているので、最近実ったばかりのようです。
1月半ばを過ぎてツルリンドウの果実が見られるなんて珍しいですよね。
山頂まであと1.3kmとなりました。
ここまで休憩を取ってないので、「休憩どうします?」と言い出したけれど、Eさんたちはまだまだ元気です。1.3kmぐらいならこのまま登っても大したことないかな。後ろから歩かれてるはずのはるちゃんたちに追い抜かれないよう、休憩なしで登りましょう。
けど、前日にもハードな歩きをされていたPさんには、ちょっとしんどかったようです。
Pさん、ごめんね。
途中で見かけたミツマタはまだ蕾が固そうです。
比較的明るい植林の中を登られるEさんとAさん。
お二人とも健脚です。
この辺りがいちばん登りがきつかったところでしょうか。
Eさんが「ツバキが咲いてるよ」と教えてくれました。
ここのツバキはどれも樹高高めでそれも日当たりのよい高い枝先にだけ花を咲かせています。
望遠レンズに付け替えるのが面倒で、なかなか良い写真が撮れませんが、それでも芽を楽しませてくれます。
登っていると暑くて汗が出ます。
北面でさえ暑いのですから、南面の桑田山から登ったら汗が噴き出ていたことでしょうね。
落花も綺麗なヤブツバキです。
ひときわ色の濃いヤブツバキ・・・。
こちらはたぶんナンカイアオイだと思いますが、Aさんが地際の土を少しどかしてみてくださったようですが、花はまだとのことでした。
辺りはいつの間にか自然林に変わっています。
きつかった登りも一段落して、一息つけました。
後を振り返ると、少し遅れてPさん、そしてKさん。
前日の山歩きの後なのでしんどかったことでしょう。
でも、Kさんがしんがりを歩いてくださってるので、安心ですね。
前を行くEさんとAさんはどんどん歩かれています。
この辺りもヤブツバキが多くて退屈しません。
やがて、岩が出てきしたので、山頂も近そうです。
Eさんの話では鎖場だかロープ場だかもあるとのことでしrたが・・・。
岩場が出てきたと思ったら、すぐに稜線に出ました。
青空が気持ち良いです。
画像の木はどうやらヤマザクラかな?
なんか、見覚えのあるススキの原になってきました。
そしてススキの原の中に三角点がありました。
思い出しました。
いつだったか桑田山方面から登った時に、三角点が見たいというRさんと、ここまで下ってきたのでした。
そのときの記事はこちらです。
蟠蛇森には今まで二度登っていますが、二度とも桑田山方面から登ったのでした。
この三角点は大きくて、一等三角点なのです。
一等にはなかなかお目にかかれないので、記憶が残っていたのでした。
三角点のすぐそばで、ようやく目の高さで咲いているヤブツバキに会えました。
ヤブツバキは冬場の歩きの愉しみですね。
↑どうやら石鎚山系の筒上や手箱も見えてきたようです。
山頂の展望台からの眺めが楽しみです。
山頂周辺のツツジの花芽もずいぶん膨らんでいました。
前に登った時にもこれが何ツツジなのか気になってましたが、こんなに赤いのはオンツツジでしょうね。木も高さが3mほどもあって大型です。帰宅してから調べたら、やはりオンツツジが咲くようです。それにしてもずいぶんと膨らんだ花芽で、今年は開花が早そうです。
11時19分、蟠蛇森山頂に到着しました。
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