蟠蛇ケ森で春を先取り、その5、下山
お寿司が美味しそうだったので、私はバラ寿司にしましたが、イタドリも一度食べてみたかったので、イタドリの煮物も買ってみました。
注目すべきは値段なのですが、どちらも150円。素晴らしく安くて驚くでしょう?
香川の産直にもバラ寿司ぐらいは売っていますが、こんなに安くはないと思います。
しかもお味はどちらもとても美味しかったのです。特にバラ寿司のお酢の味がまろやかで絶品です。ゆず酢を使っているのかもしれません。
イタドリの煮物も美味しかったので、私の友達でイタドリの調理法を知っている子がいるので、炊き方を教えてもらおうと思います。
食後はコーヒーと皆が持ち寄ったおやつで、食べ切れないほどでした。
三角点の傍には道標があって、「川の内」と書かれています。高知の分県ガイドを持参したのを調べてみたら、川の内方面へ30分も下ると、朽木峠に下りますが、この朽木峠は坂本龍馬ヶ脱藩一日目に越えた峠なのだそうです。
面白そうなので、今度来ることがあれば、そちら方面から登るか下るのも良いかと思いました。
山頂に生えていた大型のツツジの木ですが、分県ガイドには「オカツツジ」というのが自生しているとありましたが、これがどうでしょうか?
着てるものも薄着ですが、風は冷たくなく、ほとんどお花見の頃の陽気でした。
海を眺めながらの車道歩きはのどかです。
登りで見逃していたコショウノキが車道の傍らで咲いていますが、花つきが良くてびっくりしました。
この里道が急で気が抜けません。
見上げると、山頂方面はかなり上になりました。
日当たり抜群だからか真っ赤な実が素晴らしく良くついたナンテンの木です。
途中、足を滑らせそうなところもありましたが、何とか下ってきました。
高知ではユズリハの木は良く見かけるので珍しくないですが、実がついているのは初めて見ました。
この実、アルカロイドが含まれていて毒なのだそうです。
が、ユズリハ自体は縁起の良い木なのです。
石垣にヤクシソウやイエギクらしきキクの花が咲いているのを見ると、1月とは思えませんね。
快晴に恵まれて、下りにも汗をかいたほどでした。
この後、すぐ下にある桑田山温泉に行くことになっていたのですが、温まるつもりが汗を流すのに丁度よい温泉行きとなりました(^_^;
こんにちは。
イタドリが食用になるのは知っていましたが、こういう状態で売られているのは驚きでした。これはぜひ食べてみたいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012-01-17 21:57
多摩NTの住人様、こんばんは。
イタドリを日常的に食べるのは高知だけの食習慣みたいですね。
同じ四国でも香川ではほとんど食べないんですよ。
でも、私の高校時代の友人が料理上手な人がいて、マロングラッセも作ったり、イタドリのレシピも持ってるそうなので、春に試してみようと思います。
イタドリを茹でて、後は味付けすればよいだけのも売ってるのを見たことありますので、それなら簡単みたいです。
この日食べたイタドリ、他の方にもお味見してもらったのですが、皆さん美味しいとおっしゃってました。
投稿: keitann | 2012-01-17 23:00