馴染み深い三豊の山に登る、その1、水出から登る
1月の第4週末は数日前からテレビなどで猛烈な寒波が来るという予報が出ていました。
その週は山友達以外の友人たちと会ったりランチしたりしていたせいもありますが、週末の天気があまりにも悪いようなので、早々に山歩きは諦めていた感もありました。ところが22日金曜日になって山友達のPさんから週末の山はどうしますかというメールが届きました。慌てて、天気予報を確認したら24日は寒波襲来で歩けそうもないですが、23日午前中はそれほど悪くはなさそうです。Rさんにも連絡したところ、貴峰山周辺か雲辺寺はどうですか?とのこと。ただ、お天気がはっきりしないので、午前中で歩いてしまえる里山のほうが無難ですね。
里山歩きなら出発はゆっくりで良いので、当日23日朝の様子を見てから山行を決行するかどうか決めることにしました。
↑結局、この日歩いた3つの山のうち最後に登った貴峰山から眺めた我拝師山方面の眺めです。
さて、当日23日の朝はゆっくりと7時に起床しました。
直ぐにテレビをつけてあちこちの気象情報をチエックしますが、どうやらその日の予想雨雲レーダーでは昼ごろまでは雨は降らないみたいです。外に出て空の様子も見てみますが、それほど悪くなさそうです。けれども、登山口まで時間がかかり、歩く時間も長くなる雲辺寺はちょっと無理なので、貴峰山周辺を歩くほうが良さそうです。7時半にPさんRさんに決行のメールを入れました、「ふれあいパークみの」に9時集合というメールです。
この日はガスコンロは持たず、テルモスも500mlの小さいのだけ。
お昼ご飯は下山してからうどんを食べましょうとPさんからメールがあったので、行動食とコーヒーのみ用意します。
ふれあいパークみのに着いたら、いちばん遠いはずのRさんがすでに着いていました。(^_^;
高速利用すると鳥坂インターで下りると直ぐなので早いとか・・・。
この日のコースですが、それまでは貴峰山~毘沙古山の縦走だけかと思っていたのですが、Rさんの話ではもっと北にある竜王山も登りたいとのこと。3山縦走なら、どちらから登るが良いかと考えた末、海に近い竜王山から登ることにしました。車が3台あるので、貴峰山下山口に一台デポし、もう一台で竜王山に向かうことに。
Rさんの車はふれあいパークみのに置き、Pさんと私の車でまずは県道221号沿いの貴峰山下山口に向かいます。
貴峰山南側を通る221号はいつも良く走る道で、車をデポするのに丁度よい場所があるのは知っていたので、↑のように私の車をデポしました。
ここなら下山口にもそう遠くないし、路肩がかなり広いので、邪魔になりません。
ところが、この場所に車を停めたところ、Pさんが「ここから貴峰山に登れるはず」と言います。年でも検索したらそのコースが出て来たそうで、わざわざその記録をプリントアウトしたのを持参してくれたのです。
いつも通り過ぎる場所ですが、ここから貴峰山に登れるのかな?と思ってはみるものの、確かめてみたことがありませんでした。(^_^;
ここから登った人がいるならここへ下ってこれるはずですね。
そうなると車道歩きもせずに済みます。
今度はPさんの車に3人が乗りこみ、県道21号を東へと走り水出へと向かいます。
スマホの地図ロイドで確認すると、竜王山に登る前に、まずは三角点松崎に登るのですが、竜王山の尾根の東側から道が続いているようです。
車でそれらしき道を探しながら走っていると、これに違いないという道がありました。
少し上まで車が入れそうなので、なおも車で登って適当な駐車場所を探します。
結局、21号からほんの少し登った場所、↑の石塔の前に車を置かせていただきました。
ここが歩き始め地点で、標高はスマホの地図ロイドでは29mとなっています。
歩き始めの時刻は9時27分です。
精々3時間もあれば縦走できることでしょう。
今から登る竜王山、毘沙古山、貴峰山は実家にも近い山で、子供時代からよく見ている馴染み深い山々なのに縦走するのはこれが初めてです。灯台下暗し・・・というやつでしょうか(^_^;
西に向かって歩いていくと池が見えていますが、池の上の道を進むと良いようです。
Rさん、私の2人がスマホでGPS確認しながら歩くので、道は間違えようもありません。
畑の横で良いものを見つけました。
早くもほころび始めたジンチョウゲの花です。
早いですね…これが初見でしたが1月にもうジンチョウゲがほころんでいるなんて・・。
そして、週末に寒波到来と言っていた予報は見事に外れ、意外にも空は青いのです。
海を眺めると、つい2週間ほど前に歩いた志々島が見えてきました。
志々島は最高点が100mちょっとなので、こちらから見ると平坦な島に見えます。
少し登っただけで、見え方も違ってきますね。
志々島の向かって右が高見島、左が佐柳島です。
どちらもまだ記憶に新しいですね。
9時37分、四国電力の鉄塔保線路入口までやってきました。
ここを登るようです。
あれ?保線路入口に、何か咲いてると思ったら、ヒメオドリコソウでした。
高見島で1月早々にオドリコソウの方を見たばかりでしたが、今度はヒメオドリコソウです。
今年は春から縁起が良いですね。
去年はヒメオドリコソウもなかなか見られなかったと記憶しています。
保線路はじぐざぐを切ってあって、登り易いです。
途中、右手に踏み跡が見えました。
方角から言ってもその踏み跡が三角点松崎に向かう道のようですね。
↑踏み跡を登って行くRさんとPさんです。
今度はコバノミツバツツジの気の早いのが咲いていました。
日影なのが残念ですが、これも早いですね。
荘内半島周辺はコバノミツバツツジが多いところで、いつも4月にもコバノミツバツツジのお花見に登ろうと思いながら、なかなか実現出来ていません。
9時51分、三角点の表示がありました。
標高126.7m・・・・三角点松崎です。
ここでもすでに志々島の最高点より高いですね。
歩き始めて15分足らずで、三角点を一つgetできました。
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