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2016-01-19

志々島の大楠に会いに行く、その3、志々島最高点の横尾の辻へ

菜の花の向こうに見える瀬戸内海はすっかり春の風情です。

しばらく見とれてしまいました

P1019100

↑丘の上には小さな小屋があって「楠の倉」と書かれてありました。

しばし佇み、瀬戸内海を眺めるこの日のメンバーです。

この小屋に入って、高見島方面にレンズを向けると、ちょうど菜の花と高見島が窓枠にはまって良い雰囲気で撮れます。

P1019102

眺めを堪能したら、再び遊歩道を進みますが、道沿いにはタンキリマメがいっぱいでした。

↑サヤはもう赤くないけど、艶々とした黒い実はまだサヤにくっついたままです。

海に近い林の縁などではタンキリマメをよく見ます。

P1019105↑これは植栽と思われるシキミですが、もう花が咲いていました。

例年は春先に見る花ですけど・・・。

P1019108遊歩道はこの辺りはなぜか舗装されていて、ちょうど先ほど眺めた大楠の上辺りを歩いています。

道沿いには水仙ももう咲いてますね。

瀬戸内の島には水仙が付き物です。

私たちが歩いていると、向こう側から数人の方が歩いてこられました。

観光客ではなくてどうやら三豊市の役場の方のよう・・・。島おこしのためなのか、この日はかなり島に来られていたようです。

P1019109

大楠を見る前に越えた峠まで帰ってきました。

P1019110

ここからはいわば島の稜線を歩きます

P1019111道沿いは昔は畑だったようで、↑のような水瓶のようなものが残っています。

畑の花や野菜用に天水を貯めるためのものですね。

P1019113GPSで確認すると、道の北側にちょっとした山頂らしきものがあるようなので、登ってみることにしました。

最初は笹で覆われていますが、すぐに踏み跡に出ます。

P1019114

山頂らしき場所にはこんな説明書きがありました。

特に山頂でもなんでもなかったようです。

P1019117一応、説明書きを撮影するRさん・・・。

P1019118元の道へと下ります。

結局、山頂である横尾の辻よ、ほんの少し低いコブだったようです。

P1019119

トップを歩かれているEさんが見える辺りは、もとの道です。

この辺りで標高90mぐらい?

P1019121

道沿いにキヅタが出てきました。

P1019122

ちょっとした樹林の中を抜けて、なおも西へと進みます。

P1019124

途中、海岸へと下る道がありました。

つまり三叉路になっているのでした

P1019125

道は横尾中継水槽と書かれた水槽のすぐ際から下っていますが、私たちは山頂目指してまだ西へと歩きます。

P1019126

これは島で良く見かける大型の植物で、調べたらどうやらハマウドと言うようです。

P1019132水槽から少し歩いたところで、水仙の群落がありました。

を見下ろす場所に咲いていて雰囲気がばっちりです。

思わず座り込んで撮影してしまいました。

P1019136その後、すぐに山頂に着きました。

時刻は9時57分です。

一足先に到着されたEさんは何やら登頂者名簿に記入されているのかな?

山頂は見晴し抜群ですが、印象的に木が一本だけ生えています。

P1019138

遮るもののない360度の展望は素晴らしいものでした。

山頂名は「横尾の辻」と言い、山の名前には珍しいですね。

実際、志々島は全体が丘のような島で、ここ横尾の辻も山と言う雰囲気はあまりありません。

P1019139

こちらは東側の眺めで遠くには瀬戸大橋も見えています。

P1099145awasima

そしてこちらは西の方角で、粟島が見えています。

どちらも見えている島の名前が書いてありましたので、初めての方でも島の名前がわかりますね。

P1019141

あまりに素晴らしい展望があるうえに、お誂え向きにテーブルとイスが設置されていて、ここで休憩してコーヒーを飲まない手はありませんね。

↑早速、皆で持ち寄った行動食を出して、コーヒーを入れます。

P1019142

そして、この日もコーヒーで乾杯です。

この「横尾の辻」には皆初めて来たのです。

とても素晴らしい場所だし、登るにも楽に登れるので、高校時代のバレー部仲間をぜひ連れてきてあげようと思ったことです。

P1099151kudaru

皆で記念撮影もして、10時20分に下り始めました。

この日も次に粟島に行く予定なので、港には早目に着いておく必要があります。

最初は元来た道を引き返す予定でしたが、水槽横から下っている道を下ってみようということになりました。

前もって島のことを調べてきたPさんの話では、途中でこの道はヤブになると書いてあったそうですが・・・。まぁ、行けなくなれば引き返しても良いし・・・・。

P1099152

綺麗に草刈された道を下って行くPさんとRさんです。

下ると言っても標高差にしてたったの100mなので、気楽ですね。

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