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2016-04-15

山肌を白く染めるタムシバを見に鬼ノ城山へ、その3、早くもタムシバ

急坂を登り始めると途端に汗が噴き出してきました。

この日は気温も上がりそうだし、よほど半袖ウエアを中に着込んでこようかと思ったのですが、朝は結構ひんやりだったので、長袖のウエアにしたのです。上に着ていたウインドブレーカーなどは勿論脱ぎ捨ててて登っているのですが、風邪がまだ治りきってないこともあって途中で少し咳き込んだり鼻水が出たりで、ふだんほど調子が上がりません。

それでも、早くもタムシバの真っ白な花が目に飛び込んできたので、ぱっとしない体調でもなんのその。花は元気をくれますね。

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↑空が真っ青なので、白いタムシバがめちゃくちゃ綺麗です。

この群落が見られるかと思うと、楽しみ~。

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コバノミツバツツジは日当たりのよい場所では、もう満開に近いですね。

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あらら?足元にシハイスミレも咲いています。

このシハイスミレは葉っぱの真ん中に白いラインが入っているので、コンピラ型と呼ばれるものです。香川の金比羅さん周辺に多いのでコンピラスミレとも呼ばれます。シハイスミレは特に葉の変異が多いのです。

P4020467下から見上げるタムシバです。

この辺りではまだぼつぼつとしか咲いていませんが、それでも樹高が高くて花の撮影が難しい四国タムシバに比べると、花の撮影がしやすくて助かります。

良く似たコブシの花は花の前に一枚の葉があるのですが、タムシバに葉それがないので見分けがつきます。私はそのことを10年ほど前に学生時代の2期上の女性の先輩に教わりました。

P4020468

下が少し見渡せる場所まで登ってきました。

眼下にタムシバの群落が広がりますが、この場所では手前の木の枝などが少し邪魔をします。

P4020475登山道は相変わらず、階段状の急登が続いていて、暑い・・・。

周辺に繁っているシダは鏡餅を飾るときに使うウラジロで、鬼ノ城にはこのウラジロが多いのです。

P4020476ん?これは?

久しぶりに見たので、思い出すのに時間がかかりましたが、ヒメヤシャブシですね。

垂れ下がっているのは花です。

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サルトリイバラも芽吹きの時期は黄金色をしていて、とても綺麗です。

P40204804

シハイスミレはその後も所々で咲いていて、足元で咲いていると元気をもらえますね。

P4020483_2↑見上げると東門もちょっと上に見えてきました。

この急坂ももうちょっとの辛抱ですね。

P40204859時50分ごろ、ようやく山麓の平野部が見渡せる場所まで登ってきました。

鬼ノ城ゴルフ倶楽部が見えていますが、名門ゴルフ場なのかクラブハウスなどもなかなか立派な建物が見えています。

P4020486ここで腰を下ろして、少しだけ展望を楽しみました。

何しろここまで急登続きだし、暑くて喉が渇くので、お茶休憩も兼ねています。

P4020487

もう少しで東門なので、頑張って登るとしましょうか。

登山道わきで、ほんの50センチぐらいしかないアセビの木がちゃんと花を咲かせているのが健気ですね。

この辺りは花崗土むき出しで滑り易い道なので、ストックがあると楽です。

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ゴルフ場がPさんの後ろに見えていますが、あれは鬼ノ城ゴルフ倶楽部です。

ここには道標も立っています。

P4020491奥坂休憩所も見えていて、展望の様子を撮影するPさん・・・。

P4020492可愛いシハイスミレが咲いていると思ったら、急登が終わりました。

10時丁度に東門のすぐ近くまで登ってきました。

ここから時計回りに歩けば直ぐに東門ですが、この後のコース取りをどうするかPさんと相談します。その結果、まずは北門まで反時計まわりに歩いて、その後岩屋方面に進み、帰りに西門や東門を通ることにしました。

P4020493鬼ノ城は山頂周辺はほぼ平坦になっていて、ここまで登ってくれば、あとはアップダウンはほとんどありません。

↑シハイスミレがあちこちで咲いていますね。

P4020496

↑上でもやっぱり真っ白のアセビが咲いていました。

ここでも前回登った3月1日と、あまりの変わりように驚きました。

3月1日は私はダウンを着たまま登ったのですが、それでも寒くてダウンを最初から最後まで脱がなかったのですから(^_^;

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