山肌を白く染めるタムシバを見に鬼ノ城山へ、その2、山桜にミツバツツジ
奥坂休憩所には山登りの格好をしているのは私たちだけで、他には男の人の自転車に乗られるグループがおられました。
桜の季節なので、もしかしたら駐車場も賑やかなのでは?と思いましたが、そんなことはありませんでした。この日、通して歩いて感じたのは、ここ鬼ノ城山はビジターセンター周辺や西門周辺は人が多いですが、それ以外の場所は比較的静かですね。
↑まずは奥坂休憩所の前の車道を「岩屋、鬼ノ城」方面へと歩いていきます。
車道法面にヒメスミレらしきスミレがぽつんと一輪咲いていました。
車道をそのまま歩けばタムシバの群落方面へと行けそうですが、この画像で見えているタムシバは鬼ノ城の標高の低い場所で咲いているものです。
登山道へは車道から分かれて簡易舗装の道を進みます。
↑登山口へと続く簡易舗装の道を歩くPさん。
この日は上天気で、気温がぐんぐん上がりそうな予感です。
途中の車道からも見かけたミツバツツジが、案の定咲いていました。
岡山の山にはミツバツツジが多いですね。
行く手に満開の大きな桜の木も見えてきました。
桜の木の下で見上げると、青空に何とも言えないピンク。
そういえば、3月1日にYさん夫妻に案内していただいて下ってきたときに見たのがこの桜でした。
「この木が花を咲かせたら、さぞ見事でしょうね」と言ったのを覚えています。
青い芽出しはギボウシの芽出しのようです。
青空に桜のピンク…この日はタムシバのお花見がお目当てでしたが、桜もずいぶん楽しめたのです。
ここからが東門へと向かう登山道です。
9時17分、登山口を通過します。
登山口の横には石仏がありました。
コースはその都度考えますが、とりあえず、東門まで登ることにします。
ビジターセンターから歩いたのでは山登りになりません。
真っ白なアセビも咲いていました。
中国地方の山のアセビは色白美人さんが多いです。
ミツバツツジの花も咲いたばかりで、ほんとに綺麗ですね。
先ほど調べたら、岡山の低山に咲くのはコバノミツバツツジのようですね。
ミツバツツジにはいろいろな種類があって、ちょっと見ただけではなかなかわかりません。
アケビの花も真っ青な空を背景にこれでもかと言うほど咲いています。
それにしても、たった1か月ほど前の3月1日には何も咲いてなかった山だったのに、この1ヶ月で花の山に様変わりしていました。
四国の山だと3月初めにはスミレぐらいは咲いているのですが、低山とはいえ、岡山の山はやはり四国の山とはわけが違います。
いよいよ、急登が始まりました。
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