今年もスミレ散策 ① ノジスミレ、コスミレ、ナガバノタチツボスミレ
野山のスミレの咲き始めるのも今年は早かったようですが、何しろ娘と孫二人が転がり込んでいたので、なかなか出かけられず、3月26日にようやく少し時間を取って出かけたのでした。
桜も香川の里山では、今でこそ満開ですが、まだ1分咲と言う感じの頃です。
↑スミレの花の時期は桜の開花の時期と丁度重なると言いますが、まさにそれを実感できました。
スミレは年によって咲く場所が移るということがよくありますが、ノジスミレだけはいつと同じ場所で群生でした。
去年まではこんな場所にこんな群生はなかったと思うのですが・・・・。
近付けない場所だったので、肉眼では何スミレか確認できなかったけど、モニターで大きくしたら、どうやらノジスミレのようです。
スミレと間違えやすいですが、慣れてくると雰囲気でわかりますね。
スミレほど綺麗な紫色をしていません。
コスミレは5年以上前には道ばたにずらりと並んで咲いて可愛かったのに、今では数株しか残っていませんでした。
花は小さくなくても、名前はコスミレです。
石垣から出てきた小さな株も愛らしいです。
↑ナガバノタチツボスミレrだけは香川のどの山に登っても目にしますが、今年も多かったです。
ただ、標高が結構ある場所なので、まだ咲き初めでした。
道路法面で咲いている株。
時間があまりなくてきれいな株が探せなくて・・・。
こんにちは。こちらもスミレ三昧ですね。先日、当方でタチツボスミレの葉がずいぶん長いのを見つけました。「すわ、ナガバノタチツボスミレか」と思ったのですが、生育地は西日本ですよね。そうするとタチツボではなかったのかと疑問のままです。週末にもう一度、托葉なども確認してみます。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-04-06 07:52
多摩NTの住人様、こんばんは。
今年はとうとうアオイスミレだけを見逃しています。
2月~3月にあまり山に入れなかったのでしかたないですね。
ナガバタチツボスミレの長くなる葉はスミレが咲き進んで終盤の時期に
出てくる葉が長いからです。四国ではタチツボスミレもナガバタチツボスミレも
両方見られるので見比べできますが、そちらでは見比べできないので実際の違いが
わかりにくいでしょうね。何と言っても実物を何度も見ることがスミレ観察の
ポイントでしょうか。
投稿: keitann | 2016-04-06 23:07