内子~川内お花見ドライブ&花散策、その2、トサコバイモ、エイザンスミレ、木々の花
結局、小田深山には9時過ぎには着いてしまいました。
やっぱり早発ちはするものですね。
香川からはずいぶん遠いけれど、四季折々の風景が何とも素晴らしく、山歩きをしない人でも様々な草花や木々を楽しめる場所です。
お目当ての花の一つ、トサコバイモはすでに果実をつけた株もありましたが、綺麗に咲いている株もあって楽しめました。
↑トサコバイモ数株を後ボケにして撮影してみました。
3月に見てきたトサコバイモはまだまだ咲き始めで葉っぱも茶色い株が多かったのですが、咲き進むと葉も緑色になるようです。
↑葉の色がまだ少し茶色を残しているので咲いて空それほど日が経ってない株のようです。
↑すでに果実をつけた個体も多く見られました。
花被片がフレアスカートのような形をした個体で、トサコバイモの中ではこの形がいちばん美しいと思います。
エイザンスミレはまさに丁度見頃の時期に訪れたみたいです。
あちらでもこちらでも、たくさん咲き誇っていて、ピンクが目立ちました。
他のスミレに比べると、ずいぶん花が大きいのとひときわピンクの派手な花色で、誰が見ても直ぐにわかるスミレです。
それに何よりわかりやすいのは切れ葉のスミレなので、スミレをあまり知らない方でも同定がたやすいのですね。
2輪並んで・・・・
3月にはいつも見ている場所のエイザンスミレがまだ咲いてなかったので、この日がエイザンの初見でしたが、すこぶる良い状態で見られて、スミレ好きとしては嬉しい限りでした。
着いたときはまだ曇り気味だったお天気も、時間が経つにつれ薄日が射し始めて、撮影には好条件となりました。
エイザンに比べると、花色が紫色なので派手さはありませんが、小田深山のタチツボスミレはふっくらしたお顔が特徴かな?と思いました。
ここでは、個体数からいえば、エイザンのほうが多いですね。
ヤマルリソウなど、道路法面の花を撮影するさんとPさんとRさん。
沢に沿って遊歩道がついていますが、沢沿いの光景はまだまだ早春の光景ですね。
季語の芽吹きはまだ始まってないか、始まったばかりかというところ。
クロモジの花はその中でももう咲いていて、やはり早春の花なんですね。
アブラチャンの黄色い花はクスノキ科の良く似た黄色い花の中でもいちばん小さくて繊細と感じています。
深山荘の方の話では今年はマンサクも見事だったそうですが、さすがにこの日は終盤の姿でした。
マンサクを見るならやはり3月末でしょうか。
今年の3月は娘の出産のため、キブシの花すらまだ見てなかった私は、キブシを見ても歓声を上げました。
山では珍しくもないありふれた花ですが、やはり、毎年見ないと落ち着きません。
フサザクラもキブシ同様、山地ではありふれた花ですが、これもこの日が初見でした。
清冽な流れのほとりを歩いていると、それだけで癒されるものですね。
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