内子~川内お花見ドライブ&花散策、その1、内子から小田深山を目指す
4月の第2週末はいつもの山友達、Pさん、Rさんそして私の3人の都合がついて、一緒にどこかに行くことになりました。
行きたいコースの候補はいくつか挙がり、工石~三辻、赤星、梶ヶ森など、花の好きな私たちの好きそうなコースをPさんが提案してくれました。私もそれでも良かったのですが、久しぶりに早春の皿ヶ嶺を歩きたくて、皿ヶ嶺も良いかな?と提案してみました。するとRさんから小田深山に行ったことがないので小田深山は?と。小田深山なら皿ヶ嶺に登った後でも行けないこともないな~と思い、では欲張って、両方とも行きましょうと言うことになりました。
私自身は10年ほど前に、皿ヶ嶺に登った後、小田深山を目指しましたが、時間切れで小田の道の駅までしか行けなかったことがありますが、早出をすれば何とかなるでしょう。
お天気は9日が良さそうなので、9日決行に決まりました。
↑この日の花散策で幸運にも見ることができたトウゴクサバノオです。
私の庭では何年も前からいっぱい咲いてくれるトウゴクサバノオの花ですが、自生のものを見たのは勿論初めてでした。
さて、当日は丸亀の某所でRさんと5時半に合流した後、Rさんの車で豊浜SAに向かいます。
私の風邪が完全に治っていたらこの日の車出しを引き受ける予定だったのが、今回の風邪はずいぶん長引いてしまい、体調がまだ万全とは言えないので、Rさんに運転をお願いしました。
6時にPさんと合流した後、高速を走りながらこの日のスケジュールを組み立てました。
私の頭の中では先に皿ヶ嶺に登った後、小田深山へ向かうと思い込んでいたのですが、Pさんは先に小田深山に行ったあと、時間があれば皿ヶ嶺に登りましょうとのこと。何しろRさんが小田深山にまだ行かれたことがないというので、それではと小田深山を優先することに。そうなれば、まずは内子インターまで走ったほうが近いですね。
内子インターから道の駅「からり」まではすぐですが、この日はロングドライブになりそうとのことで、インターを下りたらRさんの車に給油をまずします。
それでも早出の甲斐あって、道の駅「からり」到着はまだ7時半と言う早さです。
内子周辺の桜はずいぶん早く咲いたらしく、すっかり葉桜になっていました。
↑駐車場の近くで咲いているカキドオシがこの日最初の被写体でした。
ちょっと山地に行けばどこにでも咲いている花ですが、それでも今年の初見でした。
岡山ではいやと言うほど眺めたヒメオドリコソウもやっぱり撮影します。
からりは道の駅としてはかなり大きい方で、山菜などの生鮮食品から各種の苗木、花に至るまでいろいろなものを売っています。
↑この時期とあって、タケノコの美味しそうなのを売っていますが、ちょうど自宅にまだ茹でたタケノコがあったので、タケノコは辛抱します。
その代わり、タラノメは美味しそうなのがより取り見取りだったので、つい買ってしまいましたが、これは美味しかったです。
RさんやPさんは麦の穂や干したトウガラシなども買い込んでいます。
お買い物が終わったら、いよいよ小田深山を目指します。
「からり」からは国道379号を東に走ります。
↑この道は遍路道にもなっているらしく、車道の傍らをお遍路さんがてくてくと歩かれてますね。
今年は60年に一度の御利益の多い年だとかで、道行くお遍路さんは例年にも増して多いようです。
道の駅小田の郷「せせらぎ」を越えてしばらく走ると小田深山へと向かう県道52号の分岐があります。これをひたすら南へと走りますが、道はどんどん登りになっていて、高度を上げていきます。
↑内子周辺ではとっくに散っていた桜ですが、少し登ると山桜が満開です。
今年はあまり山桜を見てないというRさんのために、車を停めて山桜の撮影会となりました。
山地を走るだけで、4月はまだまだお花見が楽しめますね。
足元のヤマネコノメソウは早くも果実をつけ始めていました。
その後も、ひたすら登っていきます。
小田深山には私は2013年に主人とドライブできていますが、そのときは4月後半でスキー場周辺の桜が満開だったように記憶しています。
珍しく、車道を歩いている女性をお見かけしたので、声をかけさせていただきました。
すると、ご主人が釣りをするので、その女性はその間花散策をして、私たち同様いろいろな花を撮影されるとか・・。
↑道の傍らでは、朝露に濡れたフキノトウが初々しくて、思わず私も撮影してしまいました。
フキノトウの周りの葉っぱはコンロンソウの葉っぱですね。
真白な花はまだまだこれからのようです。
↑その女性が撮影されていたのは川の中で咲いているワサビの花のようでした。
川の近くなので、ヤナギの芽出しを見ることができましたが、それがまた美しいのなんの・・・。
女性と別れて、また車で走るのですが、今度は何やら紫色の花の群生が目に飛び込んできました。
車から下りてみると、なんだ・・・カキドオシの花です。
毎年、春になると、カキドオシをスミレと間違うのです。
色が良く似ていて、走っている車からだとスミレと区別が出来ません。
でも、カキドオシの近くではタチツボスミレも咲いていました。
ふっくらと可愛いお顔をしたタチツボスミレでした。
タチツボスミレもちょっとした群落をつくっていました。
香川ではほとんど見られないスミレなので、これも出会ったら、必ず撮影します。
嬉しいことに、その近くにはエイザンスミレも咲いていましたが、この後、エイザンスミレを嫌と言うほど見ることになるとは、このときは思ってもいませんでした。(^_^;
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