シャクナゲとゴヨウツツジの雲早山へ、その3、ヤシャビシャク
ブナ林に差し掛かると、後は稜線も近いですね。
↑最後のシャクナゲを熱心に撮影されるPさん。
今までもオンツツジやミツバツツジが咲いてなくもなかったのですが、シャクナゲに目がくらみ尺上げばかりを撮影していました。
↑ブナ林に入ると、咲いているのはミツバツツジです。
新緑の中でひときわ目立ちます。
前の週に岡山のブナ林で見かけたのと同じぐらいのブナの赤ちゃんがありました。
下草の笹はここもシカに食べられてしまい、倒木が目立ちます。
足元ではところどころでカタクリの葉が見えています。
そういえば、7年前に今は亡きTさんと下った時も、ここにもカタクリが咲くんやねと言いながら下ったことを思い出しました。
徳島の山は花の数はそう多くないけど、国見山、高越山などカタクリが咲く山が結構あります。
ブナもしっかりと葉っぱになっている芽もあれば、まだまだ芽吹きの始まってないのもあって、芽吹きの進行具合がてんでんばらばらなのが面白い・・・。
岡山でブナに遊んでもらったのに続き、ここでもブナに遊んでもらいました。
丁度腰かけるのに絶好の木です。
確かヤシャビシャクが着生した木があったはずと探しながら登っていると、ありました。
小さくてなかなか撮影が難しいけど、花はたくさん咲いていました。
タチツボスミレもまだ咲いています。
Pさんがコミヤマカタバミの咲いているのも見つけてくれました。
ん?これはハクウンボクの木のようですね。
葉が特徴的なのですよね。
白い花にはまだちょっと早い時期です。
↑何しろオオカメノキがまだまだ綺麗なのですから。
オオカメノキは今年の初見でした。
いつもの年ならこの時期は石鎚山系で見ているかも・・・。
雲早山へ来ると良く見かけるイシヅチテンナンショウも咲いていました。
たぶん毒があるのではないかと思います。シカが食べてないので・・・。
シャクナゲ尾根より一つ東側に見える緩やかな尾根の木々が良い雰囲気・・・
この大きなブナの木は2年前にも見た記憶がありました。
撮影した記憶もあります。
シロモジの幼木かな?
そして、これこそブナの双葉ですね。
去年はブナが豊作でしたからブナの芽生えをあちこちで見かけます。
なかなか立派なミツバツツジです。
尾根は緩やかなようでも直登しているので、意外ときついのです、これが・・・。
もう稜線直下なんですが、シカ害が痛々しいです。
向こうに立派なヒメシャラの木が見えていますが、その手前は折れた枝だらけです。
稜線に出る前から何やら人声が聞こえると思ったら、山頂へ向かうパーティーがすぐ前を歩かれていました。後で山頂でお話を聞いてわかったのですが、高松から来られたパーティーの方たちでした。
シャクナゲ尾根を登る人は少なかったけど、この日は稜線ではまずまずの人数にお会いしました。
皆さん、目的はやはりゴヨウツツジのようですね。
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