シャクナゲとゴヨウツツジの雲早山へ、その4、山頂そして稜線歩き
稜線に着いたら、まだ上ってこないPさんを待っている間に、周囲を見回します。
↑高松のパーティーの方たちは黙々と山頂を目指して歩いて行かれました。
待ってるまにサイシンの葉を見つけたのですが花が咲いてないので、同定ができません。
やっぱりナンカイアオイかな?
やがてPさんも登ってきたので、一緒に山頂目指してあと一登りです。
標高1500の稜線でもすでにリョウブの気が芽吹いていました。
9時23分山頂に着きました。
シャクナゲ尾根を登り切った場所から山頂まではものの5分です。
祠には狛犬も鎮座していて格式が高そう・・・。
山頂に着いてすぐは稜線はまだところどころガスっていましたが・・・
そのうちに青空になってきました。
先着のパーティーの方たちは高松の市民登山学校の何期生だとかおっしゃっていました。
ネットでご覧になったのか私たちのことをご存じだったのでびっくりしてしまいました(^_^;
なんでもマイクロバスが高丸山の登山口で待ってくれているそうで、今から高丸山まで縦走されるのだそうです。
レーダーが山頂にあるのですぐにわかる高城山など教えてあげたら喜んでくださいました。
↑一足先に下って行かれる高松のパーティーの方たち。
そういえば、二年前の縦走の時も雲早山山頂で高松のグループの方たちにお会いしたのでした。香川の方には人気がある山なのかな?
石鎚方面へ行くよりはまだ近いということかも・・。
着いて10分もしたら、稜線も晴れてきました。よかったよかった・・・。
↑2014年5月24日撮影の山頂からの同じ場所。
この日は天気も良かったのと今年より10日ほど後だったのとで、微妙に緑の色など違いますね。
山頂にはメギの木があって、かわいい花が咲いていました。
メギの花を見ながら、しばし休憩です。
シャクナゲ尾根の登りでは結局、きちんとした休憩はとらないまま登ったのでした。
↑こちらは山頂から南側を眺めたものです。
奥に見えているのは阿讃山脈です。
9時33分、山頂から下り始めました。
2年前の歩きでは山頂着がすでに11時半になっていたのに比べると、2時間も早いです。
やはり2年前には車のデポにずいぶん時間を食ったんですね。
前回もこのあたりで見ていたイシヅチテンナンショウですが、今回も咲いていました。
新緑とツルミツバツツジの色の取り合わせが素晴らしくて立ち止まってしまいます。
2年前には、これほどミツバツツジは咲いてなかったような気がします。
なだらかな稜線を進みますが、ここもシカ害で痛々しい雰囲気です。
7年前に歩いたときは、ガスの中でしたが、それでもササを少しは撮影していました。
今はササは完全になくなってしまいました。
すぐ近くで咲いていたツルギミツバツツジです。
分岐に近くなると、ワチガイソウも出てきました。
9時47分、雲早登山口からの道と縦走路との分岐を通過しました。
ここから先はまだ1度しか歩いていない道です。
分岐を超えてすぐ、アセビの群落の間を通り抜ける場所があります。
アセビはもう果実をつけ始めていました。
その後、ブナが現れました。
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