春爛漫の皿ヶ嶺へ、その1、ヤマシャクヤク、ルイヨウボタンなど
4月半ばに膝を傷めて本格的な山歩きが出来ないので、仕方なく4月の第3週末は徳島へ花散策に行ったのですが、いよいよGWに突入して間もない4月30日も、相変わらず膝がぱっとしないので、花散策をすることにしました。
今回はコース取り次第ではそれほど歩かずに済む皿ヶ嶺に行くことにしました。
出発もゆっくりと自宅を8時過ぎに出るつもりでしたが、朝早くにご近所の方から電話があって、夕方4時半に娘さんと一緒に我が家の庭を見せて欲しいということでした。その前から、庭を見たいと仰っていたのですが、まさか出かける日になるとは…(^_^;とはいえ、帰宅も早目にしようと思っていたので、まぁいいかと思い、16時半には帰宅るつもりでいざ出発です。この日も1人でのお出かけなので、コースや帰りの時間は自分の都合でどうにでもなるので気楽です。
↑今年のヤマシャクヤクの初見は皿ヶ嶺で見ることになりました。
車を駐車してすぐの水の元ではヤマシャクヤクやルイヨウボタン、イチリンソウなど、山に登らずとも10種類以上もの可憐な野草が、手軽に見られるのです。今年は4月9日にまだ春浅い皿ヶ嶺の花を既にみているので、今度は春爛漫の時期の花たちを見ようという目論見でしたが、お目当ての一つヤマシャクヤクは何とか咲いていました。
↑このぐらいがいちばん綺麗かもしれませんね。
この日はヤマシャクヤクに関していえば、まだまだ咲き始めという感じでした。
この日開いたばかりと言う雰囲気の花が数輪見えただけで、あとは蕾のほうが多かったです。
ルイヨウボタンもどちらかと言えば咲き始めですが、それでも何とか咲いていてくれました。
去年は赤星山で見ていますが、このルイヨウショウマは皿ヶ嶺で見るのが私としては恒例になっています。
花も葉も同じように緑色をしている花って、珍しいですよね。
まるで思い思いに踊りを踊っているようなヤマエンゴサクの花・・。
小さな花なので、他の人たちは目もくれず、ヤマシャクヤクなど大きな花を撮影していますが、私はこんな小さな花も好きなんです。
てんでんばらばらの方向を向いているのが、何とも言えません。
ラショウモンカズラも案の定咲いています。
私が初めてラショウモンカズラの花を見たのは、ここ皿ヶ嶺でのことでした。
2002年か2003年に初めて訪れて以来、いったい何度訪れたことやら・・・。
GWに一緒に連れてきたら迷子になって心配した、当時、小5か小6だった末っ子がもう24歳になったのですから・・・。
ラショウモンカズラとヤマエンゴサクのツーショットです。
イチリンソウは何輪も咲いていましたが、あえて一輪だけのショットです。
そう、イチリンソウもここ皿ヶ嶺で初めて見た花です。
当時はイチリンソウなのか、ニリンソウなのかさえもわかっていませんでした。
シコクチャルメルソウがまるで林立?
シコクチャルメルソウは葉に斑入りがあるのが多いのですが、ここのは斑入りではないみたいですね。まさかトサノチャルメルソウじゃないでしょうね(^_^;調べたら、愛媛には分布がないようなので、シコクチャルメルソウということみたいです。
立派なツクバネソウが咲いていました。
これも今季お初でした。
何もかもが今季お初の花で、こういうのってテンションが上がりますね。
ピンク、黄色、白のスリーショットです。
イチリンソウとエンゴサクのツーショットです。
こういう雰囲気も良いものですね。
あまり撮影しないミヤマハコベもこの日は可愛くて撮影してしまいました。
フウロケマンなのかミヤマキケマンなのかちょっと戸惑うような個体でしたが、時間があまりないので、ゆっくり見られません。
前回訪れた4月9日には全く咲いてなかったフタバアオイも、この日は花を見せてくれました。
こんにちは。ヤマシャクヤクの花期は4~5日と短いようですね。株がたくさんあると花を見られるチャンスが多いでしょうが、当地では近くの大学に1株だけで、ベストタイミングと週末が上手く合わないと見られません。そんなわけで去年、この花を初めて見ました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-05-19 08:00
多摩NTの住人様、こんばんは。
庭のシャクヤクも花期が短くて、あっという間に終わりますが、ヤマシャクヤクは
山に行かなければ見られないので(もっとも種から10株以上育ってますが)見ごろを
捉えるのは至難の業ですね。
四国にはヤマシャクヤクの柵場所が多いので、まだ何とかなりますが、関東は少ない
みたいですね。おまけに週末でなければいけないとなると、その確率たるや・・・
それでも、去年、ご覧になれたんですね。良かった良かった・・・。
投稿: keitann | 2016-05-19 22:43