今年も三辻~工石でアケボノツツジを楽しむ、その8、下山そしてマルバスミレ
トド岩を過ぎた辺りには確かサイコクサバノオが咲いているはずです。
けれども陽射しがなくなって、ただでさえ薄暗い場所なので、サイコクサバノオは開いてくれているんでしょうか?
↑案の定、花は開いてなくて、おまけに暗くてボケボケ画像になってしまいました。
しかたないですね、前半の天気があれだけ良かったし、午後からは天気が崩れるという予報だったのですから…何もかもがパーフェクトは難しいです。
サイコクサバノオが咲く場所にはコガネネコノメソウも咲いています。
どちらも日影が好きな花です。
白鷲岩もアケボノの多い場所ですが、ここも青空が消えたので、花色がぱっとしません。
展望もいまひとつでした。
この後は、撮影もほとんどせずにひたすら下りました。
15時16分、経塚まで帰ってきました。
後は30分足らずの下りですね。
この頃になって私のカメラが電池切れのようです。
まずまず充電できてるはずだと思ったのですが、朝から撮影枚数が多いので良く使ったようです。
ユリワサビの花を見たり・・・
ヤマツツジの花を見たりしながら下ります。
ここのヤマエンゴサクは淡いブルーで、最初に工石に登った時は、こんな花が林道わきに咲いていることに、驚いたものでした。
登山口に下ってきたのは15時36分でした。
朝7時台から登り始めたというのに、今日もめいっぱい楽しみました(^_^;
車で青少年の家まで下りてきて、トイレをお借りしました。
駐車場への入り口は通行止めになってますね。
下山後はマルバスミレが群生で咲くという場所へ寄り道をしました。
四国ではマルバスミレは咲いてても1ヶ所で数輪程度しか、今まで見たことがなかったですが、この群生はとにかくすごかったです。
いがりさんの「日本のスミレ」を見ると「ふくよかな感じの花弁が特徴」とありますが、ここの花は状弁が細めであまりふくようかという感じは受けません。
電池の残りが少ないのを気にしながらも10枚ほどは撮影したでしょうか。
ケマルバスミレと書いてあるサイトもあって、マルバスミレとケマルバスミレの2種類があるのかと思ったら、マルバスミレ=ケマルバスミレということのようです。つまり、葉や花茎に毛が見られるのですね。側弁の基部に毛があるものは特にヒゲケマルバスミレというようです。
さてと、後は香川へとまっしぐらに帰りますが、途中、山桜の綺麗に咲いている場所があったので、これも撮影です。
そして、朝、登山口に向かう車道脇でマルバアオダモがあちこちで見事に咲いているのを見かけたのですが、行きは急いでいたので立ち止まらず。帰りに、一か所で停まって撮影しました。
今年のマルバアオダモは高知だけでなく、香川でも徳島でも岡山でも見事でした。
いつものトリオでアケボノツツジのお初やスミレなど小さな花々を楽しみながら、嬉しい出会いもあり、この日も最高の歩きとなったのでした。
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