サラサドウダンが咲き始めた那岐山へ、その2、Cコースを登る
車道を登っていると、蛇渕の滝への入り口が見えてきました。
この鳥居は見覚えがあるのですが、前回登った時は蛇渕の滝に立ち寄ることはしませんでしたので、今度こそ、帰りに滝を見ましょうとPさん。

↑簡単な地図があります。
私たちが登るのは2013年に来た時と同じCコースを登るつもりです。
このコースはいちばん人気があるようで、3年前も今回もたくさんの人が登られていました。

↑蛇渕の滝の入り口には鳥居があって、帰りにはこの鳥居をくぐってしっかり滝を見てきましたよ。

車道わきの水路には、3年前にも見たと思うミズタビラコが咲いていますが、四国だと何となく薄暗い場所に咲いている花という印象があるので、こんな明るい場所で咲いているとちょっと戸惑います。

その後の車道歩きでもタニウツギが見ごろでした。
綺麗なピンクの花は本州の積雪量の多い地方ではごくふつうにみられますが、四国の人間にとっては珍しいのですよね。

黄色い花のコツクバネウツギも咲いています。

いよいよ登山口までやってきたら、今度は先ほどの略図より少し地図らしい地図がありました。
広戸仙や滝山などの縦走コースも書かれています。

↑私たちと入れ違いに上半身裸の単独の男性が下ってこられました。
噂の「那岐の鉄人」さんのようですね。
そういえば、前回もお会いしたのでした。
この時間に下ってこられるのだから、朝5時頃には登り始めたんでしょうね。
何しろ真冬も上半身裸と超元気な方のようです。

8時50分、登山口を通過します。

道沿いにはニガナの黄色い花が咲いていて、5月に入ってから膝の調子が悪かったりであまり歩いてない私はニガナですらあまり見ていません。

ん?この小さいサイシンの葉っぱは、前回も見ました。
確かゼニバサイシンだったような?
花が咲いてないな~と思っていたら・・・

Pさんが咲いている花を見つけてくれました。
ラッキー・・。

登山口からほんの少し登ったところで、Bコースとの分岐がありました。
帰りはこちらのBコースを下ってくる予定です。

これも3年前に見かけた花・・・コゴメウツギが咲いていました。

タニウツギも負けじと咲いています。

クマノミズキの木みたいですね。
これより1か月遅れて咲くのがミズキです。

あらまぁ、こんなところにキンランが1株あります。
今年はあまり出歩かなかったので、キンランも見てなかったのですが、これはもう終盤の姿ですね。

道は最初はこんな感じの道です。

やがて、ヒノキの林の中を通るようになりました。

足元にキッコウハグマの株があるのですが、四国で見るのとちょっと違うのです。
というのは葉脈が黒いんですね。
いつも見ているキッコウハグマよりシックな印象です。

↑因みに、この後銅山越え方面に登った時に撮影した四国のキッコウハグマです。
葉脈は緑色ですね。

9時13分、名木ノ城跡への分岐を通過します。

見上げればヒノキの枝。
この辺りはヒノキの一大生産地だそうです。

撮影はし忘れましたが、ヒノキ林を抜けたところにベンチがいくつかあって絶好の休憩場所なのです。確か3年前にもここで休憩したので、思わず、休憩してしまいました。
時刻は9時20分です。
最初の一本ですから歩き始めから50分ぐらいで取ってもいいでしょうね。

5分後ぐらいには、再び歩き始めました。
何しろ、この日は18時ぐらいまでには帰宅したいですからね。

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