サラサドウダンが咲き始めた那岐山へ、その1、車道沿いの花
5月の第三週末もまずまずの天気になりそうという予報で、さて、どこの山に登りましょう?とPさんと相談していました。
ほんとなら筒上のゴヨウツツジが素晴らしくよく咲いているようなので行きたいところですが、川崎在住の息子が休暇で帰省していて、その夜は皆で食事をすることになっているので夕方6時には帰宅したいところです。筒上まで行くとアプローチでも片道3時間近くかかるので、帰宅時間が遅くなりそうです。それにゴヨウツツジはその前の週に一応、雲早山で見ていることだし、Pさんはその後も愛媛と高知の県境の山で堪能したらしいのです。ならば、ちょっと早いかもしれないけど、那岐山のサラサドウダンを久しぶりに見に行くのも良いかな~ということになりました。
↑咲き始めたばかりでしたが、何とか今年も見られたサラサドウダンの花です。
当日5月22日は、Pさんが我が家に6時に迎えに来てくださることになりました。
前日の21日も岡山に住む娘一家を訪ねて瀬戸大橋を渡ったばかりでしたが、2日続きの瀬戸大橋通行です。でも、今日はPさんがハンドルを握ってくれたので、珍しくも橋の上からの眺めを撮影できました。家族で行くと、たいては私が運転するので、なかなか撮影のチャンスがありません。
この日は天気も良くなりそうですね。
途中、いつもの高梁SAで休憩します。
↑トイレの入り口にはいつものようにツバメが巣をかけていました。
SAではおにぎりなども売っていたので、お昼ご飯や行動食もSAの売店で調達することにしたのですが、ここでお茶を買うのを忘れたのが失敗でした。(^_^;
この日は自宅で凍らせたポカリは用意していたものの、空のペットボトルが余分に家になかったので、お茶を用意することができなかったのです。
結局、この日は気温が上がりそうだというのに、歩き始めで水分を500mlしか用意していませんでした。
8時過ぎには順調に登山口方面へと走り、目の前には那岐山の稜線が見えてきました。
四国の山のアプローチと違い、登山口まで片側Ⅰ車線の良い道がついています。
山の駅に着いたのは8時10分でした。
ここでトイレをお借りしました。
このときも自販機があるのだからお茶を買えばよいのに、ころっと忘れていました。
結局、登山口の駐車場に着いたのは8時20分ぐらいだったでしょうか。
2013年6月2日にRさんと来たときと同じく、いちばん下にある第一駐車場に駐車しました。上の駐車場まで行けば、歩きが少なくて済むかとも思いましたが、上の駐車場はすでに満車状態で、結局、第一駐車場に停めて正解だったようです。
↑身支度も済んで、いざ出発しようとするPさんです。
駐車場の奥には「蛇渕の滝」への道がついているらしくて、そちらのほうへと歩いていく人もいるようですが、私たちは3年前と同じく車道を歩くことにしました。
歩き始めは日差しも強く、このぶんだと今日の歩きは汗をたっぷりかきそうですね。
水分が500mlしかないのがちょっと不安ですが、下りのコースは沢沿いの道だったから、なんとかなるでしょう。
歩き始めは8時半ちょうどです。
車道沿いには桜の木が植わっていて、小さなサクランボが実っていました。
う~~ん、以前来た時も見た記憶のあるタツナミソウですね。
オカタツナミソウみたいですが、四国の山で見るオカタツナミソウとちょっと雰囲気が違うような気がしないでもないです。
本州で見る花は、四国の山とは植生の違いがあるので、同定には慎重になります。
もうヤマツツジの咲く季節なんですね。
テンナンショウもその地域の固有種が多いですが、これはアオマムシグサであってるのかな?
朝から強い日差しが照り付ける車道歩きです。
大きな葉っぱはカシワの木の葉っぱですが、カシワも四国ではほとんど見かけない樹木ですね。
コガクウツギの初見を今年は岡山の山で見ることになりました。
四国では見られない優しいピンクをしたタニウツギもたっぷりと咲いています。
蛇渕の滝の駐車場が近くなってきました。
この駐車場もすでに満車状態でした。
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