初めての石墨山を周回コースで歩く、その4、山頂へ
岩場を下り始めて振り返ると、イワキンバイが可憐に咲いていました。
Pさんの話では、イワキンバイの近くにマムシがいるとのことですが、この日はいなくてやれやれでした。
↑石鎚を眺めるPさん。
これだけ見えれば上出来ですね。
岩場付近にはネジキの白い花も今から咲くようです。
そのままPさんにトップを歩いてもらいました。
アサマリンドウもぼつぼつスタンバイし始めていて、秋にも来てみたいけど、マムシがね・・・。
岩場を過ぎて、またまた樹林の中をしばし歩きます。
どうやらこれが山頂に向けての最後の登りみたいです。
10時50分、山頂に着きました。
貸し切りの山頂です。
山頂までは北の谷から吹き上げてくる風が寒いぐらいで、山頂で休憩している間に体が冷えてしまうのでは?と本気で心配していたのですが、山頂は風がなくて暖かでした(^_^;
石鎚をバックに山頂標識を撮影します。
まさか、これほど展望ばっちりとはね・・・。
石鎚方面をズームしてみます。
弥山方面はもちろんわかるのですが、私は堂が森や二ノ森にはまだ登ってないので、位置的にあれがそうかな?と思いながら眺めます。
こちらは南西方面なので中津明神山でしょうね。
肉眼では中津明神山頂のレーダーが見えているので、これは間違いありません。
そういえば、一年前の6月末には中津明神に登ったけど、中津明神から石墨山と石鎚を眺めたのでした。
↑これが中津明神から眺めた石墨山と石鎚です。
丁度1年経って、逆から眺めるというのも乙なものですね。
何やら池のようなのが見えるのでPさんに尋ねてみたら「面河ダムのダム湖でしょう」となるほど・・・。
この辺りはまだまだ足を踏み入れてない場所がいっぱいあります。
↑石鎚の山なみと面河ダムのダム湖。
眺めも楽しんでいますが、もちろんその間にお昼ご飯も食べています。
山頂に温度計があって、気温はちょうど20度で快適です。
そうこうするうちに、反対側から登ってこられたご夫婦がいて、驚きました。
何でも久万のほうから開かれた道があるそうで登ってこられたけど、途中から荒れていてヤブになっているそうで、ウエアがかなり濡れたり汚れたりという感じでした。
まだまだ私たちが知らないルートがあるもので、またそれを歩こうという方がおられるものですね。
山頂にもササユリの蕾が一つ・・。
ノリウツギはまだ蕾が多かったです。
11時半、法師山に行くことになったので、早いけど下山にかかります。
岩場にマムシがいないとわかったので、下りは再び私がトップを歩きます。
現金な奴とお笑いください(^_^;
例の岩場からは山頂からとはまた微妙に違う違石鎚を眺めました。
岩場から見下ろすと何やら白い花。
望遠レンズでズームするとヤマボウシですね。
往路とは光の具合が違うブナも楽しみながら歩きます。
いったん、ガスがかかり始めた石鎚でしたが、このときは再び綺麗に見えました。
あれ?
登りの時には気づかなかった白い花が咲いています。
下りでは角度などが違うので、登りで見えなかったものが見えるときが良くあります。
ガマズミに似ていますが、ガマズミの仲間にしては花期がえらく遅いし・・・。
かといって、花の感じがミズキの仲間とは違います。
調べても、ちょっとわかりません。
12時丁度に石墨の分かれまで戻ってきました。
結局、下る途中に何人か方が登ってくるのに会いました。
ピストンだけなら時間がそうかからないので、皆さん、出発が遅かったようです。
登りの時にはまだ開いてなかったササユリが2時間のうちにこれだけ開いてました。
ピンクが濃いですね。
ここからは初めての道・・・法師山目指して歩きます。
法師山の西に続く稜線は東温アルプスの山々かな?
草原みたいな道の傍らにシロバナニガナが咲いていました。
こんにちは。ササユリなどを見ながら楽しい山登りですね。マムシが出てこなくて何よりでした。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-07-18 15:13
多摩NTの住人様、こんばんは。
どれも同じササユリなんですが、色合いが濃かったり淡かったりで
やっぱりいちいち写真を撮らずにおれません。
マムシにはかなり警戒していたんですが、気づくことなく歩けて
良かったです。数年前に東赤石に単独で登った際に、マムシの横を
通らざるを得なかったことがあって、かなりつらかったです。
投稿: keitann | 2016-07-18 22:33