初めての石墨山を周回コースで歩く、その5、法師山
法師山への道は、それまでの石墨山方面への道ほどは歩かれてないようでした。
それでも踏み跡は明瞭でもちろん迷うことはありません。
↑石墨の分かれを過ぎて法師山を見下ろしながら稜線を下ります。
眼下には平野部まではっきりと見えて、まことに気分爽快です。
リョウブは標高の低い場所ではそろそろ開花しているはずだけど、標高1400mではまだ蕾ですね。
夕方には開きそうな花・・。
またまた灌木帯に入りました。
ササに覆われてわかりにくいですが、道が通っています。
ほんのりピンクの美人さんお二人です。
樹林のほうを見やれば、ツルアジサイも咲いているようです。
車道を車で走っているときには満開のツルアジサイも見ましたが、標高の高い場所では咲き始めたばかりです。
樹林を抜けて草原みたいな場所に差し掛かるとヒヨドリバナも咲いています。
ここもササユリ街道かな?
この日見た一番の別嬪さんお二人でした。
ピンクが濃いですね。
色白お二人さんは後姿を・・・
法師山への道も石墨山への道と同じく、風が涼しくて快適でした。
岩の横には図根点があり、久しぶりに見たような?
ほんのりピンクの美人さんの横を通過したと思ったら・・・
12時31分、白猪峠への分岐を通過しました。
分岐からほんの少し歩いたところが法師山山頂でした。
法師山には12時34分到着です。
石墨山より標高にして100m以上低いですね。
ここで少し休憩することにしました。
山頂には祠が祀られていましたが、法師山は正式には法師権現と呼ばれるのと関係があるみたいです。
そういえば、石墨山も修験道の山だったとどこかで見ました。
山頂に咲いていたコゴメウツギです。
展望はそう良いとは言えないけど、木の間から石鎚を眺めながら行動食をいただきます。
石鎚はちょっとガスが出てきたようですね。
この後どうする?ということになったのですが、天候も問題なさそうなので白猪峠へ下りましょうとpさん。rさんも私も特に異存はなかったので、急遽、周回コースを歩くことになりました。地図は石墨山までしかプリントアウトしてなかったので、スマホの地図ロイドで周回コースを確認します。Rさんが持参していた東温アルプスの地図も見せていただきます。
山頂付近の綺麗なササユリを眺めたら、いよいよお初のコースを下山開始です。
12時34分、分岐を下り始めました。
今までより、踏み跡は薄くなっていますが、なんとかルートはわかります。
最初に激下りした後・・・
今度はトラバースです。
ちょっと足場が悪いものの、それほどどうということもないのですが、ここで転落事故があったらしい・・。
道理でロープが張ってあります。
日陰になったので、とたんにヤマアジサイが咲いています。
この後がロープ場の下りになっていました。
ちょっと気の抜けない下りで、こういう場所に限ってブヨがまとわりつきますが、足場の良い場所に下るまで我慢我慢・・。
ここで、単独の若者が登ってくるのにとすれ違いました。
てっきり私たちと逆の周回コースを登ってこられたのだと思い込み、「遅い時間の出発だったのかな?」などと考えましたが、まさか皿ヶ嶺から歩いてこられたとは、この時は思いもしませんでした。
足場の確保できる場所まで下ってきて、虫よけを出すPさんとRさん。
私はブヨに好かれるほうではないですが、さすがにこの日初めてのスプレー使用でした。
やっと、普通に歩ける道になってきました。
ここまで下れば、安心ですね。
やがて、道は自然林から植林の中を通る道に。
登山道のすぐ下に林道がついています。
草ぼうぼうなので、画像ではわかりにくいですが、登山道から5mほど下です。
そして、ここにも美人のユリが咲いていました。
振り返ると、見えているのは形と言い方角と言い、今下ってきたばかりの法師山みたいですね。
コメント