今年の伊吹山はナイトハイクで、その5、サラシナショウマ大群落
中央遊歩道を歩いているのは私たち二人と、早朝に茶店に来ていた家族連れだけでした。
最初はガスが漂っていた山頂ですが、下るにつれてガスが取れてサラシナショウマの大群落に目を見張りました。
↑中央遊歩道の階段がまだ小さな女の子には無理だったのでしょう。
若いお父さんがおんぶして下っている姿がすごく微笑ましくて、思わず撮影させていただきました。
お母さんは?と言えば、カメラを構えて、この若いファミリーではお母さんがカメラマンなんですね。
こんなに素晴らしい眺めは山に来なければ決して見られない・・・。
小学校低学年ぐらいの男の子にとってはきっと一生の宝物になりますよね。
その後ろから下っている私たちも、山の雄大な風景はいつも見ていますが、サラシナショウマのこれほどの大群生は初めてだったので、感動でした。
夜の登山はガスと夜の闇でカメラの出番がほぼありませんでしたが、それだけに朝の大展望は嬉しかったです。
山頂方面を見上げると、まだガスってますが、この分なら山頂のガスもそのうち晴れることでしょう。
シオガマギクもガスが取れると輪郭くっきり・・・
フジテンニンソウとサラシナショウマの向こうに駐車場が見えてきました。
今度はお母さんに抱っこされて遊歩道を下る女の子。
フジテンニンソウにも朝日が当たり始めました。
遊歩道の先には平野部や琵琶湖周辺の低い山も見えてきて・・・
サラシナショウマの下には車道も見え始めました。
去年の8月23日の伊吹山の記事はこちらですが、その時はサラシナショウマはまだ咲き始めでした。
正直、これほどのサラシナショウマの群生は期待してなかっただけに、驚きました。
ただ、夜に山頂付近まで登ってきたとき、夜目にもサラシナショウマがたくさん咲いているのが見えたので、少しは期待してたのですが期待以上でした。
Pさんもきっと何十枚も撮影してるんでしょうね。
素晴らしい光景に言葉も出ず、二人ともただただシャッターを切るだけでした。
サラシナショウマに赤いのはアカソかしらん?
目の前の山々にかかったガスも次第に取れてきました。
いや~、噂にはきいていたけど、実際に自分の目で見ると、それ以上に素晴らしいです。
見ると聞くとは大違い・・・。
早朝で、人があまりいないのも良かったです。
東方面も見渡す限りのサラシナショウマ。
上を見ても見渡す限り、サラシナショウマ。
山頂方面のガスもこのころにはすっかり晴れました。
露をまとったルリトラノオ・・
中央遊歩道をほぼ下りきったところで、大きなウバユリ発見。
背の高いPさんと背比べをしたらPさんよりも大きかったです。
オオウバユリかしらん?
駐車場まで下ってきたら、柵の上に何やら小鳥がとまって、しきりにさえずってくれました。
夏鳥はあまり知らないんですが、どうやらホオジロのようでした。
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