秋の花を探して、キキョウほか
今年の夏は例年になく暑くて雨も少なかったです。
そろそろ咲いているだろうなと思いながらも、標高の低い里山の暑さを想像するだけでとても歩けないと敬遠していましたが、8月30日は台風が関東や東北を通り過ぎていき、その吹き返しのような涼しい風が吹いたのです。里山に行くには絶好の日です。
急いで支度をして、里山に向かったは良いのですが、ストックは忘れるし、肝心かなめの一眼カメラを忘れる始末でした。
仕方なくスマホで撮影しましたが、ただでさえ風が強い日の事、スマホではろくな写真も撮れませんでしたが、まぁ、自分の記録なのでアップします。
↑去年の訪問は8月27日でしたが、3日遅いうえに今年は花の開花が早いので、キキョウは咲いてないかと心配しながら歩きました。
↑心配したにもかかわらず、何とか綺麗な花が咲き残っていたのでほっとしました。
この山には4弁のキキョウも多く、今年も見られました。
開花の早いナガバノコウヤボウキも何とか咲き残っていてくれました。
花数が少なかったキキョウに引き換え、ヒキヨモギは株数も花も多かったです。
見るからに乾燥に強そうな花ですね。
ミシマサイコも今までいちばん多く株数を見つけました。
これも乾燥には強いようです。
この干しブドウみたいな果実は?
しばらく考えてしまいましたが、これってナツハゼでした。
雨が少なかったからか、果実の水分が抜けてまるでドライフルーツになったみたいです。
この夏の暑さと少雨は山の植物にもいろいろな影響を与えていると、昨日歩いた広島の山でも感じました。
残念だったのはミヤマウズラの花を今年はまともに見られなかったことです。
keitann様 こんにちは
これは8月30日の山行記事ですか、キキョウについては小生も一度見ておきたいと思っていましたが、今から行くのでは遅すぎるかもしれませんね。
(それにしても小生の山行サボリ期間も長引いたものです・・・・)
keitann様がせっかく出掛けたのに、愛用のカメラを忘れてしまったとは残念でしたね。
しかし、スマホの画像でも最低限レベルはクリアできています。そう考えてみると、40年前、50年前と比べると世の中は随分便利になったものですね。
付近の?里山歩きでは、見るべきものが出て来ましたね。
キキョウに始まって、ミシマサイコまで・・・・・あるところにはあるものですね。
ナツハゼの”ドライフルーツ”・・・・どんな味がするのか興味があります。
ミヤマウズラは乾燥した天気の続いた今夏ですので難しいのかもしれませんね。
投稿: ぶちょうほう | 2016-09-13 10:58
ぶちょうほう様、こんばんは。
キキョウの花期は本来はもっと早いらしいのですが、今年の猛暑では里山は
とても歩けませんでした。いろいろと所用があって歩けなかったということも
ありましたが・・。
里山のキキョウを見たいと思えば、遅くとも9月初めまでには里山を歩く必要が
ありそうです(^_^;
この日は出かける前に気ぜわしかったこともあって、うっかりカメラ本体を忘れて
しまいました。マクロレンズまで用意してあったんですけどね(^_^;
けれども、スマホだけは忘れてなかったので、最低限の撮影ぐらいなら何とかなります。
風の強い日だったので、もし一眼を持って行ったとしても撮影は難しかったでしょうね。
香川の里山にはヒキヨモギやミシマサイコは比較的多いような気がします。
ナツハゼの果実が熟するのは秋も遅かったと思いますから、ドライフルーツもまだ
酸っぱかったのではないでしょうか。
ミヤマウズラはほかの山では花芽を上げているのをかなり見ましたが、この山では今年は
少なかったと思います。
投稿: keitann | 2016-09-13 22:46