9月24日の県境散策、その4、タカネハンショウヅル、ナンバンハコベ他
阿讃山脈にもタカネハンショウヅルが咲く場所があって、高知や愛媛の山へ見に行けない年は手近に阿讃山脈で見ることにしています。
その場所にあることはずっと前から知っていたのに、花の時期にはなかなか来られず、去年初めてタカネハンショウヅルを見に来ました。花の色は紫色ですが、高知や愛媛では白い花やピンクの花も見られます。
去年は10月14日に訪れていますが、花は終盤でした。
なので今年は早めに来たら、今度はちと早すぎたようで、咲いている花がまだ少なく蕾ばかりをたくさん見ました。なかなかうまくいきませんね。
丁度良い位置で咲いている花が少なくて、望遠レンズで上のほうに咲いているのを引き寄せました。
ハンショウヅルの仲間は春から初夏にかけて咲くものが多い中、タカネハンショウヅルだけは9月~10月にかけて咲きます。
タカネハンショウヅルを見ていたら、何か白い花が見えました。
数年ぶりで見たナンバンハコベです。
この場所に咲くということは花仲間からかなり前に聞いていたのですが、初めてこの場所で見ました。
秋に来るのは何しろ二回目ですから、無理ないですね。
やはり、いろいろな時期に来ないといけませんね。
高知の山で何度か見てますが、香川で見たのは初めてなのでちょっと嬉しいかも・・。
イチイの木に赤い果実が実っていました。
これは果肉は美味しいけど、種は毒なのだそうです。
これとよく似たたぶんラカンマキの果実を、私も子供の時に食べたことがありますが、今年は我が家の庭木のマキも大豊作です。
秋は収穫の時期でもあり、↑アケビもあちこちで見かけました。
実と言えば、てっきりふつうのオナモミの実だと思って撮影しましたが,オナモミって最近、絶滅危惧種名だそうです。
オナモミに代わって今では帰化植物のオオオナモミのほうがふつうにみられるそうです。
↑のはどちらなんでしょう?
課題が増えました。
オナモミの近くでメナモミも撮影していました。
これもコメナモミというのがあるそうで、この仲間も難しいですね。
茎の毛が長いのでメナモミで良いようです。
秋の花…手ごわいのが多いですね。
keitann様 こんにちは
タカネハンショウヅルのこの記事を読んでいて、えっ!?今咲くんだっけ?と思い、初夏に南アルプスの戸台側の林道歩きの時に花を見たことを思い出して、俄かに混乱してしまいました。
そして、名前もミヤマハンショウヅルなのかタカネハンショウヅルなのかこれは混乱してきました。
この二つの種類の区別点を抑えないとまた混乱しそうです。
そういえばシオガマでもタカネ◯◯とミヤマ◯◯がありましたね。
アケビの実は先日三河の山でご馳走になりましたが、イチイの実には縁がありません。
マキノキについては、我が家ではイヌマキですが、今年は実の付き方が良くて、おまけに大粒です。
いよいよ引っ付き虫の季節になって来ますね。
投稿: ぶちょうほう | 2016-10-05 15:59
ぶちょうほう様、こんばんは。
こちらの記事にもコメントを頂きましてありがとうございました。
ハンショウヅルの仲間はたいていは春から圧にかけて咲くのが多いですね。
トリガタハンショウヅルは早春だし、こちらのシコクハンショウヅルなども
初夏に咲きます。
私がたまたま最初に見たハンショウヅルがタカネハンショウヅルだったので
何となく秋に咲くのが普通だと思い込んでしまったようなところがありますが
四国以外の方には驚かれます。
四国ではタカネハンショウヅルのほうが個体数が多くてポピュラーな花なのです。
ミヤマハンショウヅルというのもあるのでややこしいですね。
こちらはたぶん秋田駒で7月に見ています。
高山植物はミヤマやタカネを冠したたものが多いですね。
ミヤマハンショウヅルのほうはほんとうに高山植物みたいですが、タカネハンショウヅル
のほうは標高500mぐらいでも見られるので、タカネとつけるのはどうかな?という感も
あります(^_^;
アケビの実は今年も結構見かけていますが、まだ口には入れてないです。
マキの木…我が家のももしかしたらイヌマキでしょうか。
今度ちゃんと見てみます。
投稿: keitann | 2016-10-05 22:23